タッセルスリッポンとは?
靴紐を結ばずに脱ぎ履きできるスリッポン(slip-on)にタッセルと呼ばれる房飾りがついたデザインの靴。
タッセルローファーとも呼ばれるが、厳密に言うと仕様によって異なった呼び名になる。靴先にU字形のモカシン式の縫い目や、甲部分にベルトが付けられているデザインが特徴的。1948年イギリスの老舗靴メーカー・オールデン(Alden)によって初めて製造され、その後ブルックスブラザース(Brooks Brothers)が1957年に製作し、アメリカの東海岸で大流行となる。学生時代にコインローファーを履いていた人たちが「ビジネスマンになってもローファーを履きたい」という思いから愛用されたことが人気の理由。