みんなのコレクションが集まるミュージアム

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映像ソフト コッポラ、ルーカス、スピルバーグ関連

 黒澤明監督を師と仰ぐ代表格であり、かつ、ここ半世紀のアメリカ映画界をリードしてきたこの3人の映画作家に関する作品の映像ソフトを展示します。ただ、「関する」といっても製作に関わっているものだけではなく、多少こじ付け的な関わりの作品も展示する予定ですので、その点は御容赦を。

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    オールウェイズ

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    アメリカン・グラフィティ ―コレクターズ・エディション―

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    ジョーズ ―25周年記念コレクターズ・エディション―

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    ジョーズ2

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    フック ―コレクターズ・エディション―

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    ニューヨーク東8番街の奇跡

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    ウィロー ―特別編―

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    アミスタッド

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    DVD「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」

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    DVD「レインメーカー」

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    オールウェイズ

     本邦公開1990年4月6日。現在では映画の劇場公開初日が金曜日というのは当たり前のことになっていますが、本作以前は原則として土曜日が初日でした。要するに世間で週休二日制が定着しつつあったのでその流れに連動したわけですが、そのきっかけとしてスピルバーグ、ヘップバーンというビッグネームの揃った作品を選んだというのはそれなりの見識であったとは言えます。ただ、スピルバーグ作品の中でも割と地味な内容の作品でしたので、「公開曜日が変わった」ということがインパクトを持って、世間に知れ渡るきっかけとして認識されたのかどうかは疑問です。
     さて、映画で「オールウェイズ」というと、山崎貴監督の日本映画『ALWAYS 三丁目の夕日』というのが世間一般の認識なのでしょうね。わざわざ「スピルバーグのオールウェイズ」と注釈をつけても「三丁目の夕日」と混同されてしまうことがよくありますし、そもそも「スピルバーグのオールウェイズ」を知っている人自体も少ないようですし。世間一般のスピルバーグ監督の作品ジャンルのイメージというのがSF、アクション、大作ドラマといった類いで、どうも本作のようなロマンティックな風情のものはイメージにない、ようですね。
     というように、いらないハンデを勝手に付けられたような本アイテム収録作ですが、さすがはスピルバーグで見事な佳作だと思います。特に印象深いのが音楽で、もちろんプラターズの『煙が目にしみる』の使い方も効果的でしたが、それよりもジョン・ウィリアムズのスコアの方が、より本作をロマンティックに盛り上げてくれました。あと、本作はいわゆる「ゴーストもの」であり、そうなると他の「ゴーストもの」の映画と比較したくなるのが人情ですが、音楽のことも含めてこれらのことはまた別の機会に言及します。
     あと触れておきたいのが吹替のことで、リチャード・ドレイファスを樋浦勉が担当したのはともかく、オードリー・ヘップバーンが池田昌子氏ではない(水城蘭子)というのはいただけませんね。もっとも、本作のBlu-rayには池田氏の吹替が収録されているようですが、そのために買い替えるのも考えものではあります。
    https://www.youtube.com/watch?v=1E8bhrxEzpc
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #オールウェイズ #ジョン・ウィリアムズ #リチャード・ドレイファス #ホリー・ハンター #ジョン・グッドマン #オードリー・ヘップバーン #樋浦勉 #水城蘭子 #吹替 

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    • 登録日:2021/6/20

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    アメリカン・グラフィティ ―コレクターズ・エディション―

     本展示アイテム収録作は様々に語り尽くされている作品ですし、内容や音楽については別に触れる機会もあると思われますので、ここでは本展示アイテム自体のことを少し。発売されたのはこの文章を作成している時点から遡ること約20年前の2000年11月24日だそうで、現在では「ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ」シリーズに2つのヴァージョンの吹替が収録されている映像ソフトが市販されており、したがって吹替が収録されていない本アイテムを手放そうかなとも思ったのですが、現行の映像ソフトにはない「メイキング・オブ・『アメリカン・グラフィティ』」が収録されているので、持っていてもいいかなとも思い、今日に至っています。それと、本展示アイテムも含め、市販のDVDに収録されているのは、劇場公開版(110分)より約2分長いディレクターズ・カット版(112分)であり、また、オープニングの空にCGで夕焼けと雲が加えられているとのことです。
     あと小ネタを一つ。1985年3月、女優の薬師丸ひろ子氏が角川春樹事務所から独立し、同月、個人事務所「オフィス・メル」を設立したのですが、この「メル」というのは本作に登場する「メルズ・ドライブイン」にちなんでつけた名称ということでした。
    https://www.youtube.com/watch?v=zq-IxlCWQoQ
    #DVD #ジョージ・ルーカス #フランシス・フォード・コッポラ #アメリカン・グラフィティ #リチャード・ドレイファス #ロン・ハワード #チャールズ・マーティン・スミス #キャンディ・クラーク #シンディ・ウィリアムズ #ボー・ホプキンス #ハリソン・フォード #ウルフマン・ジャック 

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    • 登録日:2020/2/15

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    ジョーズ ―25周年記念コレクターズ・エディション―

     本展示アイテム収録作はスピルバーグ監督の出世作として様々に語り尽くされている作品ですし、内容やジョン・ウィリアムズの音楽については別に触れる機会もあると思われますので、ここでは本展示アイテムや同作収録の他の映像ソフトについての周辺事情を少し。
     まず本展示アイテム「25周年記念コレクターズ・エディション」DVDは吹替は収録されていませんが映像特典が収録されており、特に「メイキング・オブ・ジョーズ」(約50分)、未公開シーン(約11分)、NGシ-ンなどは興味深く、購入から20年経過した現在でも後述のアイテムに買い替えていない最大の理由となっています。これに対し「30th アニバーサリースペシャル・エディション」なるDVDが2005年にリリースされ、これには吹替が収録されたのですがどうも特典映像は収録されなかったようで、したがって食指は動きませんでしたね。さらに、現在では「ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ」シリーズのアイテムで、これには2つのヴァージョンの吹替が収録されているのですが、一つは上記の「30th アニバーサリースペシャル・エディション」に収録されたものと同一、そしてもう一つは『ジョーズ』の最初のテレビ放映時(1981年9月30日)の際の吹替なので、このアイテムはいずれ入手したいと思っています。
     ちなみに、この最初のテレビ放映時の放映権料が「40億円以上!」なんて巷では言われていましたが、その真偽はともかくとして当時は本当に話題になっていました。
    https://www.youtube.com/watch?v=gXgNkir1Xgw
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #ジョーズ #ピーター・ベンチリー #ジョン・ウィリアムズ #ロイ・シャイダー #ロバート・ショウ #リチャード・ドレイファス #ロレイン・ゲイリー #マーレイ・ハミルトン 

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    • 登録日:2020/5/1

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    ジョーズ2

     本展示アイテム収録作には、本フロアのカテゴリーである「コッポラ、ルーカス、スピルバーグ」各氏のいずれも関わっていないのですが、タイトルを見て『ジョーズ』の続編であることは一目瞭然ですので、関連アイテムとして、このフロアに展示・登録させてもらうこととします。
     さて、大ヒット作の威光を利用すべくその後日談という位置づけの作品を製作するというのは洋の東西を問わずよくある話であり、また概して、そのような意図で製作された作品は第一作を超えることはもちろん、作品自体のクオリティも維持できていない凡作ということも多いのは御承知のことと思います。では、本展示アイテム収録作はどうかというと、さすがにスピルバーグ監督による『ジョーズ』には、作品自体の内容や、何よりも世間に対するインパクトなどは及ぶべくもないのですが、そこと切り離して一つのアクション・パニック映画として注目すれば、そこそこのクオリティを保った佳作だと私は思っています。実際、最初に劇場で観たときはスクリーンにくぎ付けになりましたしね。その辺の詳しい内容は別の機会に譲るとして本展示アイテムですが、映像特典として「メイキング・オブ」「キース・ゴードン インタビュー」「ジョン・ウィリアムズ インタビュー」「フレンチ・ジョーク」「未公開シーン」「ストーリー・ボード」「プロダクション・フォト」「劇場用予告編1 」「劇場用予告編2 」「『ジョーズ3』劇場用予告編 」「『ジョーズ4/復讐篇』劇場用予告編」が収録されており、なかでも最も注目したのは「ジョン・ウィリアムズ インタビュー」でした。内容に関しては、本展示アイテム収録作のサントラ盤を展示した際に述べたいのでここでは触れませんが、シリーズ物の続編の音楽を担当する際の心持などは興味深かったです。
    https://www.youtube.com/watch?v=Wpr-X20Rrwo
    #DVD #ジョーズ2 #ヤノット・シュワルツ #ピーター・ベンチリー #ジョン・ウィリアムズ #ロイ・シャイダー #ロレイン・ゲイリー #マーレイ・ハミルトン 

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      41がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/2/20

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    フック ―コレクターズ・エディション―

     いきなり結論めいたことを言わせて頂くと、本展示アイテム収録作はスピルバーグ監督作品の中では凡作の部類ですかね。理由は様々にあり、その詳細は別に機会に譲りますが、要するにスピルバーグの悪いところが少し出過ぎたということだと思います。ですが、かと言ってこの作品が嫌いかというと、そういうわけではありません。その理由も様々あるのですが、一つ挙げるとすれば、ダスティン・ホフマンともあろう人がファンタジー映画の主役を張っている、ということですかね。あと、他の理由としてジョン・ウィリアムズの音楽があるのですが、それは本展示アイテム収録作のサントラ盤を展示・登録する際に述べる予定です。
     ということで、本展示アイテムについて。まず映像特典としてメイキング・ドキュメンタリーなどが収録されていますが、まあいいでしょう。次に吹替、主な声優はタグに表示するとして、さすがに巧かったのは内海賢二氏と杉山とく子氏の両ベテランでしたが、それに対し、伊藤孝雄氏と樋浦勉氏の吹替はご本人たちに責任がある、というよりもそもそもキャスティングミスでしたね。特に、ロビン・ウィリアムズのような芸達者の吹替は声優の側もそれなりの芸達者でなければつり合いが取れないわけで、申し訳ないですが樋浦氏では役不足でした。世間的には江原正士氏がフィックスということになっていますが、個人的にはこれにも不満で、もし健在ならば富山敬氏がよかったと思いますが、それもかないませんしね。最後に本展示アイテムのパッケージについてですが、DVDケースは現在主流のトール型ではなくCDと同じサイズのもので、「そのケースを箱に入れる」というタイプでした。添付画像の1番目と2番目はそれぞれその「箱」の表と裏、3番目と4番目はそれぞれその箱を開けた状態のものです。本展示アイテムが発売されたのは2000年で、DVDソフトの販売が本格化された黎明期の商品ということで、このような多少なりとも凝ったパッケージに、この当時の販促の試行錯誤ぶりが伺えて、興味深いです。
    https://www.youtube.com/watch?v=qrGpgcQHroY
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #フック #ジョン・ウィリアムズ #ダスティン・ホフマン #ロビン・ウィリアムズ #ジュリア・ロバーツ #ボブ・ホスキンズ #マギー・スミス #伊藤孝雄 #樋浦勉 #土井美加 #内海賢二 #杉山とく子 #吹替 

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      49がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/3/10

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    ニューヨーク東8番街の奇跡

     日米ともに劇場公開は1987年末、つまり米国のクリスマス映画、日本のお正月映画であり、その時期に相応しい、いわゆる「ハート・ウォーミングなSFファンタジー作品」、という紹介のされ方をしています。原題は「*batteries not included」、すなわち「(この製品に)電池は含まれていません、電池は別売りです」という意味で映画の中のセリフにも出てくるフレーズですが、個人的には邦題の方が素敵だと思いますね。
     絶望的な状況に置かれた登場人物たちが奇跡によって救われるという結末の分かったストーリーの内容や、その過程を彩るジェームズ・ホーナーによる音楽に関しては、別の機会に触れます。特に、この映画のサントラについては述べたいことも多いのでうずうずしていますが、そこは我慢。
     私生活でも実際の夫婦であるヒューム・クローニンとジェシカ・タンディが、本アイテム収録作でも夫婦の役を演じているのが話題の一つなのですが、共演は本作が初めてではなく、遡ること2年前製作の映画『コクーン』や翌1988年製作の『コクーン2/遥かなる地球』でもなされていました。と、ここまでは知っていたのですが、それ以外もあるのかと両者のフィルモグラフィを見比べると、『ガープの世界』(1982年)、『別れの時』(1987年テレビ映画)、『永遠のワルツ/白い犬とワルツを』(1993年テレビ映画)、『カミーラ/あなたといた夏』(1994年ジェシカ・タンディの遺作)があり、このうちの前3作が夫婦役、最後の『カミーラ…』も夫婦ではないものの、ヒューム・クローニンはジェシカ・タンディのかつての恋人役というもので、要するに共演全7作のうち6作が夫婦役ということになり、これはある意味「天晴れ!」としか言いようがありません。
     最後に吹替ですが、本展示アイテムに収録の版とは別にテレビ放映版も存在し、私も観ましたが、これは本展示アイテムも含む映像ソフト収録版の方に軍配を上げますね。吹替キャストはタグに表示しておきます。
    https://www.youtube.com/watch?v=rJmvsb13dA8
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #ニューヨーク東8番街の奇跡 #マシュー・ロビンス #ジェームズ・ホーナー #ジェシカ・タンディ #ヒューム・クローニン #フランク・マクレー #エリザベス・ペーニャ #マイケル・カーマイン #デビス・ボウトシカリス #新村礼子 #永井一郎 #郷里大輔 #土井美加 #谷口節 #納谷六朗 #吹替 

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      37がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/2/29

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    ウィロー ―特別編―

     何かどっかで見たことのあるようなストーリーだ、「指輪物語」の亜流だ、などの言われ様をした作品であり、それらの意見もあながち間違いではないとは思いますが、冒険ファンタジー作品としてはそれなりに楽しめて、個人的には好きな作品です。その要因は様々にありますが、二つ挙げるとすれば、一つは主人公のウィローを演じたワーウィック・デイヴィスの圧倒的な存在感であり、もう一つはジェームズ・ホーナーの音楽ですね。後者についてはサントラ盤CDを展示・登録した際に述べるとして前者のワーウィック・デイヴィスですが、誠に堂々と主役を張っていました。彼のフィルモグラフィーの羅列は冗長になるのでここではしませんが、『スター・ウォーズシリーズ』作品とその関連作品、そして『ハリー・ポッターシリーズ』作品がかなりの部分を占めており、その他も『ラビリンス/魔王の迷宮』や本展示アイテム収録作である『ウィロー』などで、要するにSFファンタジー作品への出演への積み重ねで俳優としてのキャリアを築き上げたわけです。つまり、彼のような身体的特徴の持主でも役者としての技量を磨けば、その実力を受け入れて出番を作り出す土壌が存在している、ということで、この辺りがアメリカ映画界、もっと煎じ詰めればジョージ・ルーカスの懐の深さ、度量の大きさなのかもしれませんが、実際のところは適材適所というところなのでしょう。
     ストーリーなどに関することは別の機会に述べるとして、あとは吹替に関して。ソフト版(本展示アイテムに収録)とテレビ放映版の2種類が存在していますが、結局は主人公のウィローの吹替をだれが担当したかの差であり、前者は富山敬氏、後者は三ツ矢雄二氏ですが、個人的にはやはり前者に軍配を挙げますね。
    https://www.youtube.com/watch?v=uzn2izehkno
    #DVD #ジョージ・ルーカス #ウィロー #ロン・ハワード #ジェームズ・ホーナー #ワーウィック・デイヴィス #ヴァル・キルマー #ジョアン・ウォーリー #富山敬 #谷口節 #高島雅羅 #吹替 

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      38がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/3/2

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    アミスタッド

     黒人、さらには黒人差別を描いた映画はこれまでに数多く製作されてきたことは、今更特筆することもないでしょう。ごく最近でも2019年の米アカデミー賞作品賞は『グリーンブック』でしたし、この文章を作成している段階でも『黒い司法 0%からの奇跡』という映画が劇場公開されています。ではスピルバーグ関連作品ではどうかというと、ウーピー・ゴールドバーグの映画デビュー作となった『カラーパープル』は日本国内でもそれなりの知名度があるようですが、本展示アイテム収録作『アミスタッド』はその存在自体も含めてあまり知られていないようです。そもそもよほど米国史に詳しい人でなければ本展示アイテム収録作の題材となった「アミスタッド号事件」のことなど知らないでしょうしね。そんな地味な存在であるせいか、日本はおろか米国においてさえも興行的には芳しくない成績だったのですが、内容的は佳作といっていい出来で、Wikipediaによると「『シンドラーのリスト』に続く歴史映画の傑作として高い評価を得た。」そうです。作品について馴染みのない方が大半でしょうから、その概要を引き続きWikipediaから引用して以下に記します。
     「19世紀半ば、アフリカの大地でライオンを倒した24歳の男・シンケはひょんなことから拉致され、53人の仲間達と共にアミスタッド号に商品(奴隷)として積み込まれる。3日後、船はキューバ沖で遭難。その混乱をついたシンケ達は反乱を起こし、乗組員を次々と惨殺した。2ヵ月後、シンケを含む39人の生存者達は、舵取り役のルイスとモンテスに騙され、アメリカ・コネチカット州のニューヘイブンで投獄される。裁判にかけられた彼らを見た元大統領・ジョン・クィンシー・アダムズは、若い弁護士ボールドウィンの助けを借りながら、シンケ達の自由を取り戻そうとする。」
     音楽は当然のことながらジョン・ウィリアムズが担当で、サントラは名盤です、もちろん私見ですが。中でも主題曲(主題歌ともいえる)の『アフリカよ、涙を拭いて』は名曲で、現在でも折に触れて聴いています。詳しいことは本展示アイテム収録作のサントラ盤CDを展示・登録する際に述べるとして、あとは吹替についてですが、特に不満はない出来ではあるものの、かなり渋いキャスティングでした。特にアンソニー・ホプキンスを山内雅人氏が担当しているのですが、やはり石田太郎氏で聴いてみたかったですね。吹替キャストはタグに表示しておきます。
    https://www.youtube.com/watch?v=BJFDOvGMD0U
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #アミスタッド #ジョン・ウィリアムズ #モーガン・フリーマン #アンソニー・ホプキンス #マシュー・マコノヒー #ジャイモン・ハンスゥ #ナイジェル・ホーソーン #アンナ・パキン #前田昌明 #山内雅人 #森田順平 #大友龍三郎 #大木民夫 #坂本真綾 #吹替 

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      36がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/3/4

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    DVD「ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎」

     タイトルからもわかるとおり、若き日のシャーロック・ホームズの冒険譚をイマジネーション豊かに描いた作品で、個人的には様々な思い入れはあるのですが、それとは裏腹に本展示アイテム収録作は公開時(1986年3~4月)の興行成績は芳しくなく、それに連なるかのように現在の作品の知名度も、同時期にロードショー公開されていた、同じくスピルバーグ製作総指揮の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に比しても圧倒的に低く、残念でなりません。
     ストーリーに関すること、特にクリス・コロンバスの脚本やブルース・ブロートンの音楽に関することなどは別の機会に譲るとして、ここでは吹替の話を中心に展開していきますが、これに関しても不満はあります。吹替はフジテレビ版(1988年10月29日放映)とテレビ朝日版(1990年12月23日放映)の2パターンが存在し、本展示アイテムには前者が収録されているのですが、個人的にはテレビ朝日版の方がよかったという感想です。と言っても、上記の放映日に観たきりの、すなわち本稿作成の約30年前の記憶となってしまうのですがね。まず、フジテレビ版(本展示アイテム収録)について。主な吹替キャストはタグに表示しておきますが、総じて出来自体に不平を申し立てるほどのものではないものの、山寺宏一氏の吹替の声が主役のニコラス・ロウ(シャーロック・ホームズ)の見た目や実年齢と合わない、要するに声がやけに大人びていた感じがしたのが残念でしたね。もっとも、これについては、テレビ朝日版の堀内賢雄氏の吹替についても同様の印象を受けましたが…。では、なぜテレビ朝日版の方に軍配を挙げるのかというと、ワックスフラッター教授(ナイジェル・ストック)の吹替がフジテレビ版では辻村真人氏なのに対してテレビ朝日版では大塚周夫氏、さらにはレストレード刑事(ロジャー・アシュトン=グリフィス)の吹替がフジテレビ版では緒方賢一氏なのに対してテレビ朝日版では富山敬氏の担当であったという差があったからです。ですので、DVD化する際はテレビ朝日版を収録して欲しかったのですが実際にはそうはならず、また上記したとおりそれほど人気の高い作品ではありませんから、Blu-ray化されて、この2パターンの吹替の両方が収録されることも期待薄と思わざるを得ない、これも残念でなりません。
    https://www.youtube.com/watch?v=e_ybH58Z_bQ
    #DVD #スティーブン・スピルバーグ #ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎 #バリー・レビンソン #クリス・コロンバス #ブルース・ブロートン #ニコラス・ロウ #アラン・コックス #ソフィー・ワード #アンソニー・ヒギンズ #スーザン・フリートウッド #フレディ・ジョーンズ #ナイジェル・ストック #ロジャー・アシュトン=グリフィス #山寺宏一 #松野太紀 #折笠愛 #堀勝之祐 #吉田理保子 #富田耕生 #辻村真人 #緒方賢一 #吹替 

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      39がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/4/9

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    DVD「レインメーカー」

     1997年製作。『地獄の黙示録』での成功の資産を次作『ワン・フロム・ザ・ハート』ですっかり吐き出してしまって以降のフランシス・フォード・コッポラ監督のキャリアは、それ以前と比較すると、どうも精彩に欠けるような感じが否めないのですが、それでも佳作といってもいいような作品をいくつか製作しており、その中の1本が本展示アイテム収録作でした。
     小説『原告側弁護人』の映画化、ジョン・グリシャム原作の映画は他にも有名な作品は多いですが、観た中では個人的には本作が最も好みです。ただ、それは原作の面白さの差によるもの、というよりも一つには監督の演出力、そしてもう一つはキャスティングの妙、この2点による所が大きいですね。この2点のうち前者はコッポラの力量に尽きる、としか言いようがないのですが、後者はプロデューサーの手腕ということになるでしょうか。製作陣の中にマイケル・ダグラスが名前を連ねており、どこまでキャスティングに関わったかはわかりませんが、本作の成功に寄与したことは間違いないようです。
     そのキャスティングですが、主演のマット・デイモン、クレア・デーンズはともかくとして、ジョン・ボイト、ダニー・デビート、ミッキー・ローク、ロイ・シャイダー、そしてダニー・グローバーのオッサンどもがそれぞれにいい味を出していました。それも、ボイド、ローク、シャイダーはそれまでどちらかというと善人役が多かったのが本作では敵役、若しくはクセのある役、対照的にデビートやグローバーはクセのある役の印象があったので、それだけでも楽しい裏切りでした。
     作品の内容自体やエルマー・バーンスタインの音楽などについては別の機会に述べるとして、収録されている吹替についてですが、その出来云々以前に、そもそも本展示アイテムにはケース裏面にも添付リーフレットにも吹替キャストが表示されていませんでした。これはベラボーなことで、不親切極まりないとしか言いようがないわけですが、幸いにもWikipediaにキャストが表示されているので、とりあえず事足りてはいます。まあ、同作品の再発DVDやBlu-rayは販売元がパイオニアからパラマウントに替わっていますので、その辺は改善されているのかもしれませんが…。主な吹替キャストはタグに表示しておきます。
    https://www.youtube.com/watch?v=X3L4HHwjcxc
    #DVD #フランシス・フォード・コッポラ #レインメーカー #ジョン・グリシャム #マイケル・ダグラス #エルマー・バーンスタイン #マット・デイモン #クレア・デーンズ #ジョン・ボイト #ダニー・デビート #ミッキー・ローク #ロイ・シャイダー #ヴァージニア・マドセン #メアリー・ケイ・プレイス #テレサ・ライト #ダニー・グローバー #平田広明 #小林優子 #山野史人 #辻親八 #納谷六朗 #小島敏彦 #塩田朋子 #定岡小百合 #久保田民絵 #麦人 #吹替 

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      36がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/5/15

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    2020/2/5

    kinggidoko

    すごい顔ぶれですよね。期待します!

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      2020/2/5

      woodstein

       kinggidokoさん、コメント有難うございます。ただ、サントラ盤に比べてDVDのコレクションは我ながらショボいと思わざるを得ないラインナップで、ご期待に沿えるかどうかわかりません。ですので、その辺は大目に見てやってください。

      返信する