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Vintage T-shirts: 500 Authentic Tees from the '70s and '80s

Carlton Books Ltd 2008年

Tシャツ好きにはたまらない一冊

Vintage T-shirtsは、あらゆる形態のTシャツへの強い愛と、それらが蘇らせるノスタルジックな記憶に敬意を表しています。取引されたり、恋人にあげたり、ボロボロになるまで着たり、カスタマイズしたり、切り刻んだりしたTシャツは、今日では子供からお年寄りまで誰もが着ることのできる、どこにでもある衣類のアイテムです。

この本では、音楽、テレビ、映画、広告、スケートやサーフィン、エンターテイメントなど、ポピュラーカルチャーの世界を視覚的に旅することで、Tシャツを長く愛される定番アイテムにしています。さらに、Tシャツファンやマニアのコレクションやバックストーリーを紹介する見開きのコレクタープロフィールも掲載されています。

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Tシャツから紐解くグレイトフル・デッドと60年代音楽カルチャー_image

Tシャツから紐解くグレイトフル・デッドと60年代音楽カルチャー

アーティストの世界観がアートワークとして反映されているバンドTシャツ。かつて、Tシャツをファン自ら作り出し、アーティストと一体となって楽しむというカルチャーが存在した。

今回は60~70年代を中心に活躍したロックバンド「グレイトフル・デッド」のファンが作り出したバンドTシャツカルチャーについて、湘南・江ノ島の古着屋「ACE GENERAL STORE」の店長YOTAさんに語っていただいた。

1950s〜1970sに全盛期を迎えた刺繍芸術。チェーンステッチを知る_image

1950s〜1970sに全盛期を迎えた刺繍芸術。チェーンステッチを知る

「チェーンステッチ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。デニムの裾上げにこだわる人なら、一度は耳にしたことがあるかもしれません。

今回は、チェーンステッチを用いた刺繍のバリエーションを、ステッチ全盛期の古着をもとに紐解きます。

フランス発のヴィンテージ古着から定番のマリンルックを探る_image

フランス発のヴィンテージ古着から定番のマリンルックを探る

1970年代のブーム以降、夏のスタイルとして定着している「マリンルック」。海辺に相応しいファッションや、水兵をモチーフにした服装を指し、ボーダーやセーラーカラーなど、船員や水夫などが着る特徴的なデザインを活用したアイテムが多いです。今や世界中で定番になっているスタイルですが、その中でも本場といわれているのがフランス。今回は、そんなフランスのマリンルックを中心に、夏におすすめのヴィンテージアイテム「バスクシャツ」「セーラーシャツ」「エスパドリーユ」を紹介します。

最高のコミュニケーションツールであり、宝物でもある。バンドTシャツは、単なるお土産じゃない。_image

最高のコミュニケーションツールであり、宝物でもある。バンドTシャツは、単なるお土産じゃない。

近年、バンドTシャツの人気が再燃している。


たとえば、セレクトショップが古着のバンドTシャツを新品と混ぜて並べたり、多くのブランドが古着をリメイクしたバンドTシャツをリリースしている。その影響もあって、これまで以上にバンドTシャツの値段が高騰。球数が減り希少性も上がっているらしい。


だが、バンドTシャツと言えば、そもそもお土産のようなもの……と思っている方も少なくはないはず。そこで、音楽とミュージシャンをこよなく愛し、自身でもバンドTを蒐集しているという古着屋「STRANGER」のオーナー・岩尾修平さんにバンドTシャツの魅力を語って頂いた。

ボウリングシャツに刺繍やワッペンが施されている理由_image

ボウリングシャツに刺繍やワッペンが施されている理由

こんにちは、54Brokeオーナーの成田です。A-2、タウンクラフトに続いて今回はボウリングシャツを紹介します。

ボウリングシャツというと、ボウリングを嗜んでいる人が着ているシャツ。このような説明がもっともシンプルでしょう。

では、いつどのようにボウリングシャツは現在のデザインに落ち着いたのでしょうか。本日はそんな目線でボウリングシャツをご紹介します。

伝説の古着屋の系譜。モノではなく、カルチャーを売る店「STRANGER」_image

伝説の古着屋の系譜。モノではなく、カルチャーを売る店「STRANGER」

「古着」の魅力とはなんだろうか? その答えは一様ではないし、世代によっても異なる。


たとえば、その洋服が生まれた国が好きなのかもしれない、周りとは違う珍しい服を着たいのかもしれない、はたまた異国の文化が生み出した着物にロマンを感じるのかもしれない。


初めてオールドのデニムに価値を見出したのは日本人だと言われているが、いわゆる「ヴィンテージ」を定義すると、古くて希少かつ、生まれた当時の文化を映し出す貴重な資料ということができる。

お店の内装はすべてDIY。“個人商店”の魅力を発信し続ける十条の古着屋「PEG」_image

お店の内装はすべてDIY。“個人商店”の魅力を発信し続ける十条の古着屋「PEG」

北区・十条には、街の人たちから愛されている古着屋がある。


お店の名前は「PEG(ペグ)」。この地に根を張り、早10年。オーナーの冨田広志さんは、古着を愛し、個人商店を愛し、そしてこの街を誰よりも愛している熱い人物だ。

サーファー視点で考察する「ペンドルトン ウールシャツ」の機能性_image

サーファー視点で考察する「ペンドルトン ウールシャツ」の機能性

ブランケットやウールシャツを販売するペンドルトン。知名度の高いブランドだが、実はサーファー達のマストアイテムとして愛されていたことはあまり知られていない。

なぜサーファーに愛されることになったのか。茅ヶ崎の古着屋「STONE FREE」のオーナーであり、サーファーでもあるTAKAさんが語る。

卸は通さず、通販もしない江ノ島の古着屋「ACE GENERAL STORE」。大事にしていることは、「時代と感性、そして仲間」。_image

卸は通さず、通販もしない江ノ島の古着屋「ACE GENERAL STORE」。大事にしていることは、「時代と感性、そして仲間」。

観光客で賑わう湘南・江ノ島。そのど真ん中に一風変わった古着屋がある。

平日でも沢山の人が訪れる商店街から1本道を入ると、日本離れしている建物が目に入る。非日常への一歩を踏み出すかのように扉を開けると、木が基調となった店内にはレコードが流れており、温かみを感じる電気が灯っている。

TOWN CRAFT(タウンクラフト)とアメリカ、その強固な結びつき_image

TOWN CRAFT(タウンクラフト)とアメリカ、その強固な結びつき

アメリカに精通した古着屋のオーナーが、アメリカの空気感を反映したストア系ブランド「TOWN CRAFT(タウンクラフト)」について振り返る。

目指すは洋服が循環する社会。茅ヶ崎の古着屋「STONE FREE」を営むサーファー夫婦が伝えたいメッセージ_image

目指すは洋服が循環する社会。茅ヶ崎の古着屋「STONE FREE」を営むサーファー夫婦が伝えたいメッセージ

湘南の中心に位置する神奈川県・茅ヶ崎市。

1年を通して海からの温かい風が吹くシーサイドタウンは、サザンオールスターズや加山雄三、ブレッド&バターなど著名な歌手たちを生み出したことで知られている。また、70年代から始まったジャパンサーフカルチャーの発祥の地としても有名だ。

そんな茅ヶ崎の街に、サーフカルチャーの色を強く感じさせる古着屋「STONE FREE」はある。地元の人に人気の飲食店や雑貨屋が立ち並ぶ茅ヶ崎・一中通りの途中、ビーチまでは徒歩で数分という絶好のロケーション。

40年来のコレクターから古着屋に転身。恵比寿の古着屋「54BROKE」が受け継ぐ「当たって砕けろ」の精神_image

40年来のコレクターから古着屋に転身。恵比寿の古着屋「54BROKE」が受け継ぐ「当たって砕けろ」の精神

恵比寿ガーデンプレイスを抜け白金方面に少し歩いた閑静な住宅街の中に、コレクター垂涎のヴィンテージ古着を扱うショップがある。

リーバイスのデニムジャケット、Ralph Lauren(ラルフローレン)のドロップ品に、ヴィンテージのハワイアンシャツ。普通の古着屋なら、手の届かない壁面上部にあるようなアイテムが「54BROKE」には所狭しと置かれている。