生地重量とは?

生地の重さを表すのに「g」または「gms」の単位で表記されることが多く、1平方メートル当たりの生地の重さのこと。同時に「oz」(オンス)の単位も併記される場合が多い。あくまで目安でしかないが、200~240gが夏物、240~280gが真夏を除く3シーズン物、280g以上が秋冬物というのが基準。たとえ重さがあっても、強撚糸やブレンドする糸の種類によって夏向けの素材というのもあるので注意したい。例えば、生地重量が250gの場合は、3シーズンに対応した重さということだ。

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インタビュー第5弾は、Sartoria Raffaniello(サルトリア・ラファニエッロ)代表、テーラーの東徳行(ひがし のりゆき)さんを訪ねました。
ストラスブルゴの専属テーラーとして、その名を知る読者も多いと思います。是非彼に誂えてもらいたいというファンを世界中に持つ、人気の職人です。
そんな氏が遂に独立し、先月10月、大阪・北浜の船場ビルディングにビスポークテーラーをオープンされました。
今回のインタビューでは、ストラスブルゴで展開していたレーベル「Sarto Domenica(サルト・ドメニカ)」ではなく、ラファニエッロを屋号にした背景や、職人同士の横の繋がりに触れながらも、人となりを中心にお話を伺いました。
芸術大学を卒業し、リングヂャケットに7年間勤め、本場ナポリでの修行を経て、ストラスブルゴの専属テーラー、そして独立へ。いかにも順風満帆に見える、その裏側にもフォーカスし、センスの根源を探っていきたいと思います。私自身の経験や思いと重なり、話に耳を傾けながら涙腺が緩むのは、初めてのことでした。

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