みんなのコレクションが集まるミュージアム

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映像ソフト ロバート・レッドフォード関連

 個人的に思い入れのあるロバート・レッドフォードの出演映画を中心に、監督作やその他の形で関わりのある映像ソフトを展示します。

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    ロバート・レッドフォード・フィルムス

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    ミステリーゾーン(The Twilight Zone/トワイライト・ゾーン)VOL.1

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    二重誘拐

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    大統領の陰謀

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    雨のニューオリンズ

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    セイクレッド・プラネット 生きている地球

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    ラスト・キャッスル

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    普通の人々

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    裸足で散歩

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    夜霧のマンハッタン

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    幸福の条件

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    大いなる勇者

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    候補者ビル・マッケイ

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    リバー・ランズ・スルー・イット

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    華麗なるヒコーキ野郎

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    愛と哀しみの果て

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    華麗なるギャツビー

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    アンカーウーマン

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    クイズ・ショウ

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    明日に向って撃て!―特別編―

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    出逢い

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    ハバナ

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    モンタナの風に抱かれて

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    追憶

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    ブルベイカー

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    バガー・ヴァンスの伝説 ―特別編―

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    くたばれ!ハリウッド

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    スニーカーズ

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    スパイ・ゲーム〈コレクターズ・エディション〉

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    遠すぎた橋 ―特別編―

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    ロバート・レッドフォード・フィルムス

     2000年製作。レッドフォードに限らず、他の俳優に関しても同様の趣旨のDVDが製作されましたが、そもそも内容や収録時間(25分)の割に高価だったので、とても食指の動くようなシリーズではありませんでした。因みに本アイテムは「レッドフォードもの」だから、というのもありますが、購入の最大の動機は、70%オフくらいの価格だったということですかね。
     収録作品は下記のタグに記載した10作で、それぞれを興行的にはどうだったかも触れながら作品内容を、映像(主に予告編)を交えて紹介するという、いわばありきたりの内容なのですが、その中に観たことのなかった『サンセット物語』が含まれていました。それで、これは現在でも未見なのですが、その断片であっても観ることができ、しかも本アイテムの収録作品の中では最長の5分を費やしているので、そのことだけでもこのアイテムを手放せない理由の一つとなっています。
    #DVD #ロバート・レッドフォード #サンセット物語 #裸足で散歩 #明日に向って撃て! #夕陽に向って走れ #大いなる勇者 #候補者ビル・マッケイ #スティング #大統領の陰謀 #ナチュラル #愛と哀しみの果て 

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      32がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/7/27

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    ミステリーゾーン(The Twilight Zone/トワイライト・ゾーン)VOL.1

     『ミステリーゾーン』自体は、1980年代の中頃くらいだったか、深夜に昔のアメリカのドラマを再放送する枠があり、そこで放映されていました。深夜放送ですからなかなかリアルタイムで観ることができず、録画して何話かは観ることができたのですが、その中にレッドフォードが出演しているエピソード『死神の訪れ』がありました。
     ストーリーは、死神に命を狙われていると思い込んでいる老婆が主人公。倒壊寸前の古くて汚いアパートに住んでいて立退きを迫られているが、この老婆は訪ねてくる人を皆、死神と思い込んで家の中に誰も入れようとしない。しかし、家の前で警官が銃で撃たれてしまい、ついに家の中に入れてしまうのだが、その警官は老婆には見えても それ以外の者には見えない存在。すなわち、その警官こそが死神(ミスター・デス)だった…。この警官=死神役をレッドフォードが演じていたのですが、まだ下積みの若手俳優、という感じが濃厚で、なんとも評価のしようがないですかね。
     本アイテムは、大手CDショップでのDVD格安ワゴンセールで見つけたもので、たまたまこのエピソードが収録されていましたので、勢いで購入してしまいました。
    #DVD #ロバート・レッドフォード #ミステリーゾーン #トワイライト・ゾーン #死神の訪れ #グラディス・クーパー 

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      66がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/3/28

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    二重誘拐

     レッドフォード以外にヘレン・ミレン、ウィレム・デフォーも出演しており、しかも「オランダで実際に起きた誘拐事件をベースに描いたサスペンス・アクション!」という触れ込みでしたので、それなりに期待して観たのですが、はっきり言って凡作、いや駄作です。それまでのレッドフォードの出演作品はそれなりに佳作が多かったので、この作品によりレッドフォードのフィルモグラフィのクオリティは多少劣化してしまったような気がします。
     もっとも、救いがあるとすれば、収録されている吹替、レッドフォード:野沢那智、ヘレン・ミレン:鈴木弘子がそれなりに良かったことですかね。
    #DVD #ロバート・レッドフォード #二重誘拐 #ヘレン・ミレン #ウィレム・デフォー #野沢那智 #鈴木弘子 

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      31がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/7/27

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    大統領の陰謀

     この作品については、触れたいこと、語りたいことが山ほどあるのですが、それらをこの場ですべて吐き出すことはとても出来そうにありません。ただ、この作品については他のアイテム、映画パンフレット、チラシなどを展示する際にも触れる機会はあると思われますので、ここでは展示アイテムであるDVDに収録の内容を中心に述べたいと思います。
     本アイテムは2枚のディスクから成り、1枚目は本編ディスク、2枚目は特典ディスクでメイキングやドキュメンタリーなどが収録されていて、これらもそれなりに充実の内容ですが、やはり1枚目の本編ディスクに収録の「ロバート・レッドフォードによる音声解説」がとても興味深かったですね。個々の場面の解説や、本作を製作するに至った経緯、主人公である2人のワシントンポストの記者、ボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインとの交流などのエピソードなどが語られ、より深く本作を理解することが出来ました。このコメンタリーの中で語られた内容のいくつかは別の機会に紹介するとして、特に興味を引いたのは本編中頃のレッドフォードによる長回しのシーンの解説でした。画面の手前、向かって右側の方で電話取材しているレッドフォード扮するボブ・ウッドワードとは対照的に、画面奥の方、向かって左側で他の記者や編集スタッフがテレビ番組を見て盛り上がっているのが、いずれも焦点がズレないで撮影されているのですが、それをいかなる手段で可能にしたのか、またこの約6分間の長回しの演技を行うに際し、レッドフォード自身がどのような心持であったのかが語られており、普通に本編を鑑賞していると思いも致さないことが、実は緻密な事象の積み重ねであったことが思い知らされました。
     あと、本アイテムの収録内容で素晴らしいのが吹替ですね。一部キャストを紹介すると、
    ・ダスティン・ホフマン:野沢那智
    ・ロバート・レッドフォード:広川太一郎
    ・ジャック・ウォーデン:雨森雅司
    ・マーティン・バルサム:緑川稔
    ・ジェイソン・ロバーツ:小林清志
    ですが、洋画の吹替ファンからすると、とてもワクワクするキャスティングです。特に何と言っても、レッドフォードを広川太一郎氏が担当する、というのがたまらないですね。レッドフォードの吹替は本作でホフマンを担当している野沢那智氏が他の作品では演じることが多いのですが、「圧倒的に広川氏の方が合っている」と私は言い切ります。あと、「洋画の吹替の名作」というと、何のことか思われるかもしれませんが、要するにある洋画の日本語吹替の全体的な出来栄えが良い作品、すなわち、まずは声優のキャスティング、次いで各声優の演技力の良い作品であるとする(私の勝手な定義ですが)と、本アイテム収録の『大統領の陰謀』の吹替は、名作中の名作と思い込んでいます。もちろん、異論のある方もおられるでしょうが…。ちなみにもう一作、吹替が名作中の名作だと思い込んでいる作品があるのですが、それはその作品を扱うときに申し上げます。
     吹替の話を続けます。本アイテム収録の日本語吹替は、TBSテレビ 『月曜ロードショー』で1980年8月18日初放送の際に制作されたもので、私はリアルタイムで観たのですが、このときの本編開始前の荻昌弘氏のコメントに感心させられました。劇場観賞時は白い文字の字幕がワシントンポストの編集室の天井の白さと重なって(この頃の字幕はまだ縦書き)見にくいことが多かったが、今回は吹替なのでそういう懸念はない、という旨の内容だったのですが、何か目から鱗が落ちた感じがしました。というのも、その頃私は「ロードショー」という映画雑誌を定期購読していたのですが、その誌面に漂っていた雰囲気は、「映画がテレビ放映される際、放送時間の枠内に収めるためにカットされるシーンが生じる、テレビサイズに合わせるために画面左右両端がトリミングされる、そして吹替することで出演俳優本来の声が失われる、これらのことはオリジナル作品に対する冒涜である」という感じのもので、この頃の私も漠然と「そんなものなのか」と思っていたのですが、このロードショー誌面に漂っていた吹替に関する見解とは逆の吹替の効用を荻氏が伝えてくれ、またその後に放映された映画本編の吹替が素晴らしい出来だったこともあり、多少なりともあった吹替に対する偏見はなくなったような気がしました。
     以上、長々と紹介文を認めてしまいました。作品内容そのものについては、冒頭で申しあげましたように別に機会に譲ります。
    #DVD #ロバート・レッドフォード #大統領の陰謀 #アラン・J・パクラ #ウィリアム・ゴールドマン #ダスティン・ホフマン #ジャック・ウォーデン #マーティン・バルサム #ジェイソン・ロバーツ #ボブ・ウッドワード #カール・バーンスタイン #広川太一郎 #野沢那智 #雨森雅司 #緑川稔 #小林清志 #荻昌弘 #吹替 

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      49がいいね!と言っています。

    • 登録日:2020/9/9

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    雨のニューオリンズ

     原題はThis Property Is Condemned、「財産没収」と訳すそうで、おそらく法律用語なのでしょう。映画の邦題からだけですと何かロマンティックな雰囲気も漂いそうですが、原題からも連想できるように、不況時代のアメリカの地方都市の閉塞感を描いた作品となっています。スタッフ、キャストともにビッグネームが揃っているのですが、これは後年になってそのように見えるだけで、製作・公開当時の触れ込みは「テネシー・ウィリアムズ原作、ナタリー・ウッド主演」という感じだったのかな。そのスタッフ・キャスト間の人間関係で目立ったところを述べると、レッドフォードとナタリー・ウッドは『サンセット物語』に続いて2度目の共演、後に『候補者ビル・マッケイ』でも少しだけ共演、レッドフォードとシドニー・ポラック監督は本作も含めて実に7作品でコンビを組み、レッドフォードと脚本フランシス・フォード・コッポラは後に『華麗なるギャツビー』でも共に仕事をしています。
     作品自体は、前述したようにテネシー・ウィリアムズの戯曲の映画化ですが、非常に味わい深い内容で、そこはコッポラの脚色の冴えわたりを感じさせますが、その反面、演出は地味でそのあたりはポラック監督の未熟さが出たような気がします。ただ、レッドフォードも含め、後の彼らの映画人としての成功を予感させる作品であったと言えるでしょう。また、本アイテムですが、テレビ放映時の吹替が収録されており、レッドフォードが広川太一郎氏、ブロンソンが大塚周夫氏というのは嬉しい配役でした。
     最後に蛇足ですが、私がこの作品を最初に観たのは深夜のテレビ放映で、ナタリー・ウッドが裸で水の中に飛び込むシーンには目が覚めましたね。それで、本当に全裸だったかどうかを確認すべく、本アイテムでそのシーンをスローで再生してみたのですが、実際には肌色の全身タイツのようなものを身に着けていたのがわかり、そりゃ、そうだろう、などと思ったものでした。
    https://www.youtube.com/watch?v=5JX84nAZDX4&list=PL_nVQLBTf7153LUMd_tVDUZTwTkZVuznQ&index=2
    #DVD #ロバート・レッドフォード #雨のニューオリンズ #テネシー・ウィリアムズ #シドニー・ポラック #フランシス・フォード・コッポラ #ナタリー・ウッド #チャールズ・ブロンソン #ケイト・リード #メアリー・バダム #アラン・バクスター #ロバート・ブレイク #ジョン・ハーディング #ダブニー・コールマン #広川太一郎 #神保共子 #大塚周夫 #荒木道子 #堀絢子 #北村弘一 #吹替 

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      34がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/8/14

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    セイクレッド・プラネット 生きている地球

     2004年ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ製作の地球自然ドキュメンタリーで、以上の字面だけで何となく内容は想像できてしまいますし、実際にもそんなものでした。なぜ、そのような内容のアイテムがこのフロアに展示されるのか、というと、全編のナレーションをレッドフォードが担当している、というその一点のみです。
    #DVD #ロバート・レッドフォード #セイクレッド・プラネット生きている地球 

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      32がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/8/14

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    ラスト・キャッスル

     「卓越した指揮能力を謳われながら、重大な作戦ミスを問われた米陸軍のアーウィン中将が軍刑務所へ送られてくる。迎えた刑務所長のウィンター大佐は実戦経験の無い男。過酷な管理体制で囚人たちを圧殺してきた彼のやり方は、アーウィンに対しても例外ではなかった。人間の尊厳を踏みにじるかのようなウィンターの冷徹な仕打ちが加速する。やがてアーウィンの心の堰が切れた時…。一触即発の心理戦から男たちの怒りが逆巻くクライマックスの暴動へ―。」というのが、DVDケース記載の紹介文です。
     レッドフォードと監獄もの、というと、出監のシーンで始まった『ホットロック』、身分を秘めて収監して実情を探った『ブルベイカー』などがありましたが、本格的なものは本作が唯一無二となります。まあ、設定からして結末の分かっているストーリーですから、その過程をいかに楽しませるかが作品の評価に直結するわけですが、要は主役のレッドフォードがいかにヒーローとしてカッコよく見せられているかがポイントで、その意味ではレッドフォード扮するアーウィン中将の敵役である刑務所長ウィンター大佐に扮するジェームズ・ガンドルフィーニの憎々しさは圧巻で、見事な引き立て役でした。
     ということで、本作はそれほど知名度はありませんが、エンターテイメント性に富んだ佳作で、機会があれば是非観て頂きたい作品です。なお、本アイテムには日本語吹替も収録されており、レッドフォードの吹替は野沢那智氏が担当していますが、無難な仕上がりというところでしょうか。
    https://www.youtube.com/watch?v=THWd2Qtp_mo
    #DVD #ロバート・レッドフォード #ラスト・キャッスル #ロッド・ルーニー #ジェリー・ゴールドスミス #ジェームズ・ガンドルフィーニ #野沢那智 #吹替 

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      29がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/8/14

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    普通の人々

     言うまでもなく、ロバート・レッドフォード第1回監督作品にして、作品、監督賞を含むアカデミー賞4部門受賞作品という誠に誉れ高い作品で、このときは今後のレッドフォードの監督としてのキャリアに大いに期待がかけられたのですが、その後の結果を見ると、失敗と言えないまでも成功とは言い辛いですね。比較するのが適当かどうかはわかりませんが、例えばクリント・イーストウッドの監督作は質・量ともにレッドフォードを凌駕しているのは疑いようもないことですから。
     作品の内容やアカデミー賞受賞の背景などについては様々に語りたいことがあるのですが、それらについては別の機会に譲ることにして、ここでは本アイテムに収録の吹替について触れます。
    ・ドナルド・サザーランド:金尾哲夫
    ・メリー・タイラー・ムーア:小宮和枝
    ・ティモシー・ハットン;浪川大輔
    ・ジャド・ハーシュ:安原義人
    ・エリザベス・マクガヴァン:大野エリ
    という吹替配役が添付のリーフレット記載ですが、テレビ放映時の配役は順に前田昌明、野沢雅子、神谷明、坂口芳貞、佐々木るん、で、普通の吹替ファンならば後者の配役に軍配を上げるでしょう。要するに、テレビ放映時は放送枠に合わせて本編がカットされるので吹替が収録されていない部分があり、その部分だけ字幕になってしまうのは良くないので、新たな吹替を収録しよう、という意図なのでしょうが、どうですかね。そういうコンセプトの賛成の方もおられるかもしれませんが、少なくとも私個人はこの考えかたには与しません。というのも、これが一期一会の鑑賞の機会であり、作品内容を理解するために字幕の煩わしさを避けて吹き替えたものを楽しみたい、というのであるならば、そうかな、とも思うのですが、この種のDVDは手元に置いて複数回の鑑賞をしたいと思って入手するわけですから、作品内容の理解のための新録吹替を従来存在するものを押しのけてまで収録するほどの価値があるとは思えません。それに新録を制作するのは、それなりに経費もかかりますしね。
     もっとも、昨今のBlu-rayには、その作品に関して制作された複数種の吹替バージョンを収録する、というアイテムも登場してきており、そのことが一般化すれば、前段の主張などどうでもいい話になりますがね。
    https://www.youtube.com/watch?v=mKkcyK1VpGY
    #DVD #ロバート・レッドフォード #普通の人々 #ドナルド・サザーランド #メリー・タイラー・ムーア #ティモシー・ハットン #ジャド・ハーシュ #エリザベス・マクガヴァン #吹替 

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      43がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/8/29

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    裸足で散歩

     ニール・サイモンの同名戯曲の映画化作品で、youtubeでは同名の舞台化作品の映像が検索結果に意外と登場するので、戯曲そのものは人気のある作品であると想像できますが、本アイテムに収録の作品はどうもそれとは対照的なようで、少なくとも一般的な知名度はそれほどでもないようです。脇をシャルル・ボワイエ、ミルドレッド・ナトウィックといったベテラン俳優が固めているのに…。レッドフォードとジェーン・フォンダは前年に『逃亡地帯』で、後年では『出逢い』(いずれこのフロアでも述べますが、最悪の邦題!)、『夜が明けるまで』と何度も共演を重ねる名コンビなのに…。原作や出演俳優に不満がないのならば誰の責任でこのようなことになったか、結局、監督のジーン・サックスと彼を起用したプロデューサーのせいなのでしょう。そういう意味ではとても残念な作品でした。
    https://www.youtube.com/watch?v=rY-uQehpXf0
    #DVD #ロバート・レッドフォード #裸足で散歩 #ニール・サイモン #ジェーン・フォンダ #シャルル・ボワイエ #ミルドレッド・ナトウィック #ジーン・サックス 

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      23がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/10/4

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    夜霧のマンハッタン

     我が所有の本アイテムはいわゆるトールサイズのケースではなく、CDと同サイズのケースで、国内盤CDの場合と同様に帯が付されていますが、そこに記された収録作品の触れ込みは「名画に隠された謎を追うロマンティック・ミステリー」となっています。別にそれを間違いだ、とは言いませんが、それほど大層な表現をするまでのモノか?というのが実感で、要はレッドフォード扮する地方検事補ローガンがチャラ男という設定というのも安易だし、そもそもデブラ・ウィンガー、ダリル・ハンナ、ブライアン・デネヒー、テレンス・スタンプという面々を配するほどのストーリーなのか、という根本的な問題があり、アイバン・ライトマン監督の演出も冴えない感じで、どうも乗り切れない作品でした。また、『夜霧のマンハッタン』という邦題も冴えないですが、これは内容相応ですかね。上記の内容に関して詳しくは、また別の機会に述べます。
     さて、展示アイテムも含めて日本で出版されたこの『夜霧のマンハッタン』のDVDには、いずれも日本語吹替が収録されていません。レッドフォードを広川太一郎氏が担当した版が存在するはずなのですが、残念でなりません。
    https://www.youtube.com/watch?v=RVNFP3IS1lo
    #DVD #ロバート・レッドフォード #夜霧のマンハッタン #アイバン・ライトマン #デブラ・ウィンガー #ダリル・ハンナ #ブライアン・デネヒー #テレンス・スタンプ 

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      26がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/10/4

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    幸福の条件

     1993年のゴールデンラズベリー賞のほとんどの部門にノミネートされ、そのうち「最低作品賞」「最低助演男優賞」「最低脚本賞」を受賞した、という折り紙付きの駄作で、突っ込みどころは満載なのですが、それに関する言及は別の機会に譲ります。救いがあるとすれば、ジョン・バリーの音楽ですが、これもサントラ盤紹介の際に述べます。ということで、あとは本アイテムに関して作品の内容以外では、吹替が収録されているということくらいでしょうか。レッドフォードを野沢那智氏が担当しているのですが、そもそもこの映画に関してはレッドフォード自体の演技も出来が良くなかったので、野沢氏の吹替演技も冴えなかったような気がします。おそらく、収録時には野沢氏も苦労したのだろうな、というのが窺えるようでした。あと、エイドリアン・ライン監督の音声解説も収録されていますが、聴く気はしなかったです。
    https://www.youtube.com/watch?v=5OJXiLnNFUA
    #DVD #ロバート・レッドフォード #幸福の条件 #エイドリアン・ライン #デミ・ムーア #ウディ・ハレルトン #ジョン・バリー #吹替 

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      30がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/10/4

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    大いなる勇者

     ジョン・"リヴァー・イーティン"・ジョンスンなる歴史上の人物について、レイモンド・W・ソープとロバート・バンカーが著した『クロウ族殺し』(『Crow Killer: The Saga of Liver-Eating Johnson』)を映画化した作品で、レッドフォードにとっては『雨のニューオリンズ』に続くシドニー・ポラックとのコンビということになります。レッドフォードがアメリカを代表するスターの地位を確立する大きな礎となった出演作は言うまでもなく『明日に向って撃て!』ですが、その後に出演した『夕陽に向って走れ』『白銀のレーサー』『お前と俺』に関しては作品的にはともかく興行的には成功と言えず、その流れを引きずっての本作はレッドフォード、ポラックともそれなりの覚悟で取り組んだものだっただろうことは想像に難くなく、結果的には作品的にも興行的にも成功をおさめたことで彼らの地位は不動のものとなった、と言えるでしょう。また、作品全体のトーンを支えたジョン・ミリアスの脚本も見事でした。
     内容的にはジョン・"リヴァー・イーティン"・ジョンスン(映画では「ジェレマイア・ジョンソン」)の半生を、彼が様々な事象に遭遇することでどのように人生の信条が移り行くのか、その変遷の過程が主題(もちろん私見です)で、具体的には身内を殺したクロウ族に対して復讐となる対決を重ねるうちに、その宿敵への心持が変化するわけですが、いわゆるアメリカン・ニュー・シネマという土俵で西部劇の表現にどう取り組むか、勧善懲悪ではない結末をどうするか、その試行錯誤が如実に感じ取れる作品でした。
     あと、この映画は70年代の作品としては珍しく、本編前に序曲、本編中に間奏曲が入るという上映形式を採用しています。60年代以前の大作映画にはよく見られたもので、私個人は1980年の『アラビアのロレンス』のリバイバル公開の際に最初に経験したのですが、何か一時代前の優雅でゆとりのあった娯楽としての映画上映の雰囲気を感じたものでした。本アイテム収録版やBSなどでの放送では、この上映形式にのっとったもので、そのあたりは少し粋な計らいでした。
    https://www.youtube.com/watch?v=QFLwH-ZZ1MY
    #DVD #ロバート・レッドフォード #大いなる勇者 #シドニー・ポラック #ジョン・ミリアス #ウィル・ギア #レイモンド・W・ソープ #ロバート・バンカー 

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      27がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/10/4

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    候補者ビル・マッケイ

     最初に観たのは高校生の時に名画座で、でしたが、もちろんかなりデフォルメしているにせよ、アメリカの選挙戦の側面や、そこに参加する面々のメンタリティやレッドフォード扮する主役の様子の変遷の数々により少なからず衝撃を受けたものでした。もちろん、今の年齢で初見だったら、「ああ、この時代はこんなものだったのか」という感慨しかないでしょうが…。2回目は数年後、深夜のテレビ放映で、当然吹替でしたが、野沢那智氏のビル・マッケイは、やや不満の残るものでした。そして3回目は本アイテム購入時、ということになるわけですが、意外だったのがそのパッケージのデザインで、御覧のとおり、ビル・マッケイに扮したレッドフォードがガムを膨らましている姿が大写しになっています。この写真自体は本邦公開当時にキネマ旬報の表紙などにも採用されており特に目新しいわけではないのですが、一般にはチラシやポスターなどに使用された星条旗を背景にレッドフォードの顔が配置されたものが宣伝用として流布されたので、それとの差別化を目論んだのでしょうか。
     ただ、個人的には少し違和感がありますね。要するに、選挙に出る前のビル・マッケイは普通に有能な弁護士で私生活にも特に問題がなかったのが、立候補後は選挙に勝つための勢力が彼の純粋さを次第に蝕んでいき、最終シーンのオチになだれ込んでいくわけですが、本アイテムのパッケージはそのことを暗示するものであり、どうもネタバレ感が拭えないのです。というのも、アメリカの選挙を題材にした映画というのは、概してこの選挙参謀が悪役となって勝つための手段を講じるのに対し、主人公が自分の純粋さを打ち出し、結果として主人公の精神の方が大衆に支持されるというものが常道なのですが、本作はそのルートを辿るものではないわけですから。かつて、『猿の惑星』のDVDがリリースされた際、そのパッケージに自由の女神が描かれていた程ではないにしても、このDVDにより本作を初見という人も少なからずいるでしょうから、そのあたりの配慮が欠けていたのではないでしょうか。
    https://www.youtube.com/watch?v=9RTIQWXzexU
    #DVD #ロバート・レッドフォード #候補者ビル・マッケイ #マイケル・リッチー #ポール・サンド #メルビン・ダグラス #ナタリー・ウッド 

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      28がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/11/2

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    リバー・ランズ・スルー・イット

     レッドフォードの監督3作目、本人はナレーションを担当していますが、それはいいでしょう。作品そのもの、特にエミリー・ロイドの魅力やマーク・アイシャムのサントラについては語りたいことは数多くありますが、それは別の機会に譲るとしてここでは少し苦情を言いたい。
     本アイテムには吹替音声も収録されており、その出来にも言いたいことはありますが、それは置いておいて、吹替のキャスティングが添付リーフレットにもDVDケース裏面にも表示されていなかったのは、少し酷いのではないでしょうか。クレイグ・シェーファーが山寺宏一氏、トム・スケリットが田中信夫氏というのはさすがに聴いただけでわかりましたが他はわからず、特にブラッド・ピットをだれが吹き替えたかは謎でした。今となっては、ネット検索でその空白を埋めることは可能ですが、そんな手間をカスタマーにかけさせたパイオニアLDC株式会社の不親切さは情けなかったですね。
    https://www.youtube.com/watch?v=sgciiMl66ak
    #DVD #ロバート・レッドフォード #リバー・ランズ・スルー・イット #ブラッド・ピット #クレイグ・シェーファー #トム・スケリット #エミリー・ロイド #エミリー・ロイド #マーク・アイシャム #吹替 

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      25がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/11/2

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    華麗なるヒコーキ野郎

     原題が「The Great Waldo Pepper」、直訳すれば「偉大なるウォルド・ペッパー」ということになるのでしょうが、レッドフォードの出演前作の『華麗なるギャツビー』の原題が「The Great Gatsby」でこの映画の公開以前にスコット・フィッツジェラルドのこの原作の日本語翻訳が出版される際に「華麗なる~」という邦題にしたので、その流れで本アイテム収録作の邦題も「華麗なる~」となったのでしょう。あと「ヒコーキ野郎」は、ケン・アナキン監督の『素晴らしきヒコーキ野郎』からのパクリなのは明らかですが、この是非についてはあえて言及しません。
     さて、作品そのものや、ジョージ・ロイ・ヒル監督、ウィリアム・ゴールドマンの脚本、さらにはヘンリー・マンシーニの音楽などについては別の機会に語るとして、ここで言いたいのは本展示アイテムには特典映像や音声が何もないということでしょうか。極端な話、これだったらBSなどで放映された際に録画したDVDと質的には同じ、ということになるわけで、かなり寂しいですね。本作に関してはレッドフォードを広川太一郎氏が担当した吹替が存在し、10年位前(2009年10月27日)にテレビ東京の「午後のロードショー」でも放映されたので、収録できないはずがなく、そういう意味では残念極まりないです。
    https://www.youtube.com/watch?v=H5Y9UCGYpl0
    #DVD #ロバート・レッドフォード #華麗なるヒコーキ野郎 #ジョージ・ロイ・ヒル #ウィリアム・ゴールドマン #ヘンリー・マンシーニ #ボー・スヴェンソン #スーザン・サランドン #マーゴット・キダー 

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    • 登録日:2019/11/2

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    愛と哀しみの果て

     最近ではあまり見かけなくなった「愛と○○の✕✕」という邦題、70年代後半から90年代にかけてはお目にかかることも多かったようで、いろいろネット検索を駆使し、さらに自分の記憶と照らし合わせて列挙してみました。
     『愛と暗殺のタンゴ』『愛という名の疑惑』『愛と栄光の日々 ライト・オブ・デイ』『愛と喝采の日々』『愛と哀しみの旅路』『愛と哀しみの果て』『愛と哀しみのボレロ』『愛と死の間で』『愛と宿命の泉』『愛と青春の旅立ち』『愛と精霊の家』『愛と戦火の大地』『愛と追憶の日々』『愛と憎しみの記憶』『愛と復讐の挽歌』『愛と野望のナイル』『愛と勇気の翼』『愛と欲望の銃弾』などがありますかね。あと、邦画ではこれらの邦題を揶揄するかのようなタイトルの石田純一主演『愛と平成の色男』なんてのもありました。
     さて、本アイテム収録作は、原作がアイザック・ディネーセンの『アフリカの日々』、原題「Out of Africa」で直訳すれば「アフリカより」ということになるのでしょうが、原作本のタイトルが最も内容に即していますかね。翻って映画邦題の『愛と哀しみの果て』ですが、作品の内容と乖離はしていないものの、このアカデミー賞作品賞受賞作には失礼な命名だったような気がします。
     ということで、作品自体のことやジョン・バリーのスコアが秀逸なサントラ盤に関しては別の機会に語るとして、本展示アイテムに関してですが、「スペシャル・エディション」とあるように2枚組で特典ディスクにはメイキングなどが収録され、本編ディスクには日本語吹替とシドニー・ポラック監督の音声解説が収録されています。そしてこの吹替ですが、本展示アイテム出版の際に制作された新録でレッドフォードが古川登志夫氏、メリル・ストリープが萩尾みどり氏、そしてクラウス・マリア・ブランダウアーが堀内賢雄氏、と悪くはないのですが、やはりテレビ放映時の野沢那智、池田昌子、荻島真一各氏による吹替版のほうが嬉しいですね。
    https://www.youtube.com/watch?v=2EW2kNCmZZ0
    #DVD #ロバート・レッドフォード #愛と哀しみの果て #アイザック・ディネーセン #シドニー・ポラック #ジョン・バリー #メリル・ストリープ #クラウス・マリア・ブランダウアー #古川登志夫 #萩尾みどり #堀内賢雄 #吹替 

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    • 登録日:2019/11/2

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    華麗なるギャツビー

     F・スコット・フィッツジェラルドの小説『グレート・ギャツビー』の映画化作品はこれまでに5作あるそうで、本アイテム収録作品は3番目に制作された映画。近年ではバズ・ラーマン監督、レオナルド・ディカプリオ主演のリメイク作が話題となりましたが、こちらはまだ観ていません。
     ということで、作品自体のことや「デイジーのテーマ」など音楽に関しては別の機会に語るとして、本展示アイテムに関してですが、例によって収録されている新録吹替はあまりいい出来ではなく、本アイテム収録作を見る際は結局字幕の方で、でした。というのも、本作を劇場で見る機会には恵まれず、テレビ放映で観たのが初めてで、しかも秀逸な吹替版でした。1983及び1984年にTBSテレビで『SONY PRESENTS 名作洋画ノーカット10週』という番組が放映され、そのタイトルどおり、本編をノーカット放送、吹替はフィックスを基本に選りすぐりの(というよりも吹替ファンが納得するような)キャスティング、そしてCMによる中断は原則1回という、吹替洋画ファンにとっては感涙物の企画でした。要するにソニーが自社のビデオデッキを拡販する企画だったのですが、それによってベータマックスが普及したか、というと、それは御存じのとおりです。
     話を『華麗なるギャツビー』に戻して、この企画の2年目に本作が放映されたのですが吹替キャストは、
    ・ジェイ・ギャツビー(ロバート・レッドフォード):広川太一郎
    ・デイジー・ブキャナン(ミア・ファロー):岡本茉利
    ・トム・ブキャナン(ブルース・ダーン):有川博
    ・ニック・キャラウェイ(サム・ウォーターストン):堀勝之祐
    ・ジョーダン(ロイス・チャイルズ):横尾まり
    ・マートル・ウィルソン(カレン・ブラック):弥永和子
    ・ジョージ・ウィルソン(スコット・ウィルソン):納谷六朗
    ・パメラ(パッツィ・ケンジット):鈴木富子
    ・ウルフシャイム(ハワード・ダ・シルバ):加藤正之
    というもので、とても本アイテム収録の吹替など足元にも及ばない豪華なものです。と、なぜこのようなことを申し上げるのか、この企画で放映された作品は全20作に及ぶのですが、この時制作された吹替が現行のDVDやBlu-rayに収録されている事例が他作品において存在するからで、それならば本作においてもそれは可能ではなかったのか、そんなことを思ってしまったのです。
    https://www.youtube.com/watch?v=513AXwcenEQ
    #DVD #ロバート・レッドフォード #華麗なるギャツビー #F・スコット・フィッツジェラルド #ジャック・クレイトン #フランシス・フォード・コッポラ #ネルソン・リドル #デイジーのテーマ #ミア・ファロー #ブルース・ダーン #サム・ウォーターストン #ロイス・チャイルズ #カレン・ブラック #スコット・ウィルソン #吹替 

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    • 登録日:2019/11/8

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    アンカーウーマン

     野暮ったい女性が年長の男性の影響下で洗練されて社会的にも成功する、ありがちなストーリーであり『マイ・フェア・レディ』『スター誕生』『プリティ・ウーマン』などがその範疇の作品として挙げられるでしょうか。本作もその手法に則った話の作りなのですが、この種のストーリーの映像化に常に付きまとう欠点は、画面にヒロインが登場した瞬間から本来意図したであろう「野暮ったさ」が感じられない、ということです。オードリー・ヘップバーン、バーブラ・ストライサンド、ジュリア・ロバーツ、そして本作のミシェル・ファイファーのいずれもが、その派手な顔立ちも手伝って成功者オーラが出まくりで、正直言ってリアリティが感じられません。ですので、結局はファンタジーになってしまうという、まさに映画の王道を行く作品ということになり、本展示アイテムの帯に印字された「女性たちが一度は夢見る、ファンタジックなラブ・ストーリー。」というのも、ある意味正鵠をついているのでしょう。
     本作でのレッドフォードですが、ミシェル・ファイファーの引き立て役に徹している、という感じで、ある意味大人の立ち回りをしているとも言えますが、この頃、レッドフォードは還暦になるくらいでしたから、若い女性(といってもミシェル・ファイファーも撮影時は37歳)の恋人役もそろそろきつくなっていたわけで、主役を張り続けるだけでは立ち行かなくなり始めていた時期に差し掛かっていたのでしょう。そういう意味では、レッドフォードの俳優としてのキャリアのターニングポイントの一つとなった作品であったといえます。
     あと本アイテムには吹替も収録されていますが、野沢那智、小山茉美各氏はベテランだけあって、無難な仕上がりだったと思います。
    https://www.youtube.com/watch?v=WpgSvgwe0ng
    #DVD #ロバート・レッドフォード #アンカーウーマン #ジョン・アブネット #ミシェル・ファイファー #野沢那智 #小山茉美 #吹替 

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    • 登録日:2019/11/9

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    クイズ・ショウ

     1950年代に実在したNBCの人気テレビ番組『21(トウェンティワン)』をめぐるスキャンダルを映画化したもので、レッドフォードの監督4作目になります。キャリアとしては前年(1993年)、『幸福の条件』という駄作に出演してしまい、少し味噌を付けた感があったところの作品でしたので、結構注目して劇場で観たのですが、2時間以上の上映時間があっという間に過ぎ去った面白さで、かなり名誉挽回できたのではなかったでしょうか。キャスティングも見事で、ジョン・タトゥーロの個性の強さは相変わらずだし、レイフ・ファインズは前作『シンドラーのリスト』での冷酷なSS将校から一転して気の弱い男を演じ、捜査官役のロブ・モローもレッドフォードの抜擢に応える熱演でした。そういえば、バリー・レヴィンソンとマーティン・スコセッシがカメオ出演していましたが、前者は『ナチュラル』の監督と主演ですからそのつながり、ということが想像できるのに対し、後者とレッドフォードの接点はあったのだろうか、そんなことも考えてしまいました。さらに地味ですが、マーク・アイシャムの音楽も効果的でした。と、語りたいことはまだまだありますが、それは別の機会に。
     あと本アイテムには吹替も収録されていますが、まあ平均的な出来ですかね。ただ、さすがに大木民夫氏と大塚芳忠氏の吹替は、他の者とは格の違いがあるように聴こえました。
    https://www.youtube.com/watch?v=bj-m3Ddmn0E
    #DVD #ロバート・レッドフォード #クイズ・ショウ #マーク・アイシャム #ジョン・タトゥーロ #レイフ・ファインズ #ロブ・モロー #バリー・レヴィンソン #マーティン・スコセッシ #大木民夫 #大塚芳忠 #吹替 

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    • 登録日:2019/11/9

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    明日に向って撃て!―特別編―

     本アイテム収録作については、他の作品にも増して語りたいことが山ほどありますが、何よりもこの作品のことを本当に好きなので、その思い入れについても申し上げたい。ただ、その思いのありったけをこの場で吐露するのは、それこそ場違いでしょうから、これは「Museum Library モノ日記」で、この作品との出会い、という個人的な話を認めていき、この場では本アイテム収録の、映画本編以外のことについて述べることとします。
     収録されている特典映像は、
    1.40分以上のメイキング
    2.ジョージ・ロイ・ヒル監督とコンラッド・ホール撮影監督などの音声解説
    3.レッドフォード、ポール・ニューマン、キャサリン・ロス、ウィリアム・ゴールドマン、バート・バカラックなどのインタビュー集
    4.プロダクション・ノート
    5.もうひとつのエンド・クレジット
    6.オリジナル予告編集
     本作品のファンとしてはどれも興味深いものでしたが、個人的に嬉しかったのはウィリアム・ゴールドマンとバート・バカラックの姿を映像で見られたことでした。あと、インタビュー自体が製作から25年以上経過してのものでしたから、記憶違いも個々人間のインタビュー内容に散見されたのですが、その差異の部分をピックアップして提示するパートがあったのは面白かったですね。
     そして吹替ですが、Wikipediaによると全部で4種類存在するそうで、
    1.LD版
     ポール・ニューマン:羽佐間道夫
     ロバート・レッドフォード:広川太一郎
    2.フジテレビ版(1977年ゴールデン洋画劇場)
     ポール・ニューマン:近藤洋介
     ロバート・レッドフォード:久富惟晴
    3.オンデマンド版
     ポール・ニューマン:石川禅
     ロバート・レッドフォード:東地宏樹
    4.機内上映版
     ポール・ニューマン:川合伸旺
     ロバート・レッドフォード:野沢那智
     (機内版の日本語吹替が最も初めに制作された。フジテレビ版でも引き続き川合伸旺がポール・ニューマンを担当する予定だったが、局の担当者に今の川合の年齢では若い頃のニューマンは出来ないと判断され降板となった。)
     本展示アイテムに収録の吹替は「2.フジテレビ版」で、地上波での放映の際は放送局を問わずこの版が用いられています。「3.オンデマンド版」は論外として、ぜひ何らかの形で再び世に出してほしいのが「1.LD版」ですね。私は部分的にしか観た(というか聴いた)ことがないのであまり断定的なことは言えませんが、広川氏の吹替はやはり良かったですね。「4.機内上映版」は聴くすべもないので何とも言えませんが、キャスティングした側としてはフィックスに担当させた、という意図は窺えます。個人的には「ニューマン:川合伸旺、レッドフォード:広川太一郎」がベストだと思っているので、この組み合わせで実現してほしかったですね。
     あと触れておきたいのが、機内上映版の括弧書きの中身について。川合氏が年齢を理由に担当から降ろされた件ですが、川合氏は1932年生まれなので吹替収録時は44~45歳、他方本作は1969年作品なので撮影は67~68年でしょうから、ニューマンは1926年生まれですので撮影時は41~42歳くらいということになります。つまり、3年くらいしか違いがないのに、フジテレビ版吹替収録当時の年齢を理由に川合氏を起用しなかったのは、正直言って理不尽ですね。まあ、近藤洋介氏の吹替が悪いとは言いませんが、やはりウィリアム・ホールデンがしゃべっているようにも聞こえますし、さらにいうと久富惟晴氏によるレッドフォードの吹替も何か冴えない感じで、この名作を貶めているような気がしてなりません。もちろん、自分勝手な私見ですが…。
    https://www.youtube.com/watch?v=vqwFSiq8E-U
    #DVD #ロバート・レッドフォード #明日に向って撃て! #ジョージ・ロイ・ヒル #コンラッド・ホール #ウィリアム・ゴールドマン #バート・バカラック #ポール・ニューマン #キャサリン・ロス #近藤洋介 #久富惟晴 #二宮さよ子 #吹替 

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    • 登録日:2020/5/15

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    出逢い

     ジェーン・フォンダとの共演は『逃亡地帯』(1966年)、『裸足で散歩』(1967年)に続いて3作目で、この後『夜が明けるまで』(2017年)で4回目を果たしていますが、そのことを含んだ作品の内容やデイヴ・グルーシンの音楽などに関しては別の機会に語るとして、ここでは邦題について言いたい。
     原題は「The Electric Horseman」、巧い訳語が見つかりませんがあえて直訳すれば「電飾の、馬の乗り手」という感じでしょうか。レッドフォードの役柄の設定が、「かつてロデオ世界チャンピオンの経験をもち、今はテレビや看板やポスターで全米にその顔を知られるCMタレントとしてきらびやかなコスチュームを身につけスポットライトを浴びているが、企業の傀儡のような自分の存在に嫌気がさし、その不満を酒にたよるという堕落した日々を送っている」というもので、その境遇を「The Electric Horseman」という半ば揶揄するような、なかなか味のある映画タイトルだと、本作に関しては思われます。という内容を、本邦公開(1980年)の前年の段階で当時購読していた「ロードショー」誌などの新作情報の記事を通じて把握していたので、邦題もそのまま「エレクトリック・ホースマン」となるのかな、と漠然と思っていたのですが、『出逢い』という邦題に決まったことを知った瞬間は言葉を失いました。これはある意味では、本作に対する日本の配給会社(CIC)の宣伝部の冒涜ですね。監督のシドニー・ポラックやレッドフォードがこのこと、すなわち「encounter」という意味の邦題になったことを事前に知らされていたなら、反対したのではないか、という気もします。また、この頃には私はすでにレッドフォードのファンになっており、この新作だけは名画座ではなくロードショー館で観よう、と事前には心に決めていたのですが、その意欲も萎えました。結局、公開から数か月後に名画座で観たのですが、『遠すぎた橋』から約3年ぶりのレッドフォードの新作を観る、という高揚感は既になかったですね。もっとも、その頃は次作の『ブルベイカー』の公開が控えていた、という側面もありましたが…。
     ということで、結論を言わせてもらうと、本展示アイテム収録作の公開から40年を経た現在でも、この邦題は私が観た数多の洋画の中でも、ワースト3に入るような残念なものでした。
     あと、本展示アイテムや同作のBlu-rayには吹替が収録されていませんが、Wikipediaによるとかつて地上波で制作された吹替版がNetflixで再放送されているそうなので、そうなると映像ソフト制作の際に収録できたはずであり、その点も不満は残ります。
    https://www.youtube.com/watch?v=pfVXj-4tlak
    #DVD #ロバート・レッドフォード #出逢い #シドニー・ポラック #デイヴ・グルーシン #ジェーン・フォンダ #ウィリー・ネルソン #ヴァレリー・ペリン 

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    • 登録日:2019/11/27

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    ハバナ

     「革命に揺れるハバナの街を舞台に描く、ギャンブラーと謎めいた人妻のラブ・ストーリー」ということなのですが、結論から言ってしまうと全部で7作あるレッドフォードとシドニー・ポラックのコンビの作品の中では、本作が最も凡作だったといっても差し支えないでしょう。公開当時、前作の『夜霧のマンハッタン』の本邦公開が1987年で、本展示アイテム収録作が1991年でしたので、まる4年のブランクがあり、それなりに期待していました。物語の設定も意欲的なものであることは明らかで、もう少しやり様があったような気がしますが、どこで失敗したかについての私的見解は別の機会に語りたいと思います。あと、この映画で救いがあるとすればデイヴ・グルーシンの音楽ですが、それも別の機会に。
     さて、本展示アイテム収録作の吹替ですが、レッドフォードの担当はやはり野沢那智氏で、それなりに抑えたトーンでの演技でしたが、まあ無難な出来というところですかね。良かったのはアラン・アーキンを担当した阪脩氏の吹替で、流石ベテランの仕事でした。
    https://www.youtube.com/watch?v=TtzbXW0_7yo
    #DVD #ロバート・レッドフォード #ハバナ #シドニー・ポラック #デイヴ・グルーシン #レナ・オリン #アラン・アーキン #野沢那智 #阪脩 #吹替 

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    • 登録日:2019/11/27

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    モンタナの風に抱かれて

     レッドフォードの監督5作目、監督作に自らが出演するのは本作が初となりました。原題は「The Horse Whisperer」、直訳すれば「馬に囁く人」、実際には「馬を癒す能力を持つ者」ということになりますかね。
     「13歳のグレース(スカーレット・ヨハンセン)は乗馬中の事故で親友と片足を失い深い絶望の淵にいた。ニューヨークで雑誌編集長として活躍する母アニー(クリスティン・スコット・トーマス)は、娘の回復には、事故で狂暴になってしまった愛馬の治療が必要だと悟る。馬の心を理解できるというホース・ウィスパラー(馬に囁く人)の存在を知り、遠くモンタナまでその男、トム(レッドフォード)を訪ねていく。大自然の中で心を癒されていく馬とグレース。アニーもまたトニーの大きな包容力に限りない安らぎを感じ、いつしか許されぬ恋に落ちていた…。」以上がDVDケース記載の本作のあらすじで、ちなみに前々監督作の『リバー・ランズ・スルー・イット』も舞台はモンタナでした。ただ、両作とも小説を脚色しての映画化ですので、それ自体は単なる偶然なのか、レッドフォードの意向があったのか、その辺はわかりません。
     と、ここでにわかに余談になりますが、Muuseoでの映像ソフトの展示に添える文章では、私なりの感想や批評を認めることがあり、その際は他人のその該当作品へのネット上に存在する意見や評判などは度外視しているのですが、本アイテム収録作に関しては覗き見してしまいました。というのも、この作品、1998年のキネマ旬報ベスト・テン第9位だったそうで、順位というのは相対的なものではあるものの、その年のトップテンに入るようなクオリティとはとても思えず、自分との見解との齟齬がどこにあるのかを探るべく、そのような行動をとってしまいました。
     総じて高評価なのがモンタナの大自然の美しさの描写、レッドフォードのカウボーイ姿の見目の良さで、それらについては異論はないのですが、評価が分かれたのは、馬はともかくとして13歳のグレース(スカーレット・ヨハンセン)の精神的な回復の過程の描写の少なさと、トム(レッドフォード)とグレースの母アニー(クリスティン・スコット・トーマス)の恋愛模様の有無の是非ですかね。それと、特に後者があるせいで、167分もの長尺になったのはいかがなものか、というのもありました。
     私も公開当時には前段で掲げた内容と概ね同様の評価だったのですが、今回観直してみて少し考えが変わりました。というのも、仮にトムとアニーの恋愛模様の件を外してしまうと、グレースの精神的な回復の過程の描写に多少厚みを加えたとしても、ストーリーテリングとして中身が薄く、演出も単調になってしまうだろうと考えられるからです。そうなると傍流のストーリーも加味した方が観る側にとって飽きが来ないだろうと考えるのはある意味妥当ではありますが、それに例の恋愛模様が適当だったかどうかは意見の分かれるところです。ただ、キネ旬9位というのは、それだけ映画評論家の評価がそれなりに高かったことの証左で、要するに、プロの評論家というのは作品の内容そのものには注目しても、3時間使い長尺であることを一般観客がどう感じるかにはあまり配慮はないでしょうから、恋愛模様の加味がこの作品のストーリーテリングにそれなりの味付けをして、それがある程度巧くいったと判断したのでしょう。今となっては、私もこの見解に同意です。
     あと、本展示アイテム収録作には上記の俳優以外にも、サム・ニール、クリス・クーパーなどが出演していますが少し驚かされたのがダイアン・ウィーストで、あのウッディ・アレンの映画を彩った都会的とも言えるその女性が、本作では見事に田舎のオバサンに変身、この女優の奥の深さを感じました。
     さて、それ以外ではトーマス・ニューマンの音楽については別の機会に語るとして、言っておきたいのが吹替の件。レッドフォードの担当は広川太一郎氏でも野沢那智氏でもなく磯部勉氏、御本人には申し訳ないですが前述の2氏とは格が違いますし、レッドフォードとしても役不足、というのが個人的印象です。もっとも、吹替版で本作全編を通して観ていないので、私のこの感想はもしかしたら適切ではないのかも…。
    https://www.youtube.com/watch?v=W_1dKoCQlxY
    #DVD #ロバート・レッドフォード #モンタナの風に抱かれて #トーマス・ニューマン #クリスティン・スコット・トーマス #サム・ニール #ダイアン・ウィースト #スカーレット・ヨハンセン #クリス・クーパー #磯部勉 #吹替 

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    • 登録日:2019/11/28

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    追憶

     テレビ放映ではなく、本格的に劇場で映画を観始めたのは70年代の終盤頃からなのですが、その頃東京に数多くあった名画座の上映プログラムでよく見かけた、つまり情報誌「ぴあ」でよく見かけたのが、『タクシードライバー』『ミッドナイト・エクスプレス』の2本立てと『スティング』『追憶』の2本立てでした。飽くまで個人的な印象ですが。要するに、頻繁に上映されていたというのはそれだけ人気作品であり、多くの方々に観られたわけですが、日本の観客はどのような感想を持たれたのでしょうか。そんな話もしたいのですが、それは別の機会に。また、この作品を語るうえで欠かせないのが、マービン・ハムリッシュの音楽とバーブラ・ストライサンドの主題歌で、それについては小ネタがあるのですが、それもサントラ盤を紹介する機会に譲ります。さらに、このフロアにおいて、DVDなど映像ソフトでは吹替の話をするのが通例ですが本展示アイテムには収録されていません。ただ、本作はテレビ放映されているので当然吹替も存在し、私もその放映自体を観ましたが、その時気づいたことも少なからずあり、それは上記の本作に対し「日本の観客はどのような感想を持たれたのでしょうか」という問いかけにもかかわってきますので、それも別の機会にさせてもらいます。
     さて、本展示アイテムには「Looking Back」というメイキング・ドキュメンタリーとシドニー・ポラック監督の音声解説が収録されていますが、特に前者は見ごたえがありました。2部構成で、前半は映画本編の裏話、特に削除したシーンについてシドニー・ポラック監督とバーブラ・ストライサンドの間ではその後も議論となっているのは、この作品に対する考えの際が垣間見え、興味深かったですね。また、後半は作曲のマービン・ハムリッシュや主題歌を作詞したマリリンとアランのバーグマン夫妻が登場しての解説でしたが、かなり細やかな配慮がなされたことが説明され、これも興味深かったです。そして、それらの詳しい内容については、上記のそれぞれの「別の機会」に述べたいと思います。ただ、「別の機会」に回しすぎるのもつまらないですから、「Looking Back」で語られた事項について触れますかね。
     アーサー・ローレンツが自身の学生自体の体験をもとに書き上げた脚本の映画化ですが、レイ・スタークはケイティの役をストライサンドに決め、彼女も自身がユダヤ人であるという境遇もあってその役の内容をすぐに理解できた、という理想的なキャスティングだったのに対し、ハベルの役はなかなか決まらなかったそうです。シドニー・ポラックは自身の監督作でともに仕事をしたレッドフォードの起用を本人に打診しましたが、なかなか承諾が得られず、レイ・スタークからはレッドフォードの起用はやめて他の俳優(ライアン・オニールなど)にすべきだ、という圧力もある中、最終的には約1年近くの説得の末に同意させたということでした。レッドフォードとしては、ハベルの性格に優柔不断な面があることが気に入らなかったのかもしれず、もしそうだとしたら自身の芸域を自ら狭めることになるわけですが、この時期の彼はまだまだ俳優としてのイメージの維持の方が重要とも考えたのでしょう。ただ、結果的にはレッドフォードのキャリアにはプラスとなった選択だといっても過言ではありません。まあ、仮にライアン・オニールに決まったならば、どうしても『おかしなおかしな大追跡』のイメージがつきまとい、レッドフォードの場合ほどの作品的成功はなかったような気がします。
     あと、これは余談ですが本作の続編が企画されていた、という話もあったそうです。ケイティとハベルの間に生まれた女の子が復縁のために尽力するのだが…、というストーリーだったそうですが、さすがに構想だけで終わってしまいましたね。
     ということで、あまり中身のない紹介文になってしまいましたが、それだけ本作は一筋縄ではいかない作品だということです。
    https://www.youtube.com/watch?v=CKvBvWb0Wzg
    #DVD #ロバート・レッドフォード #追憶 #レイ・スターク #シドニー・ポラック #アーサー・ローレンツ #マービン・ハムリッシュ #マリリン・バーグマン #アラン・バーグマン #バーブラ・ストライサンド 

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      37がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/11/29

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    ブルベイカー

     リアルタイムという意味では『遠すぎた橋』がありましたが、実質的にレッドフォード主演映画を名画座などではなくロードショーで観たのは本作が初めてで、公開初日に日比谷映画劇場にはせ参じたのですが、観客の少なさには落胆させられました。それはともかく、本作の内容やラロ・シフリンの音楽に関しては別の機会にするとして、ここでは別の話を。
     ヤフェット・コットーは脇役の名優、デヴィッド・キースはこの2年後の『愛と青春の旅立ち』でブレイク、モーガン・フリーマンも出演していますがこの頃はまだ無名、など今観ても結構芸達者が集結しているのですが、目立っていたのはジェーン・アレクサンダーとマーレイ・ハミルトンでした。
     ジェーン・アレクサンダーを最初に観たのは『大統領の陰謀』でダスティン・ホフマン(カール・バーンスタイン)に不承不承ながら情報を漏らす簿記係で、その後『クレイマー、クレイマー』で最初はメリル・ストリープ(ジョアンナ)に同情的ながら、最終的には裁判ではダスティン・ホフマン(テッド)側の証人になる主婦の役で、この両作でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされるなどの実績をつくりました。また、マーレイ・ハミルトンは例えば『追憶』ではレッドフォードとも共演していますし、『卒業』ではダスティン・ホフマンに奥方(ミセス・ロビンソン)と関係を持たれてしまう哀れな夫の役などもありましたが、何といっても強烈な印象を残したのは、『ジョーズ』で鮫の危険を軽視して海開きを強行しようとするが、海開き当日に青年が鮫に食い殺されたのをきっかけに翻意するボーン市長の役で、本アイテム収録作でもそれと同じトーンの悪役ぶりでした。
     と、なぜこのような話をするのかというと、この頃は映画俳優の名前と顔を数多くインプットしていた時期で(その分、学業は疎かになった!?)、前段のような話を喜々として自分の中に貯蔵していったことを思い出したからで、要するに他愛もない話でした。
     さて本アイテムには吹替は収録されていませんが、同作のBlu-rayには収録されているそうで、レッドフォードを担当したのは野沢那智氏でした。テレビ放映時に録画はしたのですがベータマックスなので今となっては観ることができず、買い替えようかどうかはこの紹介文を作成している段階では思案中です。
    https://www.youtube.com/watch?v=-eVzHtmJR7g
    #DVD #ロバート・レッドフォード #ブルベイカー #スチュアート・ローゼンバーグ #ラロ・シフリン #ヤフェット・コットー #ジェーン・アレクサンダー #マーレイ・ハミルトン #デヴィッド・キース #モーガン・フリーマン 

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    • 登録日:2019/12/5

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    バガー・ヴァンスの伝説 ―特別編―

     レッドフォードの監督6作目。第一次大戦での悲痛な体験がもとでゴルフも恋人も捨てて隠遁生活を送っていた若き天才ゴルファーが、バガー・ヴァンスと名乗る不思議な男の助力により自分を取り戻し、再びゴルフと恋人を取り戻す、という割と単純で結末のわかっているストーリーですので、作品の出来はその過程をいかに飽きさせずに観客を引き付けられ続けられるかに委ねられるということになります。まあ、レッドフォードも上記のように監督6作目ですからその辺りは卒なくこなした、という感じでしたかね。そのための手法は様々にあるのですが、一つはキャスティング、ウィル・スミス、マット・デイモン、シャーリズ・セロン、そしてジャック・レモンが目立つところですが、それ以外にマット・デイモンとゴルフで対決するブルース・マッギルとジョエル・グレッチも上手く脇を固めていました。そしてもう一つが、ジャック・レモン扮するハーディ翁が子供の頃に体験したことを語りながら物語が進行するという形式を取ったことです。
     この映画でウィル・スミスが演じるバガー・ヴァンスが会話した相手は、殆どハーディ少年とラナルフ・ジュナ(マット・デイモン)の二人だけです。そして、バガー・ヴァンスは忽然として現れ、また目的を果たすと忽然として去ります。つまり、このバガー・ヴァンスという存在はまるで妖精のようであり、あるいはハーディの想像の産物なのでは、とも思われます。こうすることで、この物語はファンタジーの要素を持つことになり、いわゆるスポコンものとは異なる印象の作品となりました。ラストで、奥の海岸で手を振るバガー・ヴァンスと手前のゴルフ場のグリーンの上を歩くハーディ翁が同じ画面にいるように見せたのも、その手段だったのでしょう。
     そのファンタジーの要素を大いに引き立ててサポートしたのがレイチェル・ポートマンの音楽でしたが、これについては別の機会に述べることにします。
     あと、本展示アイテムには映像特典として「R.レッドフォードが語る『バガー・ヴァンスの伝説』」や「メイキング」なども収録されていますし、本編には吹替も収録されていますが、まあいいでしょう。
    https://www.youtube.com/watch?v=lpsF4MfeGlQ
    #DVD #ロバート・レッドフォード #バガー・ヴァンスの伝説 #レイチェル・ポートマン #ウィル・スミス #マット・デイモン #シャーリズ・セロン #ジャック・レモン #ブルース・マッギル #ジョエル・グレッチ #吹替 

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    • 登録日:2019/12/6

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    くたばれ!ハリウッド

     レッドフォードに関しては名前を連ねている程度のことなのですが、とにかくこの作品は中身が濃すぎる。すなわち、レッドフォード関連の映像ソフトのフロアに展示すべきではない作品であろうと思われますので、ここでは画像の提示に止めて、詳しくは別のフロアに再展示の際に述べます。ただ、申し上げるべきは日本の新聞ではベタ記事にしかならなかった本作の主人公のロバート・エヴァンズの訃報、この紹介文を作成している時点(2019年12月上旬)の約一ヵ月前のことでした(10月26日)ので、その追悼に意味も込めて、いったんここで展示させて頂きました。
    https://www.youtube.com/watch?v=uLatU-2Hu_E
    #DVD #ロバート・レッドフォード #くたばれ!ハリウッド #ロバート・エヴァンズ 

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    • 登録日:2019/12/7

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    スニーカーズ

     このタイトルを最初に見たとき、「これは運動靴の映画なのか?」とはさすがに思いませんでしたが、「sneak」「sneaker」という英単語には自身の薄学もあり、馴染みがありませんでした。ただ、わずかに聞き覚えがあったのは、映画の宣伝手段のために行われる試写会の中でごくたまに行われる「sneak preview」、直訳すれば「こそこそ行うプレビュー(内覧)」、すなわち客の反応を見るためにどの映画かを予告なしに行なわれるプレビュー(試写会)で、一般的には「覆面試写会」と言われています。という内容を何かの酒の席で語った時に、同席した若い女性が「覆面試写会」という言葉だけを聞いて、「それって、観客が覆面をして参加する試写会ですか」と尋ねてきたときは閉口しましたが…。
     要するに「スニーカーズ」というのは「こそこそしている人々」で、過去の経歴に傷を持つ面々が集まり、企業のセキュリティーの欠陥を指摘する仕事をしていた面々が、その過去の傷を詳らかにされると脅しをかけられて引き受けた仕事から波及して、さらなるオペレーションを実施するわけですが、ラストのオチが政治係ってしまったことに賛否が分かれることを除けば、快作といっていい出来で、フィル・アルデン・ロビンソン監督の手腕の確かさ、すなわち『フィールド・オブ・ドリームス』がまぐれではなかったことの証左ともなりました。ですので、これ以後、ロビンソン監督の作品があまり残されていないのは残念でなりません。また、スニーカーズの面々、ダン・エイクロイド、リヴァー・フェニックス、シドニー・ポワチエ、デヴィッド・ストラザーン、そして渋々協力する羽目になったメアリー・マクドネルはそれぞれ個性的で適材適所といった感じでしたし、敵役のベン・キングスレーもレッドフォードと互角の存在感を示し、ジェームズ・アール・ジョーンズでとどめを刺されました。
     あと蛇足ですが、リヴァー・フェニックスとシドニー・ポワチエは、本作品の4年前に『リトル・ニキータ』(1988年)で共演していますし、さらにレッドフォードとポワチエは第74回アカデミー賞授賞式(2001年)でアカデミー名誉賞を同時に受賞した、という縁もありました。
     ストーリーに関することやジェームズ・ホーナーの音楽に関しては別に機会に述べるとして吹替に関してですが、本展示アイテムに収録されている版は、レッドフォードが野沢那智氏、シドニー・ポワチエが田中信夫氏でここまでは世間的にはフィックス、素晴らしかったのがベン・キングスレーを担当した大木民夫氏の吹替で、本人以上に憎々しげであり、また哀れな心情を巧く演じていました。
    https://www.youtube.com/watch?v=G_XRqJV2zdk
    #DVD #ロバート・レッドフォード #スニーカーズ #フィル・アルデン・ロビンソン #ジェームズ・ホーナー #ダン・エイクロイド #ベン・キングスレー #リヴァー・フェニックス #メアリー・マクドネル #シドニー・ポワチエ #デヴィッド・ストラザーン #ジェームズ・アール・ジョーンズ #野沢那智 #田中信夫 #大木民夫 #吹替 

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    • 登録日:2019/12/11

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    スパイ・ゲーム〈コレクターズ・エディション〉

     『リバー・ランズ・スルー・イット』では監督と出演者の立場だったレッドフォードとブラッド・ピットが本格的に共演する、『リバー・…』の公開当時ブラッド・ピットはレッドフォードの再来のような言われ方もしていましたし、新旧美男共演などというミーハー的な発言もありましたが、御存じの通りこの二人はかなり違った要素を持つ俳優ですから、せいぜい「新旧二大スターの競演」くらいの言い方が適切だったのではないか、と思われました。まあ、それはともかくとして『リバー・…』撮影時のブラッド・ピットはまだ30歳にも満たぬ若輩でしたから、演出を通じてレッドフォードから指導を受けたかたちとなり、それが本作の二人の関係、レッドフォード演ずる伝説のCIA工作官がブラッド・ピット演ずる新人工作官を指導したという設定にリンクする、そんな要素も加味されました。
     ストーリーに関することやハリー・グレッグソン=ウィリアムズの音楽に関しては別に機会に述べるとして吹替に関してですが、Wikipediaによるとこの作品には3種類、すなわちソフト(本展示アイテム)版、フジテレビ版、テレビ東京版の吹替が存在するそうで、レッドフォードの吹替を担当しているのが、それぞれ野沢那智氏、磯部勉氏、そして広川太一郎氏ということです。このうち、フジテレビ版は観ていないので何とも言えませんが、ソフト版とテレビ東京版、つまり野沢氏と広川氏の吹替による本編を観る限り、圧倒的に広川氏の担当版の方がよかったです。もちろん、広川氏に対する贔屓目があるのは否定はしませんが…。テレビ東京版の初回放映は2005年4月7日でしたが、実はその数週間前にとあるラジオ番組に広川氏がゲスト出演した際に、自身の活動の告知として、この吹替を収録したことを語っておられたのを聞くことができ、万全の準備でその放映を録画できたのは、幸運でした。
     あと、本展示アイテムは2枚組で、本編収録以外のディスクには未公開シーンなどの特典映像が収録されていますが、ストーリーに関わる内容も含まれていますので、それらに関しては別の機会に譲ります。
    https://www.youtube.com/watch?v=yqhz7p9Mes8
    #DVD #ロバート・レッドフォード #スパイ・ゲーム #トニー・スコット #ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ #ブラッド・ピット #シャーロット・ランプリング #野沢那智 #山寺宏一 #吹替 

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    • 登録日:2019/12/13

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    遠すぎた橋 ―特別編―

     いきなり個人的な話ですが、「東宝チャンピオンまつり」や「東映まんがまつり」といった類いのものを除けば、いわゆるロードショーで見た映画は本アイテム収録作が最初の作品でした。ですので、それなりに思い入れはあるのですが、なにしろ3時間の長尺である上に作品そのものの内容も冗長かつ14大スターの顔見世興行的構成となっていたので、この経験をもって映画好きになったわけではありませんでした。ただ、この時に購入した映画パンフレットはその後貪るように読み込みましたね。そして、そのパンフレットに記載してあった各俳優のフィルモグラフィーの羅列は、その後の映画に関する知識の基礎となったのですが、そのことについてはこの作品のパンフレットを展示・登録したときに述べます。また、ストーリーに関することやジョン・アディスンの音楽に関しても別の機会に、さらに、本展示アイテムは2枚組で本編収録以外のディスクにはメイキングやその他のドキュメンタリーなどの特典映像が収録されていますが、ストーリーに関わる内容も含まれていますので、それらに関しても別の機会に譲ります。
     ということで、本展示アイテムに収録されている吹替についてです。本作が本邦公開されたのが1977年7月2日、最初にテレビ放映(日本テレビ「水曜ロードショー」)されたのが翌1978年10月11日及び18日でしたから、公開からわずか1年足らずのことだったわけです。まあ、その際の視聴により、劇場で観たときにはほとんどよくわからなかった作品の筋立てが多少なりとも把握できたのですが、当時はまだ中学生でしたので内容そのものを理解するところまでには至りませんでした。それはともかく、そのテレビ放映の際に制作された吹替が本展示アイテムに収録されているのですが、なかなか一筋縄ではいかないキャスティングです。例えば、ジーン・ハックマンは上田敏也氏よりも小池朝雄氏、ショーン・コネリーは瑳川哲朗氏よりも若山弦蔵氏だろう、という声も聞こえてきそうですし、他方レッドフォードを広川太一郎氏、ライアン・オニールを柴田侊彦氏は適任だろう、というのは私見です。まあ、そんな四方山話も楽しいですが、全体的に見て、本作の目玉の14大スターに配された声優諸氏はそれなりに芸達者であり、この作品だけでも1970年代後半の吹替事情の充実ぶりの一端が伺える、誠に有難い吹替の収録でした。
     その吹替の配役の主なものはタグに記しました。出演俳優の表示の直後にその俳優の吹替を担当した声優を表示しています。
    https://www.youtube.com/watch?v=ZDxz6JBfero
    #DVD #遠すぎた橋 #リチャード・アッテンボロー #ウィリアム・ゴールドマン #ジョン・アディスン #吹替 #ロバート・レッドフォード #広川太一郎 #ジーン・ハックマン #上田敏也 #ジェームズ・カーン #青野武 #ショーン・コネリー #瑳川哲朗 #ライアン・オニール #柴田侊彦 #ダーク・ボガード #土屋義男 #エリオット・グールド #小林勝彦 #エドワード・フォックス #羽佐間道夫 #アンソニー・ホプキンス #石田太郎 #マイケル・ケイン #小林修 #マクシミリアン・シェル #家弓家正 #ハーディ・クリューガー #内海賢二 #ローレンス・オリビエ #河村弘二 #リヴ・ウルマン #武藤礼子 #マイケル・バーン #小野丈夫 #デンホルム・エリオット #村越伊知郎 #ポール・マクスウェル #木村幌 #アーサー・ヒル #内田稔 #ヴォルフガング・プライス #神田隆 

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      43がいいね!と言っています。

    • 登録日:2019/12/14

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