吹き出す洋画劇場
「映画の9割は駄作」と言われます。 駄作ならまだしも見るに堪えない最低な映画もあります。 そんな映画を笑ってやって供養し、成仏させましょう。 後ろに原題があるのが本邦未公開です。
Museum of omaharuge102
「映画の9割は駄作」と言われます。 駄作ならまだしも見るに堪えない最低な映画もあります。 そんな映画を笑ってやって供養し、成仏させましょう。 後ろに原題があるのが本邦未公開です。
ジェシー・ジェームズとフランケンシュタインの娘
呪いの深海獣
宇宙からの暗殺者
人類危機一髪!~巨大怪鳥の爪
侵略惑星スケルトン~地球侵略の野望
双頭の殺人鬼
蜂女の恐怖
遊星から来た脳生物
獣人ゴリラ男
人喰いネズミの島
呪われた海の怪物
大蜥蜴の怪
巨大カニ怪獣の襲撃
ロボット・モンスター
姿なき訪問者
プラン9・フロム・アウター・スペース
エド・ウッドのX博士の復讐
火星から来たデビルガール
原始惑星への旅
蜘蛛男の恐怖
ゾンビッド~ティーンエイジ・ゾンビの恐怖
吸血怪獣ヒルゴンの猛襲
ロボット大襲来
怪談生娘吸血魔
冷凍凶獣の惨殺(原始獣レプティリカス)
金星怪人ゾンタ―
Color Collectors Guide
蠅男の呪い
巨大目玉の怪物~トロレンバーグの恐怖
最後の海底巨獣
西部の町に何故かフランケンシュタインの娘がおり、父親同様改造人間を作ります。そこに、実在した西部の悪人ジェシー・ジェームズが絡むという映画です。
肝心の怪物はマッチョなお兄ちゃんにしか見えず、うがうが唸るだけでした。ただの凡作です。
※内容を編集しました。
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/Wu7xS7VRLh4
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登録日:2020/12/26
海底に設置された海洋研究所を、パッケージ画像のようなオコゼみたいな半魚人型宇宙人が襲うという映画です。
低予算ながら宇宙人の着ぐるみは頑張ってますし、映画の出来はそんなに悪くはありません。
しかし、映画を見ていると頭が混乱して来たんですよ。
研究所の所員がアクアラングを付けて海中を移動するのに、「水中バイク」が登場するんですけど、水中バイクのシーンで必ず見知らぬダイバーが映ってるんですよね。登場人物は限られてるし、「あんた誰? 何者??」と、何の説明もなく現れた謎のダイバーばかりが気になってしょうがない。
そこでハッと気付きました。謎のダイバー、水中バイクを取り扱うのに現場で補助する役目の、プロのダイバーなんだと。つまり、歌舞伎で言えば「黒子役」なんですね。たまたま映り込んだんじゃなく、「見えなかったことにしてね」と、視聴者に訴えかけてるという事か。
そこさえなければ、B級映画として純粋に楽しめたんだがなぁ…。
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/hu3EtLacWmk
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登録日:2018/9/8
パッケージの画像をご覧ください。酷いです。とってもヒドいです。
内容はこれ以上でもこれ以下でもありません。
ギャグ漫画で驚いて目玉が飛び出るという表現がありますが、それを実写でって、昔のコント番組でもサムい事になるでしょう。この映画の宇宙人はホントに目玉が飛び出ております。
アストロンデルタ星からやって来た宇宙人、フードを被ったジャージの上下のような格好です。ウエストに腹巻みたいなベルトをしてます。ピンポン球を半分に切って目に貼り付けたようです。
制作側は真面目に作っているんでしょう。でも、日本盤は思いっきり茶化してます。せめてパッケージくらいは真剣に作って欲しいものです。
主演のピーター・グレイブスはドラマ「スパイ大作戦」の主役ですけど、下積み時代、一時期こういう映画ばっかりに主演してました。
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/0n3535NXOpQ
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登録日:2018/9/8
外国映画では珍しく、怪獣っぽい巨大生物が出て来る映画です。
と言ってもタイトルにあるように「巨大怪鳥」なんですが、異次元から来たとかいう設定で、バリアを張ります。単純に巨大化した既知の鳥類や翼竜でないところがミソ。
おそらくパペットで操られているであろうその怪鳥、間の抜けた顔です。鼻毛出てるしw
デザインがもう少し良かったら…残念です。
#SF #映画 #最低
https://www.youtube.com/watch?v=hOj0nXpRqX8
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登録日:2018/9/8
イタリア製のSF映画です。低予算ながらアイディア勝負といった作品です。
各地の宇宙開発の基地が何者かによって連続で爆破されます。警察が犯人探しに躍起になって、それらしい男をマークするんですが、その男は宇宙人の送り込んだアンドロイドで…というお話。
途中まで容疑者は単なるテロリスト扱いで、まさか警察も相手がアンドロイドとは夢にも思わず。しかし、宇宙人も手を抜いたのか、一人の地球人の死体をコピーしまくったので同じ顔の男が現れ、警察も「奴ら双子か?」なんて呑気なことを言っている間にアンドロイドは追い詰められます。
このアンドロイド、手が触れた生物は白骨化して消滅してしまうという特技を持っており、タイトルの「スケルトン」はここから取られたのかと思います。
慌てた警察、米国人科学者から「彼らは宇宙人が送り込んだのではないか」と、推測で言われ納得。結局、最初から目を付けられていたアンドロイドだけ「お前は任務に失敗した」と、地球を後にするUFOに消されてしまい終わり。
基本、警察に追われた男がうろうろするだけで、チラッとミニチュアのUFOが出る程度。白骨化シーンは合成を使ってますけど、添え物的。いかんせんアイディアはいいけど低予算がね…という印象でした。
ただ唯一、警察に光線銃みたいなので撃たれた男がふらふらになってUFOまで辿り着こうとする場面、撃たれた腹から中の機械が見え、皮膚がドロ~ッと溶けるシーンはコマ撮りで撮影されて、そこだけ手間がかかってて感心しました。そこだけ頑張ったんだろうなぁ。
#SF #映画 #最低
※映画の一部です
https://youtu.be/ObNpRcBX_dc
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登録日:2018/9/8
日本で撮影された日米合作映画です。昭和30年代の東京の街並みが出て来ます。
日本人科学者にインタビューしに行った米国人記者が、科学者の人体実験にされて怪物のような姿に…。というお話。
科学者に何をされたか気付かずにいた記者に異変が。肩に目が現れ、そこがコブのように膨らんでいき、もう一つの頭が出て来ます。すると精神的におかしくなり人を襲い、東京の夜の街を逃げ回る。だから題名が「双頭の殺人鬼」。
米国映画によくある「勘違い日本」も。のっけから温泉に浸かるゲイシャガールが怪物に襲われるシーンで幕を開け、科学者の研究所がドッカンドッカン噴火してる火山にあったり、「?」なのは時代的に仕方がないかも。
違和感があるのは日本からのキャストに刑事役でジェリー伊藤氏がいるところ。この人、同時期に「モスラ」で悪役ネルソンを好演してましたけど、たどたどしい日本語で部下に指示を出すところなんぞ、ネルソンのまんまじゃん…。そんな刑事おるんかい! 因みに科学者役の中村哲氏は同じ「モスラ」でネルソンの手下役で共演してます。
映画のラスト、もう一つの頭が成長して記者の体からバリバリと分離、怪物は火山の火口に落下して終了。記者は被害者なのでおとがめなし…。
#SF #ホラー #映画 #最低
※予告編は見つからず…。
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登録日:2018/12/27
仮面ライダーに「蜂女」という怪人がおりますが、アメリカにも蜂女はおりました。
化粧品会社の女社長が、科学者が研究するスズメバチのローヤルゼリーを使った若返り薬に目を付け、自分を実験台にして効果を確かめます。効果はてき面、女社長は見事に若返りました。
しかし、その効果は長く続かず、若さを保つためせっせと投薬したらアラ大変、蜂女になっちゃいました。
ジャケット写真の上の方に、頭が人間体が蜂、というイラストが描かれてますけど、実際に登場するのはその下の変なマスクの方です。首から下は普通の女性なので、ショッカーの蜂女よりもしょぼいです。
画質が荒くて姿形はよく分からない蜂女ですが、くっきりした画質だと逆にアラが目立つから、この方がいいのかもw
#ホラー #映画 #最低
https://youtu.be/E5zAPCwCh40
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登録日:2020/5/7
どうも昔の宇宙人のデザインというのは「科学が発達しているから頭は大きいだろう」という事で、妙に脳味噌をを強調したものが目立つように思います。
画像2枚目の名作SF映画「宇宙水爆戦」のキャラ、別ルームでも紹介済みのメタルーナミュータントがその代表的な存在。頭は脳味噌剥き出しです。
4枚目の画像の「顏のない悪魔」は小品ながら、異次元から来た尻尾と触角を持った脳味噌という、不気味だけど何か愛くるしい(?)生物がわらわら出現してました。5枚目はそのガレキ。触角は紛失。
今回紹介するのはそんな2作品よりはず~っと劣る、これまた尻尾の生えた脳味噌生物が登場する作品です。
パッケージ画像のポスターにドドンと大写しになってるのが脳味噌生物に操られてしまう科学者で、右上に小さくシルエットで描かれてるのがその生物。
この生物は眠そうなトロ~ンとした半開きの目が付いており、悪の脳生物を追って善良な脳生物が地球にやって来るというお話。
寝惚けたような目で空中にふわふわ浮いている脳生物はどう見ても失笑ものです。
主演のジョン・エイガ―は元々ジョン・ウエインと共演するなど期待の星でしたが、いつしかB級SF専門の俳優に。もう一人、序盤で殺されるロバート・フラーは後に西部劇ドラマ「ララミー牧場」で主演しスターに。明暗が分かれましたね。
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/A_B-87ZzV2E
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登録日:2018/9/7
久々の投稿となりました。今回のサイテー映画はこの一本、「獣人ゴリラ男」です。
「獣人」ときて「ゴリラ男」、もうそのまんまですw
狂気の科学者が死体にゴリラの脳を移植して新人類創造を目論むというお話。この手の映画では珍しく、メキシコ映画であります。メキシコと言えばプロレス。脳を移植されるのはプロレスラーです。プロレスの試合シーンも満載の、所謂「ルチャ映画」の一本です。
「普段は優しく大人しい性格のゴリラの脳を人間に移植するより、ゴリラに狂暴な人間の脳を移植した方が良くないかい?」というツッコミはご遠慮願います…ww
このような映画の日本版ソフトが発売されるのもいい時代になりましたという事ですが(w)、何より恐ろしいのは昭和30年代にこの映画が日本公開されていたという事実でありましょう。
#ホラー #洋画 #最低
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登録日:2018/10/19
ゴキブリやネズミが集団で現れただけで気持ち悪いのに、それが巨大化していたら…想像するだけでぞっとします。怖いです恐ろしいです。それが「ホンモノ」だったらですが…。
ある孤島にやって来た人々が巨大化したネズミに襲われる、しかも巨大ネズミは毒を持っているからさあ大変、というお話。
巨大ネズミと言っても大型犬程度の大きさ、怪獣サイズではありまへん。問題は大きさよりもそのネズミ本体。
アップのシーンでは仕掛けで動く作り物の巨大ネズミの頭が映りますが、森の中を群れで走ってくる場面、どう見ても犬です。犬に毛皮を被せているようにしか見えません。幸いというか、モノクロ画面でごちゃごちゃ木が生い茂っている森の中、微妙に引きで撮っているのでアラは目立ちませんが、どう見ても犬ですねw
人間に襲いかかるシーンもだだじゃれついてるようにしか見えない、そんな思ったほど大きくない巨大ネズミであります。まあ、人喰いネズミ扱いで巨大巨大言ってるわけじゃないんですけど。
人間たちはネズミを駆除しきれず、毒を持ったネズミに噛まれないよう、ドラム缶を被って、しかも倒されないようドラム缶同士を紐で縛って集団で島から船まで脱出するという、一見情けない姿ですが、意外と理にかなった切り抜け方がリアルではないかと思います。
人喰い犬…じゃないネズミの島のお話でした。
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/nhG8vLz9PUA
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登録日:2018/10/28
「ひらけ!ポンキッキ」と言えばガチャピンとムック。番組は終了してもCMのキャラとして健在であります。
番組内ではガチャピンは数々のスポーツに取り組みプロ顔負けの技を披露、最後は宇宙にまで行きました。
対するムックはというと、ガチャピンの影に隠れて薄い印象しかありません。いかし! 彼はアメリカで怪物役でデビューしていた! …としか思えないような映画が今回の「呪われた海の怪物」です。
元々はB級、いやC級映画を量産するプロデューサーのロジャー・コーマンが、南の島でロケ中に「折角だからもう一本作ってまえ!」と、急遽でっち上げて作られた映画なのでした。
悪人たちが海に沈んだ財宝を手に入れようと、怪物の噂を流して他人が近づかないように画策したのはいいけれど、本当に怪物はいましたよ、というコメディーです。
怪物はタワシをばらして貼り付けたようなモジャモジャ姿にピンポン玉の目というお手軽さ、正にムックです。
#怪物 #映画 #最低
https://youtu.be/D-7j0kMuRsA
15人がいいね!と言っています。
登録日:2018/10/28
特撮を使った恐竜と言えば、日本では着ぐるみ、外国では人形アニメが主流です。
しかしもうひとつ、低予算の映画の場合はトカゲを使う事があります。トカゲに角やヒレなどを付けてそれらしくしてはいますが、どう見てもトカゲにしか見えないのが玉にキズ。
そんなトカゲを素のまま堂々と出しちゃったのがこの「大蜥蜴の怪」なのです。
アメリカドクトカゲというサンショウウオに似た姿のトカゲがおりまして、気色悪いからか現地では「Gila Monster(ヒラ川の怪物)」と呼ばれております。モンスターと名前に付いてるなら出しちまおう、ということでしょうか、昔から巨大なトカゲが棲息していたという設定で登場します。
このドクトカゲ、性格は大人しく、暴れるような気性の荒さはありません。箱庭のような森のセットの中をのそのそとゆっくりゆっくり動くだけ。鉄道模型と絡む場面もありますが、「わー! きゃー!」という悲鳴が被さるだけでトカゲ君はのんびりしたもんです。
若者が踊っているバンガローを襲うシーンではバリバリと壁に穴をあけ頭を突っ込んではいますが、後ろからスタッフが穴に押し込んでるのがまるわかり。トカゲ君の顔が迷惑そうw
さて、「ジラモンスター」と書いて「ヒラモンスター」と発音するこのトカゲ、ゴジラのネーミングの元となったという説があります。ゴッド・ジラモンスターでゴジラ、説得力があります。
#怪物 #映画 #最低
https://youtu.be/QohcgiZXmE0
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登録日:2018/10/29
水爆実験の調査のため島を訪れた団員達が、放射能の影響で巨大化したカニに襲われるお話。
食べられた犠牲者の脳がカニの脳と一体化し、生き残った団員達に鉄を介して脅迫するという面白い展開もあり、中々面白い作品ではありまして、サイテーな雰囲気はあまり感じません。
が、現れた巨大ガニの顔がビックリ。人間のような目をしております。
「ぐへへへへ…」とでも言いそうないやらしいヘンタイ親父のようであります。それまでの雰囲気ブチ壊し。
張りぼての巨大ガニの足は、出番のないキャストが裏で動かすのを手伝っていたという、涙ぐましいエピソードがありました。
※長いこと保存してたら開けた途端、パッケージがボロボロに崩れましたw
#怪物 #洋画 #最低
https://youtu.be/S68QJFheZaw
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登録日:2018/10/30
サイテーな映画は何本もありますが、これぞ真打ち、「最低映画四天王」があるとすれば間違いなくその中に入る「ロボット・モンスター」をご紹介致します。ネタバレもクソもありませんがざっとストーリーを。
3人の子供を連れた母親がピクニックにやって来ます。近くの洞窟では考古学者の先生と助手が調査中。一家は軽くご挨拶。いたずら盛りの長男は洞窟の近くで遊んでいてコケてしまい、気を失っちゃいます。
ここまででもう、かなりいっちゃってます。ロケ地はB級映画御用達の洞窟付きの採石場。ピクニックにやって来た一家は岩がゴロゴロした場所で弁当を広げてリラックス。ここ、絶対仮面ライダーと怪人が戦うとこですやん。のんびり弁当喰うとこちゃいまっせw
さて、物語はいきなり急展開。長男が目を覚ますと、地球はローマンなる宇宙人によって人類滅亡の危機。人類はもう殆ど死に絶えているという状況。そんな大変な時に何故か考古学者が一家の大黒柱である父親に、助手は長女の恋人になっております。???
人類最後の生き残りである一家に、ローマンは映像で「お前ら全員皆殺しじゃ~!」と、宣戦布告。もうどうでもいいので話をはしょると、ローマンが長女に一目惚れしたり、幼い次女がローマンに殺されたりしますが、最後は全部長男が見た夢でしたという、まさかの夢落ち…。
やたらとべらべら喋るローマン、2枚目と3枚目の画像でお分かりと思いますが、ゴリラの着ぐるみに首から上は潜水服のヘルメットみたいなのを被った姿。アンテナが付いておりますが、どう見てもヘルメットを被ったゴリラにしか見えませんなwww
B級映画でうんざりするほど見た「お馴染みの洞窟」を前線基地にするローマンですが、4枚目の画像に写っている、ゴミ捨て場から拾ってきたようなガタガタの木の机にガラクタの機械を乗っけてますw あまりにもしょぼい…。
さて、この映画で一番の驚きは、音楽が「荒野の七人」や「大脱走」で有名なエルマー・バーンスタインが担当してるという点。下積み時代の黒歴史という事でしょうか。
#SF #洋画 #最低
https://youtu.be/cq9IKsH9BXg
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登録日:2018/10/31
透明で宇宙服を着た宇宙人が地球人に追われ、追い詰められて最後に宇宙服を脱ぎ、本体を現わすという映画。
パブリック・ドメインの映画ですが、確か新規で¥380で購入したハズ。どんだけ安いんだろうw
パッケージ写真のマッチョでスキンヘッドの人物がその宇宙人です。でも…。
それらしい宇宙服を用意するだけで「宇宙人だ」と言い張る潔さ。前半は宇宙服を着た人物がうろうろ。見つからないように宇宙服を脱ぎ捨ててからは何もない所を映して「はい、今ここに宇宙人がいますよ~。察してく下さい。」とアピール。
地球の大気は体に合わないという設定で、苦しくなって最後に現れたのは全裸のハゲたオッサン風の容貌。カッコよくありまへんw おそらくジャケ写は別人を雇ってそれらしく写されたんじゃないかと推察しますww
#SF #映画 #最低
https://youtu.be/tcfcYPanX-A
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登録日:2018/11/13
B級C級の映画は数多くありますけど、Z級とも言うべき最低の映画はそう多くありません。「史上最低の映画監督」と称されるエド・ウッドが監督した本作は正に最低中の最低な作品です。
地球へやって来た宇宙人が軍隊に円盤を攻撃され激怒、プラン9を発動して地球人を恐怖のどん底に陥らせるというお話。そのプラン9というのが墓場から死者を甦えらせるというもの。死者と言ってもただふらふらうろつくだけで1ミリも怖くありません。低予算のため学生が撮ったようなしょぼいセットの中で殆ど素人の出演者が酷い演技を繰り広げます。
唯一知られた役者は死にかけのドラキュラ役者、ベラ・ルゴシだけ。そのルゴシの出演シーンは別の映画用にテストで撮ったシーンを流用、強引な「ルゴシ最後の出演作」との触れ込みも誰も気に留めませんでした。
円盤の中はただ舞台にあるようなカーテンと汚い机があるだけ。旅客機のコクピットはパイロット役が制服を着て棒を握って椅子に座ってるだけ…。頭がクラクラします。
この映画の撮影を物語のメインにしたエドの伝記映画を撮ったのがティム・バートン監督。その映画でルゴシを演じたマーチン・ランドーがアカデミー助演男優賞を受賞したのは皮肉な話ですw
#最低 #映画
https://youtu.be/u2ukRYsYPmo
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登録日:2019/5/24
エド・ウッド監督は1950年代に数本の最低映画を撮ったものの全くヒットせず、それどころか一部の映画館でしか上映されませんでした。独立映画系の会社での配給だったから仕方なかったですけどね。
直に制作資金を集められなくなって60年代はもう監督としては引退同前。食い繋ぐために小遣い程度の脚本料で凌ぐ有り様。そのうちの一本が伝説の「死霊の盆踊り」だったりします。
「死霊~」の影に隠れて知られていなかったのが本作。何と日本が舞台です。日本へやって来た米国の植物学者が新種の「動く植物」を生み出すというストーリー。早い話が植物怪人ですな。
主人公のオッサン科学者は突然ブチ切れて後で日本人女性の助手に猫なで声で謝るような性格破綻者で、感情移入でけまへん。勝手に動いて逃げ出した怪人を追って松明を持った村人がやって来るシーンは「フランケンシュタイン」への、よく言えばオマージュでしょうか?
#最低 #映画
https://youtu.be/d0tPdNqHD2o
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登録日:2019/5/24
DVDのジャケットに「エド・ウッド」の名。しかし比較に出しただけでエドは一切関係ありません。しょうもない映画だからですね。
内容はタイトル通り。イギリスの片田舎に火星から来た円盤が着陸、中から画像にあるような「女王様」系の火星人が降りて来ますが、如何せん場所は田舎、人がおりません。仕方がないのでポツンとある旅館へやってきて自分の存在を誇示しちゃいます。それも何度も。円盤と旅館を何往復もする姿はマヌケですw
昔のガソリンスタンドにあるような箱型のロボットも出ますが役立たずでした。
#最低 #映画
https://youtu.be/hOBn-g5VTfM
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登録日:2019/11/23
今回はちょっと変わった形で公開された映画をご紹介。この映画はソ連製のSF映画をアメリカのB級映画の帝王、ロジャー・コーマンが買い付けてアメリカで公開したものです。元になった映画は「火を噴く惑星」というタイトルで、しっかり気合いの入った良作であります。
公開に際してアメリカ人の役者が出演するシーンを付け加えて再編集されたんですけど、流石、B級映画の帝王、やる事がえげつなかった。 別の役者で撮ったシーンを繋げてもう一本作っちゃったんですね。「一粒で二度おいしい」商売ですw もう一本の方は「金星怪獣の襲撃」というタイトルで、日本盤も発売されてますがそちらは未入手。
元の映画と併せると、一本の映画が三本になっちゃったという珍しい例です。
#最低 #映画
原始惑星への旅
https://youtu.be/xGYbwnTlmrs
金星怪獣の襲撃
https://youtu.be/PdVZ1OtrxsU
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登録日:2019/5/25
「蜘蛛男」と言ってもスパイダーマンとは一切関係ない映画です。本作は珍しく西ドイツ製のホラーであります。この作品もアメリカに買い上げられて公開されました。
ダンサー達を乗せた飛行機が墜落し、命からがら南海の孤島へ。ダンサーたちのサバイバルが始まりますが、マネージャーの男性がクモに噛まれて蜘蛛男になってしまうという内容。噛まれた男性は醜い姿となりますが蜘蛛とはあまり関係ないような…。
この映画、タイトルを変えて何度も公開されたのでそれなりに人気があったんでしょうけど、中身は一緒でタイトルだけ変えるって、それって詐欺じゃないかなぁ…w
#最低 #映画
https://youtu.be/c1wBOF1aeOI
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登録日:2019/5/27
ホラー映画は時として日本で公開される時に独特のタイトルを付けられる場合があります。「ゾンゲリア」だとか「ゾンバイオ~死霊のしたたり」とか、B級映画にせめてものインパクトを…という事なんでしょうが、雰囲気は理解できますが意味不明な造語であります。
今回紹介する映画の原題は「Teenage Zombies」、和訳すれば「ティーンエイジャーのゾンビたち」という事になります。しかし、ジャケットに書かれた「これはもうゾンビじゃない ゾンビッドだ!!」という惹句は全くもって意味不明ですww
遊びにやって来た十代の少年少女が不気味な女性科学者に監禁されるというストーリーで、ジャケ写のヒゲ面の男は科学者に操られるゾンビです。ゾンビと言っても本来通り生きてる人間ですけど。薬物中毒者のような顔色が悪いこの男が「ゾンビッド」という事でしょう。しかし、劇中にそんな言葉は出て来ませんよw
原題自体、少年少女が実験台にされそうになるだけなのでタイトルに偽りあり、です。「ティーンエイジャー『と』ゾンビ」なら分かるんですがね。
DVDの解説では一切触れられてませんが、安っぽい着ぐるみのゴリラも登場します。掘っ立て小屋のような警察署には膝が崩れ落ちそうになりますw 流石に日本未公開のダメダメ映画でしたwww
#最低 #映画
https://youtu.be/4hSXoqYU2xo
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登録日:2019/11/23
「吸血怪獣ヒルゴン」という名前だけで怪獣好きの男子はグッと来ます。昔々「土曜映画劇場」で観たハズなんですが、内容は全く覚えていませんでした。余りの出来に記憶から消し去ったのかも知れませんw
湿地地帯に生息する、放射能で人間大に巨大化したヒルというのがヒルゴンです。画面に映るその姿はハッキリとせず、よく分かりません。ヒルですから手足はなく、布団カバーのような形の着ぐるみが泳ぐ姿は溺れてるようにしか見えませんww
ただ、襲われた人間はヒルゴンの棲み家である洞窟に引き摺り込まれ、生かされたまま生き血をチューチュー吸われるというのが恐ろしいのでありました。
#最低 #映画
https://youtu.be/ek43qsMoiUw
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登録日:2019/6/2
本邦未公開のB級SFで、雰囲気もそんなに悪くはありません。ヒロインが目覚めると街はゴーストタウンと化しており、誰かいないかと彷徨ううちに、街は金星から送り込まれた人間大のロボットに襲われ、人々は避難した後だった事を知る。街に残った人々と合流したヒロインの前にロボットが現れ絶体絶命…。
と、順調に物語は進んで行きます。ロボットの残骸を入手した科学者達による研究場面も盛り込まれ、中々いい感じ。しかし、クライマックスが迫力不足なのであります。
結局、ロボットの弱点はある種の周波数の音波だと分かり、スピーカーを積んだジープが街中をのんびり走ります。するとあちこちでロボットがバタバタ倒れて行くという、気の抜けたラストシーンで終了。
もうちょっと予算があったら…と思うんですがねw
#最低 #映画
https://youtu.be/VlRqmKWTnt0
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登録日:2019/7/1
「顔に深い傷を負ってしまった若い娘を治療するため、ある男が人体実験を兼ねて次々と女性を襲い、結果的に連続殺人者となってしまう」…こういったシチュエーションの映画が一つのジャンルになるくらいの本数あります。「顔のない眼」「狂ったメス」「美女の皮をはぐ男」など、まだまだあります。
男の設定は医者だったり科学者だったり、娘の設定は恋人だったり実の娘だったりしますが概ね似通ったストーリー。日本でも特撮ドラマ「怪奇大作戦」の「死神の子守唄」というエピソードがこのパターンです。
本作はイタリア製のホラーで、制作者はホラー界の巨匠マリオ・バーヴァが偽名を使って務めているらしいです。なので内容自体は一定の水準を維持していますので「最低」「笑える」という感じではありません。因みに本作の主人公の科学者は薬品の副作用で醜い怪物になって犯行を重ねます。
今回こちらに展示する理由はその邦題にあります。「怪談」という響きのおどろおどろしさ、「生娘」という怪しい背徳感、そこに「吸血魔」。邦画なら分かりますが外国映画にこのタイトル、配給はエログロでお馴染みの大蔵映画。当館でも以前怪談ビデオを紹介した「あの」大蔵映画です。敢えて古めかしい日本的なタイトルを付けたのは確信犯でしょう。「怪談パリの化け猫」なんていう邦題もありましたw このミスマッチ感が堪らないのですww
#最低 #映画
https://youtu.be/NwnWMdbKo0g
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登録日:2019/7/2
最初にお断りしておきますが、ジャケットのタイトルは「原始獣~」が先で「冷凍~」は副題になっています。しかし本作はTVで放送された際のタイトルが「冷凍~」だったのでそちらを優先しました。
本作は珍しくデンマーク製の怪獣映画なのです。なので舞台はデンマーク。怪獣がコペンハーゲンの街で暴れ回ります。と、ここまではいいんですが、肝心の怪獣が日本お得意の着ぐるみでもなければアメリカお得意の人形アニメでもありません。ドラゴンのような翼が生えた蛇という姿という事もあるんでしょうが、操演、操り人形で表現されています。
それ自体は普通の手法ですけど、本作の怪獣レプティリカスはキングギドラの首のようにはくねくね動きません。最低限の動きしかしてくれんのですw 専ら顔のアップが多用され、編集で誤魔化しています。画面の外へ消えて行く時もスタッフがずるずると人形を引っ張っているのが見え見えですw
気になったのはレプちゃんが口から吐き出す粘液状の物。おそらくアメリカ公開に当たって追加されたようなのですが、叫ぶレプちゃんの顔のアップに後から合成でスライム状の物を加えてます。これがまるでレプちゃんが痰を吐き出してるようにしか見えないw 次のカットで逃げ惑う市民の上にこの痰が降りかかる。何度も何度も繰り返されるレプちゃんの痰が「ピュルルル~」と飛び、市民の上に「ドバドバドバ~」というシーン。
因みにオリジナルではレプちゃんが飛ぶシーンがあります。だからどうだと言われればそれまでですけどw
#最低 #映画
https://youtu.be/TFQqmHQMJBY
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登録日:2019/7/2
リメイクされる映画は名作・話題作です。特撮が絡むと、最新のSFXでより面白くというのが前提になります。ところが「何でこうなった?」と首を傾げるものもあります。そんな一本、「金星怪人ゾンタ―」です。
この映画は50年代のB級SF「金星人地球を征服」を60年代にTV向けにリメイクした作品です。元の映画自体人気はありますが低予算映画なので、リメイクするメリットはないと思うんですが、何故かより低予算で作られてしまいましたw
元の映画には「金星ガ二」というクリ―チャーが登場しますが、こちらの金星怪人はボロボロのゴミみたいな出来です。しかもハッキリ映らないし。出来の悪いのを隠すためでしょうか?
監督のラリー・ブキャナンはこういうリメイクを何本も手掛けた人ですが、同じ着ぐるみを使い回したりと安定の酷さを露呈させております。
因みにこのDVD,マスターがビデオらしく、画質が悪い上にノイズが入りまくってます。
#最低 #映画
https://youtu.be/ReCrrIZEEzE
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登録日:2019/7/5
保存状態は悪いですが、主に1950年代アメリカのSF・ホラー映画のポスター・ロビーカードを集めたコレクター向けのガイドブックです。
当部屋で紹介している映画も多数見受けられます。21世紀になってからこれらのB級C級Z級の作品の日本盤が続々とリリースされている現状は、喜んでいいのか悲しむべき事かw
反面、ここに載っている映画の多くが日本未発売。まだまだこれから発売される楽しみが残されていると言えます。
#最低 #映画ポスター
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登録日:2019/9/1
「柳の下にドジョウ」という諺がありますが、一作目がヒットしたからと言ってホイホイ続編を作ってしまっては観客に飽きられるし、内容も尻すぼみになって行くのがオチ。そのいい例が本作ではないかと思います。
物質を電送する装置を研究している科学者が装置に紛れ込んだハエと一体化してしまう「蠅男の恐怖」。その続編では科学者の息子が父親と同じ運命を辿ります。と、ここまではよくある続編ですね。リメイク作である「ザ・フライ」も同様な続編がありましたしね。
しかし、三作目となる本作はもう、ハエ男なんかどっかにいっちゃってますww 科学者の孫が無理矢理研究を完成させようとして次々と醜いミュータントを生み出してしまうというストーリーなので、出て来るのはゾンビみたいな連中なのです。 まあ、目先を変えないとという気持ちは分かりますが、ハエ男はどこ行った?
https://youtu.be/u6XqTeNWLNI
#SF #映画 #最低
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登録日:2019/10/1
SF映画はあまりひねり過ぎるのはよくありません。本作もそんな匂いがプンプンします。
スイスの山に休暇にやって来た主人公。途中の列車で知り合った女性は予知能力があり、よくない事が起こるという。実際、山にかかる謎の雲から一つ目のタコのような怪物がわらわらと現れ、麓の村はパニックに陥るという話。
雲の正体は何か、一つ目の怪物は何なのか、はっきりと説明されないし、予知能力の女性という存在も活かされていないと思います。特撮は悪くないんですけど、ストーリーがね…という印象でした。
https://youtu.be/-pUqaLtCuwI
#SF #映画 #最低
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登録日:2019/11/23
低予算でも最低限のお約束を守っていれば、「B級だけど頑張ってるな」と、印象はよくなります。しかし欲を出してやり過ぎると盛大なツッコミが入る事になります。
南の島の海底で肉食恐竜のティラノサウルスと草食恐竜のブロントサウルスが「氷漬け」で発見され、おまけに原始人までも纏めて落雷で甦り…って、おい! 南の島の海底で氷漬け??? なんじゃその設定w
クライマックスのティラノ対パワーショベルの決戦は低予算ながらいいアイディアなんですがね。かつてビデオが「ダサイナザウルス」というタイトルで発売されていたのも無理からぬ映画です。
https://youtu.be/aY3Spw0_Ouw
#SF #映画 #最低
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登録日:2019/10/1