ヘンリープールとは?

ヘンリープール(Henry Poole & Co)は、1806年にリネン商として創業した、イギリス・ロンドンのサヴィル・ロウ(Savile Row Street)最古の仕立て屋。創業以来、同族経営によって伝統を受け継ぎ、その質の高さ、知名度からヴィンテージでも高額で取り引きされている。
1976年にエリザベス女王からイギリス王室御用達(ロイヤルワラント)の称号を授与された。日本人の著名な顧客には昭和天皇、吉田茂元首相、白洲次郎など多岐に渡り、1923年には宮内庁御用達にも認定された。皇太子時代の昭和天皇からの書状が本店に展示されている。

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「70年前のイギリス製革靴」との出会いが開いたヴィンテージへの扉_image

「70年前のイギリス製革靴」との出会いが開いたヴィンテージへの扉

人もモノも、積み重ねてきた年月によって得られる魅力が必ずある。この連載ではロンドン在住の渡邉さんにイギリスのヴィンテージ事情をレポートしていただく。現在25歳の渡邉さん。本記事では彼がヴィンテージのウェアや革靴に魅力を感じる理由について伺った。(本記事では、ヴィンテージとは長い年月を経て味わいがでたファッションアイテムとする)

後世に残したいヘンリープールの燕尾服。秘められたストーリーを紐解く_image

後世に残したいヘンリープールの燕尾服。秘められたストーリーを紐解く

ロンドン在住の音楽家、渡邉さんがイギリスのヴィンテージ事情をレポートする本連載。今回は燕尾服を紹介します。演奏で使用する燕尾服を探して見つけたのは、サヴィル・ロウ最古のテーラー「ヘンリー・プール(Henry Poole)」の名品でした。

セルフサンプリングするカーデザイン「LAND ROVER DEFENDER」_image

セルフサンプリングするカーデザイン「LAND ROVER DEFENDER」

2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーで選考委員を務め、『10年10万キロストーリー』をはじめとするクルマに関する数々の著書を執筆、国内外のモータースポーツを1980年代後半から幅広く取材されている自動車ジャーナリストの金子浩久氏。当連載では、金子氏が「99%のクルマと、1%のクルマ」をテーマに、過去・現在・未来のクルマについて解説していきます。

今回は、イギリスの自動車メーカーLAND ROVERのDEFENDER(ランドローバー・ディフェンダー)について。

クルマが進化していく中で、カーデザインが果たす役割とは?ディフェンダーのデザイナーである、ジェリー・マクガバン氏がインタビューで語った言葉とともにお届けします。

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20世紀に作られたヴィンテージシューズに隠された、職人のこだわりと時代の繋がり

世の中には、「ヴィンテージ」という形容詞を付与されたモノがたくさんある。家具、ワイン、楽器、ジュエリーなどは聞いたことがあると思うが、革靴はどうだろうか?

19世紀後半から20世紀後半に作れられ革靴を「ヴィンテージシューズ」と呼ぶことが多く、英国を中心にコレクションを楽しんでいる人がいる。

今回紹介するコレクション・ダイバーは、ヴィンテージシューズを集めている25歳の渡邉耕希さん。現在、25足以上のヴィンテージシューズを所有しており、その数は今も増え続けている。
しかし、なぜ20代の青年が、50年以上も昔の革靴を集めているのか?

その謎を知りたくて、渡邉さんを尋ねてみた。

紳士の装いを支えてきたハットの王様。シルクトップハットの歴史と美しさ_image

紳士の装いを支えてきたハットの王様。シルクトップハットの歴史と美しさ

英国には伝統的な装いを纏う機会(行事)がいくつかある。ロイヤルアスコットもその一つ。イギリス王室主催の由緒正しいイベントらしく、紳士淑女たちはドレスアップして競馬の祭典を盛り上げる。

その紳士の装いに欠かせないのがトップハット。中でもひときわ歴史の古いシルクトップハットは、気品ある光沢で紳士の装いを支えてきたハットの王様だ。

ロンドン在住の若き音楽家、渡邉さんもその美しさに魅了されたそう。

古びた靴に新たな未来を。ロンドンの靴職人たちが魅せる美しき技_image

古びた靴に新たな未来を。ロンドンの靴職人たちが魅せる美しき技

イギリスのヴィンテージ事情をレポートしていただく本連載。今回はロンドンに根を張る日本人靴職人に、ヴィンテージシューズの修理を依頼した様子を紹介していただきます。週末ともなればアンティークマーケットが日常的に開かれているロンドン。しかし、意外なことにヴィンテージの洋服を安心して預けられる職人は少ないようです。

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「ボヘミアガラス」って知ってる? 〜チェコの宝石みたいなガラスとの出会い〜

「ガラス」とひとことで言っても世の中には様々なガラス製品があります。世界のガラスを求めてたどり着いたチェコ雑貨の専門店「チェドックザッカストア」。そこで巡り会ったのは「宝石のようなガラス」でした。
今企画は3回に渡り、チェドックザッカストアの店主、谷岡さんにチェコのガラス製品の魅力とチェコ文化を伺います。第1回は、チェコ雑貨を語る上で欠かせない「ボヘミアガラス」。あまり聞き馴染みのないこのガラス、「ボヘミアガラス」って一体なんだろう?