みんなのコレクションが集まるミュージアム

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映画関連本

 劇場などで販売されているパンフレットまたはプログラム以外の、書店などで販売されていた映画そのものや映画作家に関する書籍を展示します。

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    映画ひとすじに 川喜多かしこ著

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    週刊ヤングジャンプ特別編集 ぜんぶスター・ウォーズ 中子真治・監修

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    追悼特集 黒澤明 永久保存版 映画のダイナミズム

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    小津安二郎 新発見 松竹=編

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    小津安二郎の芸術(上)(下) 佐藤忠男著

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    ジョン・ウェインはなぜ死んだか 広瀬隆著

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    [洋画]ビデオで観たいベスト150 淀川長治/佐藤有一著

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    映画の弁証法 セルゲイ・エイゼンシュテイン著 佐々木能理男訳編

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    E.T. ストーリーブック ウィリアム・コツウィンクル著 今野雄二訳

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    スクリーン特編版 スター・ウォーズスペシャル「ジェダイの復讐」大特集 近代映画社

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    ニューズウィーク日本版 1987年8月6日

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    大人のための映画選び 井上一馬著

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    映画ひとすじに 川喜多かしこ著

     1973年11月4日発行。構成としては、川喜多氏の様々な雑誌等への寄稿を集め、それを一冊の本にまとめた、というもので、帯にもあるとおり「随筆集」の風情となっています。良質な洋画を日本の観客に提供し続けた、ということに代表される彼女の業績については今更何も言うことはありませんし、そのことを背景としての本書の内容にはとても重みがあり、今回改めて本書を読み直してみても興味深いことには変わりはありません。大半は体験談とそれに基づく映画の話で、それはそのまま日本への洋画配給史となるわけですが、それはともかく、要は「彼女は永遠の映画少女であった」ということに帰着することを認識できる著書でした。
    #川喜多かしこ 

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      28がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/2/26

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    週刊ヤングジャンプ特別編集 ぜんぶスター・ウォーズ 中子真治・監修

     1983年8月5日発行。日付からもわかるとおり、「ジェダイの復讐」公開真っ盛りの出版、それなのに結末まであらすじが記載されているのはいかがなものかとも思いましたが、まあ要するにもう観た人だけ読みなさい、ということだったのでしょう。それはともかく、その時期に刊行されたにしては意外と内容豊富、写真も豊富で、入手当時は結構お得感がありました。というのも、現在では一部で黒歴史扱いされている『STAWWARS HOLIDAY SPECIAL』の紹介も2ページですが写真入りで掲載されているからで、存在は知っていてもこの作品に関する情報に、この当時はほとんど触れることがなかったので、興味深かったですね。
    #スター・ウォーズ #ジェダイの復讐 #スター・ウォーズホリデースペシャル #中子真治

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      81がいいね!と言っています。

    • 登録日:2021/11/22

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    追悼特集 黒澤明 永久保存版 映画のダイナミズム

     1998年12月25日発行。別に確認したわけではありませんが、おそらくこれまでに黒澤明監督に関する文献、書籍、出版物の類いはそれこそ無数に存在し、そのうちの何種類かは稀覯本になっているものと想像できます。それに比べると、本書は例えばアマゾンなどで調べると、金額的には大したことはありません。でも内容は、表紙に表示されている本書に登場する各氏のヘッドラインを見るだけでも充実していることは想像に難くないでしょう。もちろん、内容の多くは過去に雑誌などに掲載された記事の再録なのですが、月日を経てその掲載された時期に思いを馳せて読んで見ると、おそらくはその時期に読んだのとはまた別の感慨があるのでしょうね。
    #黒澤明

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      42がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/2/26

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    小津安二郎 新発見 松竹=編

     2002年12月20日発行。講談社+α文庫、つまり文庫本なのですが、「撮影所に眠っていた貴重な写真を多数含む本書の収録写真点数は約400!!」という表記が裏表紙にあるとおり、実質は写真集、という風情です。このフロアでは『小津安二郎の芸術(上)(下)』という別の小津安二郎関連本も展示していますが、読みやすさは断然こちらの方ですね。そういう意味では、これから小津作品をまとめて観てみようという小津初心者には絶好の入門書であり、ガイドブックであると思われます。
    #小津安二郎

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      34がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/3/2

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    小津安二郎の芸術(上)(下) 佐藤忠男著

     1978年12月20日発行。このフロアに展示してある『小津安二郎 新発見』という別の小津安二郎関連本が入門書・ガイドブックであるとするなら、本書は専門書の風情ですね。導入部は小津安二郎監督の「ローアングル」「相似形の人物配置」など、特徴的とされた撮影スタイルの解説がされ、次いで本論として生い立ちから松竹での映画人生を準える語り口で展開され、時系列に作品の解説・分析やその間のエピソードなどが記されています。まさに著者渾身の上下巻で、小津作品群の理解を深めようとするならば、ぜひ読んで欲しい作品です。
    #小津安二郎

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      31がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/3/2

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    ジョン・ウェインはなぜ死んだか 広瀬隆著

     1982年12月25日発行。原子爆弾、今日的には原子力発電所、要するに高レベルの放射性物質の危険性について警鐘を鳴らしたとして、一部ではそれなりの評価を得ているようですが、このことについて論ずるのは多分に政治的な話題となってしまい、このような場で語るのは不適切なので、これ以上は触れません。出版直後に本書を入手したのですが、これは購入したのではなく親戚の者が読み終えたから、と言って譲ってくれたものでした。私はタイトルから単なるハリウッド裏話の類いだろうと思って気軽に受け取ったのですが、実際には映画やそれに出演した俳優を媒介とした、冒頭に挙げたような趣旨の本だったわけです。まあ、ハリウッド黒歴史の一端を語るというのが本書の意義ですかね。
    #ジョン・ウェイン #王家の谷 

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      38がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/3/28

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    [洋画]ビデオで観たいベスト150 淀川長治/佐藤有一著

     1992年5月30日発行。この手の「ベスト~」ものというのはあまり好きではありません。ただ、サントラ盤が音楽雑誌等で特集されるときは、取り上げられること自体があまりないので「ベスト何とか」という企画でも読みますがね。映画作品そのものの「ベスト~」というのは、映画作品自体が切れ目なく増え続けているので、「どこで区切るか問題」は常に付きまといますし、何よりも「どんな作品を選択するのか問題」は不毛です。ですので、本書も正価なら入手しなかったですね。古本で、廉価で、淀川長治氏のコメント(大した内容ではないですが)がついた構成で、何よりも私自身が知らない作品も散見されたので、その部分は読んで見たいと思い、購入してみました。
    #淀川長治 

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      36がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/4/29

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    映画の弁証法 セルゲイ・エイゼンシュテイン著 佐々木能理男訳編

     エイゼンシュテインの名は『ポチョムキン』によって世界的になった。『ストライキ』『ポチョムキン』以後『十月』『古いものと新しいもの』『メキシコの嵐』『アレクサンダー・ネフスキー』『イワン大帝』などの作品において、かれは学識と演劇の経験と思索とによって発見した映画理論を実践に移し、実践を通じて理論を展開し、製作の余暇を見つけては卓越した映画論文を発表した。
     本書は、エイゼンシュテインの数多くの映画論文の中から、映画理論の上から重要なものを採り上げて、編集したものである。いずれの論文もかれの卓抜な思索の記念碑であるが、思索と実践との緊密な合作であるだけに、他の映画理論家の研究論文にみられるように体系的なものではない。その上、つねに前説が訂正されている。かれの理論の生長のあとをたどるのは、骨がおれるが、実に興味がある。芸術家の思索にふさわしい、かがやくような暗示にみちみちている。
    (以上、本書後記より)
    #エイゼンシュテイン #戦艦ポチョムキン #ストライキ #十月 #古いものと新しいもの(全線~古きものと新しきもの~)  #メキシコの嵐(メキシコ万歳) #アレクサンダー・ネフスキー #イワン大帝(イワン雷帝) 

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      35がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/5/13

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    E.T. ストーリーブック ウィリアム・コツウィンクル著 今野雄二訳

     1982年11月4日発行。映画『E.T.』の本邦劇場公開が本展示アイテム出版日の1か月後の12月4日でしたので、それに先駆けての発刊だったわけですが、今見返しても、ここまで詳らかにしてもよかったのか、と思えてしまう内容です。全62ページで実質的には54ページに亘って映画のストーリーを写真と訳文で紹介しているわけですが、要するに結末までネタバレしてしまっているわけです。
     普通に考えれば、ベラボー極まりないこととも言えるのですが、この1982年(昭和57年)後半のこの映画に関する日本国内の雰囲気のことを思い起こすと致し方ない、とも思える側面もあるのかな。その辺りのことは、いずれ別の機会に述べてみたいと思っています。
    #E.T. #ウィリアム・コツウィンクル #今野雄二 

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      49がいいね!と言っています。

    • 登録日:2021/5/8

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    スクリーン特編版 スター・ウォーズスペシャル「ジェダイの復讐」大特集 近代映画社

     1983年8月1日発行。すでに同フロアに展示・登録した「週刊ヤングジャンプ特別編集 ぜんぶスター・ウォーズ」もそうでしたが、『ジェダイの復讐』公開真っ盛り期間中の出版ですから、この時代の映画作品に対する日本の映画ジャーナルの姿勢が窺えるのですが、それはともかくとしてこの段階において、『ジェダイの復讐』のみならず前2作も含めてのまとめ的編集を成し遂げたという、その労力は多とするもので、編集者諸氏のSWに対する情熱がそこまでさせたのだろう、と想像してしまうほどの充実の内容です。私が本アイテムを入手したのは出版から数年後に古本屋で格安で、でしたので、割と冷めた眼で読んだのですが、全編オールカラーの誌面構成も相まって、公開時の興奮が心の奥底で蘇ったものでした。
    #スター・ウォーズ #ジェダイの復讐 

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      61がいいね!と言っています。

    • 登録日:2021/9/15

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    ニューズウィーク日本版 1987年8月6日

     表紙の写真からもわかるとおり、映画『アンタッチャブル』の特集記事がこの号の目玉であり、私もまさにこの表紙につられて普段は見向きもしなかったこの雑誌を購入してしまったのですが、なかなか面白い記事でした。『アンタッチャブル』というと、この時期から20年以上前に放映された連続テレビドラマがあり、私も深夜の再放送を観たことがありましたが、そんな事情も絡めながら、これから本邦公開される作品をここまで盛り上げるのか、とも思えてしまう本記事は、「巧」といわざるを得ないものでした。そもそも、表紙がエリオット・ネスを演じるケヴィン・コスナーではなく、アル・カポネを演じるロバート・デ・ニーロですからね。もっとも、この時期ケヴィン・コスナーの知名度は低く、まだまだ一般的に認知されたものではありませんでしたから、そう意味では納得なのですが…。
     ということで、前段で述べたような内容の記事につられて、私としてはいち早く映画『アンタッチャブル』を観たいと思い、実際の劇場公開よりも早く観ることができたのですが、その辺りのことや、映画そのもの、さらにはエンニオ・モリコーネの音楽などについては、別の機会にたっぷりと語りたいと思っています。
    #ニューズウィーク日本版 #アンタッチャブル #ロバート・デ・ニーロ 

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      46がいいね!と言っています。

    • 登録日:2021/1/23

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    大人のための映画選び 井上一馬著

     2000年8月4日発行。著者の井上氏はいわゆる映画評論家ではなく作家、翻訳家で、かなりの著作を残していることをネット検索して知りました。つまり、私は本展示アイテムに出会うまでは、この著者のことを不勉強ながら知りませんでした。さて、本書自体は書下ろしではなく、主に1990年代後半に様々な雑誌に寄稿したものを加筆などしてまとめたものだそうで、この時期の主要作品の記憶を留めたもの、という感じですかね。正直言って、多少文章のうまい映画ファンが、自身の独断と偏見を綴った、という風情で、本文冒頭で著者が映画評論家ではない、ということを申し上げましたが、そのことが如実に表れている内容で、この辺は読者の好みの分かれるところでしょう。では、お前はどうなのか、というと、おそらく本書が出版された20年ほど前ならば、あまり一顧だにしなかったでしょう。少し時代が下り、当時のことを感慨をもって見直すことができる立場になって、冷静に読める、すなわち、読む時期によって感想の質が変わる、というのが、読後の最大の印象でした。
     具体的内容についてはいちいち触れませんが、著者同様、私も驚いたのが、「アメリカ人が選んだスポーツ映画ベスト25」の結果で、一位がなんと『勝利への旅立ち』という作品だったこと、もちろん私も観ていましたし、その際も佳作とは思っていましたが、この作品で最も印象的だったのがジェリー・ゴールドスミスの音楽であり、ストーリーそのものにはそれほど際立ったものを感じなかったので、この作品については機会があれば観直してみたい、そう思わせてくれたのが、本書からの最大の収穫でした。
    #井上一馬 #1990年代 #勝利への旅立ち 

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      35がいいね!と言っています。

    • 登録日:2021/4/28

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