革靴のバリエーションを知る。飯野高広の厳選17足!

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取材・文/飯野高広
写真/新澤遥

靴や足にお悩みの女性たちに、靴の選択肢の一つとしてお試しいただきたい「おじ靴」。

初回に引き続き、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」でMCを務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。

さて、今回の「おじ靴リスト」ですが、当初は番外編として連載がもっと進んだ後にご紹介する予定でした。が、初回から多くの反響をいただき「おじ靴の具体例を知りたい」というご要望もあり、それならば!と急遽変更し連載2回目として発表します。

飯野さんおすすめ「おじ靴」17選!

【ご注意】

新型コロナウイルス感染予防の観点から、一時的に店舗が閉まっている場合がございます。御来店・お問い合わせの前に、各メーカーの公式サイトにてご確認をお願いします。

なお、当記事の取材・撮影は2020年3月に行いました。

おじ靴→革靴に呼び方を変えました

「革靴」と文字にすると、紳士靴=男性のものというちょっと遠い存在に感じる方もいるのではと考え、当初連載では親しみやすく「おじ靴」と呼んでいました。初回の本文を読んでいただいた方はご存知だと思いますが、実は連載当初から飯野さんと「おじ靴」という表現は違和感あるよね。と話していました。ただ、他に的確でしかも簡潔な表現を見つけることができず、代わりの名称を模索しながらのスタートとなりました。

連載が進むにつれその違和感がふつふつと大きくなり、番外編での座談会や靴のイベントで実際の声を聞くことで、改めて「おじ靴」という呼び名ってどうなの?と立ち返りました。今の時点ではまだ完全に相応しいと感じる呼び名を探し出せてはいませんが、第6回からは「おじ靴」という呼び方をやめ、デザインにある程度以上のドレス性と古典性を有し性別も気にせず履ける靴の総称として「革靴」を用いてみようと思います。ただし、私達が気付いていないだけで、もっと相応しい呼称があるかもしれません。皆さんのご意見を賜りたく、SNSなどでお気軽にご意見いただけたら嬉しいです!

※連載名とタイトルは「革靴」と変更しましたが、第5回までの本文ではそのまま「おじ靴」と記載しています。

早速ですが良き例、お見せします!

鳴り物入りで始まったこの「おじ靴」連載。第一回が予想を遥かに超える反響をいただき、私だけでなく編集のスタッフも驚いている。ここに読者の皆様に厚く御礼申し上げ、引き続きのご笑読並びに建設的なご意見・ご提案等をお願い申し上げたい。読者の皆さんとあれこれ考えつつ回を進めたい。

でだ、「おじ靴」のあれこれを深く、でもなるべく平易に解説する前に……やっぱり「良質な『おじ靴』の具体例」を、色々ご覧いただいた方が、話が早い! という事で、今回は私・飯野がお勧めするものを靴メーカーごとにピックアップしてご紹介申し上げたい。

一言で「おじ靴」と申しても、案外バリエーションが豊かなことに驚き、かつ喜んでいただけるのではないだろうか。

なお、それぞれの靴については価格だけでなく、「ヒール高さ(編集部調べ)」「底材の種類」「底の付け方」についても最後に記載した。最初の「ヒール高さ」は女性が靴を買う際に必ずチェックする重要ポイントであるのとは対照的に、男性は全く気にしない数値であることは知っておきたい。メンズの靴は乗馬ブーツのような特殊なものを除き、この百年はヒールの高さが2.5cm±0.7cm程度に納まっているからだ。それ以外の項目は別の回で詳しく紹介するのでしばらくお待ちあれ!

SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)

日本のビジネスパーソンの足下を長年支え続けるブランド。堅牢なグッドイヤー・ウェルテッド製法での底付けや高品質な革の選択、更には良心的な価格設定など、こだわるポイントはレディスとメンズとで何ら変わらない。従来のものに加え、ご覧のようなクラシックなラウンドトウのモデルもこの春から加わり、より幅広い層のファンが付くこと確実だ!

Raffine L-149(外羽根式Uチップ)

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アッパーに用いた「ヨーロピアンBOXカーフ」は、国内外の著名な「黒の紳士靴」がこぞって採用する永遠の定番。これをややカジュアルなUチップに仕上げると汎用性が俄然高くなる。甲にモカシン縫いが施されたローファーと同様に、サラッと気楽に履きたい。

●ヒール高さ2.3cm
●レザーソール(つま先ゴム)
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

Raffine L-149」¥35,000+税/スコッチグレイン銀座本店

Raffine L-148(内羽根式パンチドキャップトウ)

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フォーマルシューズ的要素の濃いデザインだが、アッパーがこのようなボルドー色になると華やかな印象に。この「ベガノカーフ」も高級紳士靴ではお馴染みのフランス製の革だ。レザーソールだがメンズに比べソフトに仕上げているので、決して硬い履き心地ではない。

●ヒール高さ2.3cm
●レザーソール(つま先ゴム)
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

Raffine L-148」¥35,000+税/スコッチグレイン銀座本店

JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)

嘗て「英国靴の良心」と謳われたChurch’sの創業家が現在では経営し、その正統的継承者と呼ぶに相応しい靴メーカー。レディスでもブリティッシュトラッドど真ん中の清楚で落ち着いた靴を作り続けてくれている。イギリスに工場こそあれど部材製造は海外に委託する企業も多くなる中、今日でも英国内の自社工場で一貫製造する稀有な存在でもある。

LORA(外羽根式プレーントウ)

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性別に関係なく、黒のプレーントウは一足持っていて絶対に損はしないが、これは正に「ザ・スタンダード」と呼ぶに相応しい飽きの来ない一足。しかも一見レザーソールと見間違うかのような薄手のラバーソール仕様なので、コーディネートできる服の範囲も広い。

●ヒール高さ2.5cm
●ラバーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

LORA」¥63,000+税/ジョセフ チーニー(ブリティッシュメイド 銀座店)

MILLY(内羽根式フルブローグ)

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同じフルブローグ(ウィングチップ)でも内羽根式になると、華やかさが増してくるので不思議だ。”CONKER(栃の実)”と言う名の濃過ぎず薄過ぎない絶妙なブラウンは、経年で「自分の色」に変化してゆく。つま先のメダリオン(穴飾り)の模様も何とも魅力的!

●ヒール高さ2.5cm
●ラバーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

MILLY」¥63,000+税/ジョセフ チーニー(ブリティッシュメイド 銀座店)

plus by chausser(プリュス・バイ・ショセ)

シューズデザイナー・前田洋一氏が手掛け恵比寿に直営店を構える日本のブランド・Chausser。その中で紳士靴と同様の構造とデザインを有するシリーズがplus by chausserだ。
マニッシュながら気分がどこか安らぐ、暖かみがあり飾り立てない作風は、以前から一定の女性層の熱い支持を集めている。アッパーの革への優れた選球眼でも評価が高い。

PC-575(チャッカブーツ)

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このブランドの看板商品と言えるブーツ。アッパーに用いた素仕上げのコードヴァンは、履き始めこそ取り扱いに注意が必要だが、経年で履く人それぞれの飴色に変化して行くのが大きな魅力だ。ハーフラバーソール仕様なので見た目の美しさと耐滑性も両立している。

●ヒール高さ2.9cm
●ハーフラバーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

「PC-575」¥93,000+税/プリュス バイ ショセ

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上が新品。下が経年の一例。どのように変化するかは履く人の扱い方で大きく変わるので、文字通りの「自分だけの一足」になる。

PC-5053(ボタンアップブーツ)

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十九世紀末に欧米で大流行したボタンアップブーツをこのブランド流に解釈した一足。ジッパーなどを付けずに開閉をボタンのみで行うストイックな仕様にデザイナーの心意気を感じる。明るめのブラウンのアッパーなので、ブーツであっても春夏に余裕で履ける。

●ヒール高さ4.5cm
●レザーソール
●土踏まずより前:グッドイヤー・ウェルテッド製法、土踏まずより後ろ:マッケイ製法 

「PC-5053」ボタンブーツ用金具付き ¥56,000+税/プリュス バイ ショセ

Paraboot(パラブーツ)

ラバーソールの靴を非常に得意とするフランスの靴メーカー。コロッとしたシェイプでシーンや天候を気にせず履け、しかもユニセックスなモデルが多いからだろうか、その評価は近年鰻登りだ。因みに同社のラバーソールは自社製造の完全オリジナル品で、これは革靴メーカーとしては非常に珍しいケース。モデル毎に最適化されたものが採用されている。

BARTH F(デッキシューズ)

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春夏に思わず素足で履きたくなる、ヒールの低いデッキシューズ。パラブーツのそれは、フランス海軍に納めていたものを起源とする由緒正しい一足だ。アッパーの革は勿論、対水性に優れた同社オリジナルの「ヴォイルレザー」なので、雨でも気にせずガンガン履きたい。

●ヒール高さ1.7cm
●ラバーソール
●マッケイ(ブレイク)製法

BARTH F」¥27,000+税/パラブーツ青山店

MIRABELLE(チロリアンシューズ)

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同社の代表モデルの一つ、チロリアンシューズの“MICHAEL”のライトバージョン。桜色のスエードだけでなく、ソールとウェルト(アッパーとソールの間の出し縫いが掛かっている部分)まで含めたパステル系の配色が、いかにもフランス靴のセンス満開だ。

●ヒール高さ2.2cm
●ラバーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

MIRABELLE」¥50,000+税/パラブーツ青山店

Tricker's(トリッカーズ)

英国の靴の都・ノーザンプトンでは最古の歴史を誇る靴メーカーで、チャールズ皇太子からロイヤルワラントも授かっている。質実剛健なカントリーシューズ・ブーツがあまりに有名で、デニムやチノーズのようなカジュアルなボトムズに合わせる英国靴として常に真っ先に候補に挙がる存在。それらとは正反対の表情を持つベルベットスリッパでも評価が高い。

L4869(モンクストラップUチップ)

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大き目のシルバーバックルとストラップがアクセントになったUチップ。塊感のあるデザインだからこそ、足元を引き締まった印象に見せる効果は高い。ソールは機能性ラバーソールの元祖とも言える英国製のダイナイトソールなので、雨天時でも快適に履ける。

●ヒール高さ3.0cm
●ダイナイトソール(ラバーソール)
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

L4869」¥75,000+税/トリッカーズ青山店

ANNE(L5679)(外羽根式フルブローグ)

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Tricker’sの代名詞と言うべき外羽根式フルブローグのレディス版。とは言えメンズの同様の大定番モデルに比べ、ブローギング(縫合線の穴飾り)やメダリオン(つま先の穴飾り)の穴が小さく、羽根からつま先までの距離もあるので、気持ち上品な印象に仕上がっている。

●ヒール高さ3.0cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

ANNE(L5679)」¥75,000+税/トリッカーズ青山店

Jalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)

かつては軍靴を製造していたインドネシアの靴メーカーが、世代交代を機に興したブランド。底付けにはグッドイヤー・ウェルテッド製法の起源であるハンドソーン・ウェルテッド製法(詳細は別の回で!)を採用しており、返りに優れた軽い履き心地には定評がある。また、トータルの品質に比べ価格は極めて良心的。おじ靴入門には最適過ぎる存在だろう。

5625(外羽根式ロングウィングチップ)

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ブローギング(縫合線の穴飾り)がかかとまで延びたモデルで、英語のフルブローグと言うより米語の「ウィングチップ」で呼びたいモデル。とは言えメンズの一般的なものに比べると、無骨さではなく華やかな印象が前に出るので、多彩なコーディネートを楽しめる。

●ヒール高さ2.5cm
●レザーソール
●ハンドソーン・ウェルテッド製法

5625」¥32,000+税/ジャラン スリウァヤ(GMT)

98689(ビットモカシン)

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“CASTAGNA”と言う名の栗色が魅力の、スタイリッシュなビットモカシン。コインローファーに比べると、良い意味で背伸びした印象だ。例えばローヒールのパンプスと似た感覚で履き始めるのがお勧めで、経年でそれとのフィット感の違いに驚くこと確実!

●ヒール高さ2.5cm
●レザーソール
●ハンドソーン・ウェルテッド製法

98689」¥34,000+税/ジャラン スリウァヤ(GMT)

Crockett & Jones(クロケット&ジョーンズ)

英国靴の文法を頑なに守りつつ時代性も加味したバランスの良い作品を常に提供する、イギリス・ノーザンプトンの靴メーカーの中心軸。国内外の著名な靴店やブランドのOEM、それにセレクトショップとのダブルネームも多く、「別注王」なる異名を持つほど。メンズと同様の構造やデザインのレディスを昔から多数手掛け、芸の細かい設計で評価が高い。

RUBY(ダブルモンクストラップキャップトウ)

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同じ黒のキャップトウでもレースアップではなくダブルモンクになると、更にマニッシュな印象が強まるのだから不思議だ。このタイプの靴は構造上、足の甲を線(靴紐)ではなく面でしっかり押さえることになるので、特に甲が低い方は良好なフィット感を得やすい。

●ヒール高さ2.0cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

RUBY」¥81,000+税/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店)

FLORENCE(内羽根式キャップトウ)

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内羽根式のキャップトウは黒だとフォーマルな靴の代表だが、アンティーク感の強いこのようなブラウンのものも使い勝手が非常に優れている。赤いシルクリボンの靴紐に注目。このお蔭で靴全体が一気に洗練された印象になり、レディスだからこそ映える名アレンジだ。

●ヒール高さ2.0cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

「FLORENCE」¥77,000+税/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店)

CARMINA(カルミーナ)

地中海西部・マヨルカ島に本拠を構える、英国靴の端正さとイタリア靴の色気を高度に併せ持つ作風に人気の高いスペイン有数の高級靴メーカー。因みに”CARMINA”とは創業者の奥様の名前で、そのためなのか当初からメンズだけでなくレディスにも非常に力を入れており、洗練の度合いの高い作品が多い。アッパーやライニングの色味のセンスも抜群!

1115(外羽根式プレーントウ)

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性別なんて関係なく誰もが一目惚れすること間違いなしの情熱の赤が、シンプルなプレーントウだからこそ引き立つ。ライニングも当然のレッドで、スペインの靴らしい魅力満載の一足だ。これだけ色味にインパクトがあると、コーディネートには逆に困らないはず!

●ヒール高さ2.3cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

1115」¥62,000+税/カルミーナ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店)

1796(サイドエラスティックスリップオン)

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シャープなセミスクエアトウが精悍な印象を醸し出すトレーディングポスト完全別注モデル。サイドエラスティックは脱ぎ履きが容易でフィット感も良好な、欲張りな要望を満たすデザインだ。両脇のゴム布を囲むブローギング(縫合線の穴飾り)のひと手間が冴える!

●ヒール高さ4.3cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

1796」¥62,000+税/カルミーナ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店)

1463(内羽根式キャップトウ)

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7.3cmヒールであるにもかかわらず底付けに敢えて堅牢なグッドイヤー・ウェルテッド製法を採用した、実は超希少な意欲作。アッパーの黒とライニングのオレンジとのコントラストが絶妙だ。フォーマル度の高いキャップトウなので、品格が求められる場でも十分活用できる。

●ヒール高さ7.3cm
●レザーソール
●グッドイヤー・ウェルテッド製法

1463」¥62,000+税/カルミーナ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店)

集めた結果判明した、納得の共通点

今回ご紹介した靴に付いては、私はパッと思い付いたものばかりだったのだが、後々検証してみると偶然ながら幾つかの共通点があったので、ついでながらそれもお話ししておきたい。1つ目は、全ての靴が、アッパーとアウトソールとが糸で縫合され、単に接着剤で貼っただけのものではないことだ。軽さの点では若干劣るが明らかに堅牢で、底の貼り替えも可能なのでお手入れさえ怠っていなければ長年愛用できるのだ。

2つ目は、ほぼ全てが自社工場で製造する「靴の専業メーカー」の作品である点。婦人靴であれスニーカーであれ、今日の靴の大方は実際の靴の製造は下請けの工場に任せてしまっているのが現状で、要は「靴ブランド」に過ぎない。靴が祖業であっても総合ブランドに堕して(と言う表現を敢えて使わせていただく)しまったところも多い中、製造責任と言う意味でも貴重な存在なのだ。

そして3つ目は、2つ目にも絡むが創業者若しくはそれと同様の一家によるオーナー経営の会社のものばかりである点だ。これは短期的な売り上げ重視の姿勢ではなく、長期的な視野で製品開発と供給ができることを意味する。つまりロングセラーを生み出しやすい環境にあるという事だ。

履き方や履く場を自分で考えられる楽しさ

写真右から、「<a href=https://www.tradingpost-online.jp/fs/tradingpost/carmina/ADJ1115001_ROJO target='_blank'>1115</a>」¥62,000+税/カルミーナ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店) 「<a href=http://www.jalansriwijaya.com/collection/001055/ target='_blank'>98689</a>」¥34,000+税/ジャラン スリウァヤ(GMT) 「MICHAEL NOIR」¥63,000+税/パラブーツ青山店 「PC-5053」ボタンブーツ用金具付き ¥56,000+税/プリュス バイ ショセ

写真右から、「1115」¥62,000+税/カルミーナ(トレーディングポスト大阪店、トレーディングポスト青山本店) 「98689」¥34,000+税/ジャラン スリウァヤ(GMT) 「MICHAEL NOIR」¥63,000+税/パラブーツ青山店 「PC-5053」ボタンブーツ用金具付き ¥56,000+税/プリュス バイ ショセ

とかなんとか色々話したが読者、特に女性の読者の方々は今回の記事で何かが足りない……と怪訝な顔をされているのが、実は既に私の目に浮かんでいる。そう、これらの靴の服とのコーディネートの例だ。でも、これは確信犯! 要は今回ご披露したものは全て、「こう履かなくてはいけない」なんて野暮なことは考えなくて良いものばかりだからだ。

前の回にも書いたが、「おじ靴」は装いに対してブランドやデザインに引き寄せられるような受け身の姿勢から、自身の方にアイテムを引き寄せる積極的な姿勢に、言わば簡単に大逆転を可能にする存在。各人各様の履き方を想像し楽しんでいただくため、敢えて無味乾燥な靴だけの写真ばかりとしたことを、どうかご理解いただければと思う。

という事で次回から、いよいよ「おじ靴」を選ぶ際に気にしたいポイントを様々な観点で探究して行こう。

ーおわりー

<お問い合わせ先>
※新型コロナウイルス感染予防の観点から、一時的に店舗が閉まっている場合がございます。御来店・お問い合わせの前に、各メーカーの公式サイトにてご確認をお願いします。
スコッチグレイン銀座本店 (☎︎03-3543-4192)
トリッカーズ青山店 (☎︎03-6805-1930)
トレーディングポスト青山本店 (☎︎03-5474-8725)
トレーディングポスト大阪店 (☎︎06-6251-1244)
パラブーツ青山店 (☎︎03-5766-6688)
ブリティッシュメイド 銀座店 (☎︎03-6263-9955)
プリュス バイ ショセ (☎︎03-3716-2983)
GMT  (☎︎03-5453-0033)

公開日:2020年5月1日

更新日:2021年10月14日

Contributor Profile

File

飯野 高広

ファッションジャーナリスト。大手鉄鋼メーカーで11年勤務した後、2002年に独立。紳士ファッション全般に詳しいが、靴への深い造詣と情熱が2015年民放テレビの番組でフィーチャーされ注目される。趣味は他に万年筆などの筆記具の書き味やデザインを比較分類すること。

終わりに

飯野 高広_image

ご紹介する靴を集めていて改めて感じたのは、「おじ靴のバリエーションの広さ」だ。スタイルそのものは紳士靴と「同じ」はずなのに、色味やヒールの高さや形状などなど、実はもうとっくにそれを抜き去っている!
なお、敢えて省略した服との合わせ方については、今回採り上げた靴を扱っているお店の方のアドバイスも大いに参考になるだろう。例えば、クロケット&ジョーンズとカルミーナを取り扱うトレーディングポスト大阪店には、この道の超・エキスパートの女性店員さんがいらっしゃる。コーディネートも含めてインスタグラムでも積極的に情報発信してくれているので、是非とも頼りにすべし!!

Instagram「tradingpost_ladies」▶︎
https://www.instagram.com/tradingpost_ladies/

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