懐かしのSF・ホラー名画座〈海外出張所〉
日本では手に入らない昔のB級SF・ホラー映画の数々、ビデオパッケージにてご紹介します。基本、日本未公開の作品です。字幕なし、モノによっては画質もB級、それでも発掘せずにはおれません!
Museum of omaharuge102
日本では手に入らない昔のB級SF・ホラー映画の数々、ビデオパッケージにてご紹介します。基本、日本未公開の作品です。字幕なし、モノによっては画質もB級、それでも発掘せずにはおれません!
不気味な獣人 The Unearthly
大怪獣バラン〈海外版〉 Varan, The Unbeliebable
死霊の夜 Night of the Ghouls
ネス湖の秘密 The Secret of The Loch
密林のマンモス The Jungle
悪魔の実験島 She Demons
フランケンシュタインの娘 Frankenstein's Daughter
巨龍の惑星 King Dinosaur
キャンパスの怪物 Monster on the Campus
ヒマラヤの獣人 Man Beast
生気を吸う女 The Leech Woman
空飛ぶ怪蛇 The Flying Serpent
怪物の船 Ship of Monsters
宇宙獣人の侵略 Invasion of The Animal People
地底の泥人間 The Slime People
オルラック氏の手 The Hands of Orlac
未知の恐怖 Unknown Terror
宇宙の叛乱 Munity in Outer Space
姿なき恐怖 The Invisible Terror
江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間 Horrors of Malformed Men
パイドラス・ブランカスの怪物 The Monster of Piedras Blancas
地球が凍りついた日 The Day The Earth Froze
モラ・タウのゾンビ Zombies of Mora Tau
地球が炎に包まれる日 The Day the Earth Caught Fire
未知の巨人 Giant From The Unknown
地獄から来た怪物 From Hell It Came
不吉な港 Port Sinister
人狼 The Werewolf
不死の怪物 The Undying Monster
サイクロプス The Cyclops
本邦未公開の作品です。
B級SFやホラーの常連俳優となってしまったジョン・キャラダインが実験で結果的に獣人のような怪物を作り出してしまうマッド・サイエンティストを演じ、エド・ウッド映画の常連トー・ジョンソンが博士の手下役。オマケにヒロインが「妖怪巨大女」のアリソン・ヘイズとくりゃあ、これはダメダメ映画のフルコンボ、役満でアガリですね~w
※タイトルに関して思い違いがあったので修正しました。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/XYecZ4tB5mE
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登録日:2019/12/15
日本の怪獣映画の海外版というと、現地の原語で吹き替えただけのものが多いですが、アメリカでは多少異なります。日本版を再編集した上でアメリカの俳優を使ってシーンを撮り足してアメリカ映画にするんですね。有名なのは一作目の「ゴジラ」を「怪獣王ゴジラ」として公開した例でしょう。日本でも逆輸入されて劇場公開されました。
本作はというと、元々アメリカのTV向けとしてオファーがあった作品で、この海外版も日本人の出演者のシーンをごっそりカット、「恋人の日本人の村娘に会いに来た米国海軍の司令官が怪獣に遭遇、自衛隊にアドバイスを送る」という内容になってます。
主人公と自衛隊を繋ぐ連絡役として日系人が自衛隊員を演じ、流暢な日本語を話してます。アメリカ映画に出て来るこの手の日本人というと、怪しい日本語を話すアジア系の役者が登場する事が多いので、それから比べたら文句の付けようがないキャスティングです。
ただ、惜しいのはその日系人が無線機から聞こえる別の自衛隊員の声も兼任していて、本来なら「全艦、全機、発進セヨ!」と言うべきところを「軍艦ヲ全部出セ! 飛行機モ、ミナ飛バセ!」と、意味は分かるけど…もう少し頑張りましょうね、というシーンがある事位でしょうか。
#海外盤 #SF #ホラー
https://youtu.be/D-rKQtzboFw
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登録日:2019/11/19
史上最低の映画監督と言われるエド・ウッド、最後の監督作品となった“幻の”映画が本作です。なぜ幻かというと、借金のカタにフィルムが没収されていたたからなんですw 陽の目を見たのはずっと後の事です。この作品はつまらないので日本盤は発売されないでしょうww
ストーリーは簡単。人を騙して金儲けをしているインチキ霊能力者が、かつて殺した死霊達に地獄へ送られるというお話。エド・ウッド作品に欠かせない巨漢の元プロレスラー、トー・ジョンソンもちゃんと下男役で出演してます。
相談者を騙すシーンではシーツを被っただけの幽霊役が現れたり、空中に浮いたラッパが鳴ったり、よくこれで騙せるなというチープな場面で頭を抱えたくなりますww
インチキ霊能力者役で主演のケニー・ダンカンという人は、戦後の日本で「西部の早射ち男」として巡業していたそうです。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/VISP8aYe-o0
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登録日:2019/11/20
ネッシーを題材にした映画では世界初のイギリス製作の作品です。原題を直訳すれば「湖の秘密」ですが、邦題を付けるなら「ネス湖の秘密」の方がいいんではないでしょうか。
裏ジャケにもある所謂「外科医の写真」が公表されたのが1933年。この映画が作られたのが翌年、つまり戦前という事です。話題になって直ぐに公開されたんですね。驚きです。今も昔も話題となった出来事にすぐに喰い付き、儲けようとする人はいるものですw
肝心のネッシーの描写ですが、イグアナをアップで撮って合成しただけです。名作「キングコング」の公開の翌年でもあって、特撮面では技術的にも難しかったでしょうし、それは仕方ないですね。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/kXmse5E57RI
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登録日:2021/1/3
原題の「ジャングル」では内容が伝わりません。内容からすると「密林のマンモス」辺りの題が適当かと思われます。
インドのお姫様がジャングルを探検するお話。こういう「秘境を探検する」というジャンルの映画では大抵探検隊は少人数で描かれますが、この映画の場合、お姫様だけあって家来を何十人も引き連れての、まるで大名行列のような大集団なのが珍しい。
主人公は姫に雇われた白人の探検家で、彼が先導してジャングルの奥地へと進んで行きます。と、そこに現れたのがマンモスという訳。マンモスはインド象に毛皮を被せてるだけで、象は演技出来ません。なので話を盛り上げるにはマンモスに遭遇した一行のリアクション頼りになります。驚き、パニクって右往左往する一行。マンモスに攻撃を仕掛けますが混乱してるので姫の近くに手榴弾がポトリ。主人公は姫を庇って爆死してしまうのでした。
姫に仕える大臣役には当館で展示済みの「燃える大陸」やTV版バットマンのジョーカー役、それに日米合作映画「緯度0大作戦」でお馴染みシーザー・ロメロが扮しています。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/FZBndQIcAFM
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登録日:2019/11/22
原題からすると「女悪魔」って事になりますがそれでは意味不明。内容から「悪魔の実験島」と勝手に付けました。
遊覧船が嵐で難破し、船長と三人の乗客は命からがら南海の孤島へ。一行は海岸で不気味な醜い顔の女の死体を発見しますが船長が何者かに殺されます。残った三人は島の奥へと分け入ると、その島にはナチス・ドイツの残党が潜伏しており、それだけでなく島で行われたナチスの科学者の実験が失敗、科学者の妻が爆発で顔に大やけどを負ってしまっていて、その治療のため、人体実験目的で何人もの女性が攫われて監禁されていたのでした。海岸で見付けた死体は人体実験の被害者だったんですな。その顔が醜くなった被害者は増える一方です。
攫われた女性たちは粗末なビキニ姿で暮らしており、ナチの軍人が監視しています。不思議なことに彼女らは逃げられないと諦めたのか、ドンドコドンドコとドラムでリズムを取って一心不乱に踊ったりしております。どこかの原住民のようですw 醜い顔となった女性たちも特に狂暴になるでもなく、精々檻から逃げ出してジャングルをうろうろする程度。
話をはしょると、ラストは主人公達から連絡を受けた軍隊による爆撃でナチの一団は全滅して万歳メデタシメデタシ…ん? 監禁された被害者の女性たちは?? 説明がないですけどおそらく一緒に死んじゃったんでしょう…。 呑気に喜んでる場合じゃないと思うんですけどね。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/w82Uhk2v5Y4
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登録日:2019/11/21
メアリー・シェリーの「フランケンシュタイン」の時代設定は20世紀初頭ですが、この映画は制作された当時(1950年代)が舞台です。
フランケンシュタイン博士の研究を引き継いで人造人間を作ろうとする男が登場します。彼が助手を務める科学者は真面目で、まさか自分の助手がそんな野望を持っているとは思いもよりません。科学者の姪の高校生が助手に狙われます。助手は人間を凶暴にする薬も開発しており、その姪を実験台にするのでありました。薬を投与された彼女は醜い姿となって徘徊します…って、これがタイトルの怪物でないからややこしい。
薬の効果は一時的。すぐに彼女は元通りに。結局何のために登場させたか分からないw 怪物を出すまでの繋ぎでしょうかw
で、助手は姪の友達を車で轢き殺し、その遺体を甦らせようとするのが本筋です。ジャケットの二つの顔、左が姪っ子が変身した顏、右が殺されて怪物となって甦る友達です。結局フランケンの娘は登場せず。なんだかなぁ…w
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/6fyps2YagNs
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登録日:2019/11/27
タイトルを直訳すれば「恐竜王」ですが、内容から「巨龍の惑星」としました。日本では未公開なので自由に邦題が付けられるのは面白いですね。
恐竜が出て来る映画というと、原始時代が舞台だったり(原始人がいる時代に恐竜がいるのは強引ですが)人類未踏の秘境だったりしますが、本作は惑星に調査に向かった宇宙探検隊が恐竜と遭遇するお話。地球そっくりな星というのもご都合主義ではありますがw
監督は以前紹介した、「巨大○○映画」を多く撮った「Mr.BIG」ことバート・ゴードン。恐竜のシーンは低予算にありがちな、「紀元前100万年」から流用されてますw 「紀元前~」は他にも多くの恐竜映画に使用されておりますよ。汎用性が高いなぁ。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/FQBjnBUIYC0
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登録日:2019/11/27
大学のキャンパスに類人猿のような怪物が現れる、というお話。怪物の正体はシーラカンスを研究している教授で、傷口からシーラカンスの血液が入って先祖返りを起こした結果です。
何億年も姿を変えぬシーラカンスの血液には生物を一時的に昔の姿に変える働きがあるという強引な設定には無理がありますなw シーラカンスに着地したトンボも古代のムカシトンボに変身しちゃいますし。
ドラマ「サーフサイド6」で人気者となるトロイ・ドナヒューが学生役で出演しております。あ、この人大林宣彦監督の「漂流教室」にも出てたっけ。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/IlfRwxPra_k
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登録日:2019/12/8
また雪男映画です。原題を直訳したら「獣人」ですけど、内容から「ヒマラヤの獣人」としました。
ヒマラヤで消息を絶った兄を探しにヒロインである妹が恋人と一緒にヒマラヤへとやって来ます。途中知り合ったガイドに導かれ山へ入ると雪男に襲われます。実はガイドというのは雪男と人間のハーフで、絶滅寸前の雪男一族は女性を拐っては子供を産ませていて、邪魔な男性は殺していたというお話。ユニークなストーリーですが、雪男の着ぐるみがイマイチなのが残念。
この映画でも「勘違いアジア」が。山小屋の番人が何故か「東京」と書かれた法被を着ており、「ナンダァ?」とすっとんきょうな声を上げますw
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/U0E81xezdag
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登録日:2019/12/11
原題は「ヒル女」ですが、それでは何が何やら分からないのでストーリーを踏まえて「生気を吸う女」としました。
若さと美貌に衰えを感じて不安になった主人公である女性がアフリカの秘術によって美しくなります。その方法とは針の付いた指輪で男性の分泌物を吸い取るという物。吸い取られた被害者は死んでしまいます。ところがその効果は一時的で、女性は若さを得るため次々に男性を誘惑、殺して行くのでした。
最終的には麻薬と一緒で段々効果が薄れ、元に戻り難くなった女性の顔は皺だらけに。絶望した彼女は転落して死んでしまいます。
ヒルが人間の血を吸う様に、男の生気を吸い取る女性。げに恐ろしきは女性の美に対する欲求かな、という映画です。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/rocYuBlZGMM
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登録日:2019/12/13
第二次大戦直後に撮られたこの未公開映画、原題の直訳だと「空飛ぶ蛇」ですけど、昭和20年代に日本で公開されてたら…と妄想してこのタイトルにしました。
アステカ文明に伝わる守護神ケツァールコアトルを発見した科学者が、ケツァールを利用して次々に邪魔者を殺させていくお話で、姿形は様々に伝承されているケツァール、本作では背中に翼を持つ蛇、というか爬虫類の姿として登場します。
2枚目の画像がその姿ですが、1mほどのハリボテの残念な造作です。糸で吊られたこいつがシュルルル…と飛んで来て人を襲いますが、屋外での撮影なので若干それっぽく見えます。子供の工作みたいな守護神、もうすこしがんばりましょうのハンコが押したくなりますw
※全長版の動画は転がってますが予告編は見付からず。
#映画 #SF #ホラー
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登録日:2019/12/16
パッケージが味気ないのでロビーカードの画像を先頭に持って来ました。メキシコ製のSFコメディー映画です。
地球を征服しに二人の女性宇宙人がメキシコへやって来ます。一人はクールビューティー、もう一人は愛嬌のあるカワイイ系。ところがカワイイ系の方が事もあろうに子連れの冴えないオッサンと恋に落ちてしまい、仲間を裏切るんですね。怒ったクールなおねえちゃんは蘇らせた怪物達を使って大乱闘が始まるというお話。
オッサンが急に歌い出したり、サイクロプスの出来損ないみたいな一つ目やらホネホネやらタコ口の頭でっかちやらといった怪物の造形がヘボかったりしますが「愛すべきバカ映画」だと思いますw
パッケージに日本語が書いてあります。一時期ビデオの発売元「サムシング・ウイアード」の(おそらく個人で営まれてた)日本代理店がありまして、そこから購入しました。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/3FRnKu4FEr0
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登録日:2019/12/20
特撮系雑誌で原題直訳の「動物人間の侵略」として紹介されていた本作、珍しいスウェーデン製の映画を再編集してアメリカで公開されたものです。獣人の画像を先頭にしました。
北欧のラップランドに現れた宇宙獣人は宇宙人に操られる存在で、身長は約5m。屋外に作られた小屋を破壊するシーンはミニチュアの小屋が大きい分、迫力があります。獣人の身ぐるみもなかなか良い出来です。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/yVhXu4LGr3g
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登録日:2019/12/21
今なら邦題を付けるならそのまま「スライム・ピープル」なんでしょうが、敢えて古臭くしてみました。
地底から現れたドロドロ人間が地上を征服するためガスを使用して人類を滅ぼそうとするお話で、着ぐるみもまあ及第点でしょう。けれどもこの映画、低予算な上にその制作費が一週間程度で尽きてしまい、出演者やスタッフがそれ以降無給で完成させたとか。トホホな状況ですよねw
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/SxnfowaIutg
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登録日:2019/12/24
飛行機事故で両手を失ったピアニストが移植手術を受けて元通りになるけれど、移植された手は殺人犯の男の物だった…というお話で、自分の意思に反して勝手に動き出す手の恐怖を描いています。サイレント映画のリメイクになります。
主演はメル・ファーラー。ヘップバーンの元旦那で有名な俳優ですね。他にもクリストファー・リーやドナルド・プレザンズが脇を固める、一級のキャストによるホラーです。
内容はいいんですがこのビデオ、3倍の長時間モードで収録されていまして画質は悪いです。そうやってテープ代をケチったビデオは他にも結構あったりします。日本では考えられない事ですね。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/cNq_7MNfHY4
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登録日:2019/12/23
消息を絶った兄を探しに洞窟へ入った妹とその恋人が、未知の寄生菌に冒された人々に襲われるというストーリー。近年公開された「ディセント」の元祖的な作品です。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/-ncCmUrlAPw
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登録日:2019/12/26
日本未公開の作品でタイトルは直訳です。
月から持ち帰った岩石のサンプルに未知の菌が付着しており、宇宙ステーション内で増殖する話です。菌に冒された隊員が死亡し、対策のためにステーションの指令と協議しようとしますが、指令は精神的におかしくなっており、菌だけでなく指令の言動にも対処せねばならなくなるという展開。面白い筋書ですが増殖するカビのような菌の描写がショボいのが残念。
宇宙ステーション内で未知の生物が増殖するというのはすぐ後の日米合作映画「ガンマー第3号・宇宙大作戦」に似ていますが、「ガンマー~」の方が面白いのは製作費の問題でしょうかね。
#映画 #SF #ホラー
https://youtu.be/DNW9erDW3Nc
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登録日:2019/12/31
珍しい西ドイツ製作の透明人間映画です。題名はそれらしく直訳で。
透明になる薬を研究している科学者の研究所に悪人一味が押し入り、科学者が行方不明に。科学者の弟が恋人と共に兄を探そうと必死になります。そんな時に透明人間が現れ、街は騒然とします。弟は透明人間は兄ではないかと考えますが、正体は悪人一味の者だったというお話。字幕がないのでよく分からんのですが、おそらく科学者は殺されたんでしょう。
透明人間の特撮ですが、糸で吊った物がふわふわ浮くという古典的なもの。特撮的な見どころはありません。
この映画、資料が少なくて苦労しました。画像はネットからの拾い物です。
#映画 #SF #ホラー
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登録日:2019/12/30
日本ではタイトルからして永らく封印作品であったため、ソフト化されて来なかった映画の海外盤DVDです。現在では正規の日本盤は発売されてますが、買った当時はこういった海外盤を購入する他ありませんでした。
映画の内容は江戸川乱歩の何篇かの小説をミックスしたようなオリジナルな物語を奇才石井輝男監督がおどろおどろしく演出しています。インタビューの特典付きです。
劇中登場するシャム双生児の片方が近藤正臣だと知ってビックリ! 特殊メイクで誰だか分からない状態での出演でした。
#ホラー #映画
https://youtu.be/-rbRWgr4F0Q
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登録日:2020/3/2
半魚人の映画です。低予算にしては着ぐるみが良く出来ていると思います。
本邦未公開なので、どこだったか最初に紹介された記事で原題直訳で「パイドラス~」となっていました。ずっとその仮の邦題で覚えていましたが、予告編を見ると「ピエドラス・ブランカスの怪物」の方が発音的に正しいようです。敢えて親しんだ仮の邦題の方で展示します。
なお、米国製TV「わんぱくフリッパー」でこの半魚人の着ぐるみがゲスト出演してます。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/EKctdTu5LFs
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登録日:2020/7/11
最初の画像を洋書のポスター集で見付けて「何じゃこれは?」と、ずっと気になっていた映画でした。「地球が凍りついた日」? 大きな目玉に怯えた男女の構図。 SFなのか? 未来の話?? 画像はロビーカードですが、情報が少な過ぎでさっぱりです。ネットの情報もない20年以上前の事、偶然ビデオ店で発見して慌てて購入した次第。
見てみたら北欧神話を元にしたアンデルセンの童話が原作の、ソ連製のファンタジーでした。魔女に狙われたヒロインを主人公が助けるという内容で、魔女の使う魔法によって世界が凍りつく、タイトルはそこからですね。
因みにヒロインの名前が“アニキ―”と言いますw 日本だったら“アーニャ”になるんでしょうか。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/EdWuS1oBG-A
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登録日:2020/7/10
海底に眠る財宝を引き上げようとしたトレジャー・ハンターがゾンビに襲われるという映画です。
この映画のゾンビは水中にいるという変わり種。「世界で初めて」水中ゾンビが描かれた映画だそうです。当館にて展示済みの「妖怪巨大女」のアリソン・ヘイズも出ております。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/h3kpfVH1bT8
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登録日:2020/7/15
以前展示した「天空が燃えつきる日」と似たタイトルですがこちらは隕石とは関係なく、度重なる核実験の影響で地球が公転軌道を外れて太陽に近付き始める…というお話。人類はどうやってその事態を回避するか、というサスペンスが描かれています。本邦未公開。
本作はこういうストーリーには珍しくイギリス映画。50~60年代は良作のSFが作られておりました。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/IUFtgep9sj4
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登録日:2021/1/3
500年前にアメリカにやって来て仮死状態で埋まっていたスペイン人が、落雷で目覚めて暴れ回るというお話です。本邦未公開。
タイトルは「Giant(巨人)」となっていますが、裏ジャケにあるように若干大柄の人間ですね。多少怪力じみた力を発揮しますが、タイトル詐欺かも知れませんw
大きくない巨人ですが、最期は川の急流に落ちて行方不明になって終わります。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/mF_cmxC4d0M
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登録日:2021/1/3
南の島を舞台に、呪いによって人間みたいに顔の付いた歩く木が人を襲う映画です。
ポスターに描かれた画像の怪物はおどろおどろしいですが、実際の怪物の着ぐるみはディズニーアニメに出てきてもおかしくないようなデザインです。その姿は下の予告編で確認を。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/qs4spGb6LRc
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登録日:2021/1/3
「sinister」というのは縁起が悪いとか邪悪なとかの意味があるようですが、日本では未公開ですしこういうタイトルにしました。
内容は海を舞台にした冒険活劇といった感じです。最後にヒロインを襲う大きなカニが出て来るので、かろうじて“怪獣映画”っぽくはなってますが、逆にそこ以外はフツーの冒険映画ですね。「ゴジラ」の前の年に製作されたのでこんなもんでしょう。ちょっと期待外れな映画でした。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/DM5wB2V1D3E
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登録日:2021/1/6
吸血鬼を題材にした映画はB級映画も含めてそこそこありますが、狼男映画というのは少ないです。どうしても普通の人が狼男に変身して「ウガー!」と雄叫びを上げるというワンパターンな話になりがちだからでしょう。狼男が脚光を浴びるのは70年代後半から新しい映像表現を使った「ハウリング」「狼男アメリカン」辺りまで待たなければなりません。
そういう意味ではこの映画は制作当時の50年代に狼男を登場させた勇気は認めますけど、やっぱりワンパターンな話に終始しちゃってます。もうひと工夫あれば面白くなったのに残念です。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/ZI4pMEpCkAI
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登録日:2021/1/9
狼男映画の一本。ある一族に伝わる呪いによって狼男になってしまった男の物語です。
どちらかというとミステリー仕立ての内容で、肝心の狼男がはっきり映るのはラストでチラッと。もうちょっと狼男を前面に出さないと消化不良の感がありますね。1942年度の作品なので、その辺は仕方ないのかも知れません。
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/_lm9CX_h6Xo
8人がいいね!と言っています。
登録日:2021/1/14
巨大生物が暴れる映画を得意としたMr.BIGことバート・I・ゴードン監督。放射能を浴びて巨大化した軍人が暴れる映画「戦慄!プルトニウム人間」とその続編「巨人獣」まで撮っております。巨人獣のフィギュアは別部屋にて展示済みです。
ところが“巨大人間”の映画はそれ以前にもう一本、撮られているんですね。それが本作。放射能に汚染されたジャングルで行方不明となった夫を探しに夫の友人達とやって来た奥さん。そこで巨大となって変わり果てた夫を発見します。片目が潰れて神話に登場するサイクロプスみたいに一つ目となって怪物化した夫は意思の疎通も出来ず、命の危険を感じた一行は矢を放って残った眼を潰し、命からがらジャングルを去るという救いのない話でした。
それにしても巨人映画を三本も撮った監督、自由の効かない生き物より人間の方が…という思い入れがあったんでしょうか?
#洋画 #SF #ホラー
https://youtu.be/2iiYH7NmTdQ
https://muuseo.com/omaharuge102/items/650
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登録日:2021/1/18