六十一種名香とは?

由緒正しく、香りのよい最上級の香木のことを「名香」と呼び、その中でも八代将軍 足利義政の命により、志野流香道の始祖である志野宗信、御家流香道 三条西実隆が選んだ香のこと。日本の香道における規範的な存在として尊重されている。
内訳は、法隆寺・東大寺(蘭奢待)・逍遥・三芳野・紅塵・枯木・中川・法華経・花橘・八橋・園城寺・似・不二の煙・菖蒲・般若・鷓鴣斑・青梅・楊貴妃・飛梅・種島・澪標・月・竜田・紅葉の賀・斜月・白梅・千鳥・法華・臘梅・八重垣・花の宴・花の雪・名月・賀・蘭子・卓・橘・花散里・丹霞・花形見・上薫・須磨・明石・十五夜・隣家・夕しぐれ・手枕・有明・雲井・紅・泊瀬・寒梅・二葉・早梅・霜夜・七夕・寝覚・東雲・薄紅・薄雲・上馬の六十一種。

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時代を超えて人々を魅了する香りとは?

当連載では、パリを拠点とする本格的な香りのスクール「サンキエムソンス ジャポン」の代表兼講師であり、香水・ルームフレグランスなどの香り製品の開発、コンサルティングを手掛ける香り風景デザイナーの小泉祐貴子さんが、「本物の香りを見極めるために」をテーマに香り(フレグランス)にまつわるさまざまなことを解説していきます。

今回は、本質的な香りの特質を識るため、香水の語源や宗教との関わり、歴史に残る美女たちが使っていたフレグランスなどをご紹介していただきました。

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「いま、ウッディな香りが面白い」渡辺佳子×小泉祐貴子 LIVE対談レポート 〜ウッディ系フレグランスの変遷と、いま注目の香りアイテム〜

香り風景デザイナー・小泉祐貴子さんによるフレグランス連載【本物の香りを見極めるために】の特別企画として開催したオンライン対談をレポート。「日本フレグランス大賞2020」で審査員を務め、美容業界の第一線で活躍されている美容ジャーナリストの渡辺佳子さんをお迎えし、ウッディ(=樹木)系の香りをテーマに対談を行いました。

この直近、改めてウッディ系フレグランスの動きに目が離せないという渡辺さん。長く男性向けだと思われていたウッディの香りが、女性からも支持を集めていきそうだというのです。いったいどんな進化をし、どうしていま惹かれるのでしょう?

今回は、そんなウッディ系フレグランスをとりまく背景をはじめ、ウッディノートの解説、メンズフレグランスにおけるウッディの歴史から現在の使われ方などを実例をお見せしながらお話しいただきました。トーク後半では、渡辺さんがいま気になるオススメの最新ウッディアイテムもご紹介しています。

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