ハバナ

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 「革命に揺れるハバナの街を舞台に描く、ギャンブラーと謎めいた人妻のラブ・ストーリー」ということなのですが、結論から言ってしまうと全部で7作あるレッドフォードとシドニー・ポラックのコンビの作品の中では、本作が最も凡作だったといっても差し支えないでしょう。公開当時、前作の『夜霧のマンハッタン』の本邦公開が1987年で、本展示アイテム収録作が1991年でしたので、まる4年のブランクがあり、それなりに期待していました。物語の設定も意欲的なものであることは明らかで、もう少しやり様があったような気がしますが、どこで失敗したかについての私的見解は別の機会に語りたいと思います。あと、この映画で救いがあるとすればデイヴ・グルーシンの音楽ですが、それも別の機会に。
 さて、本展示アイテム収録作の吹替ですが、レッドフォードの担当はやはり野沢那智氏で、それなりに抑えたトーンでの演技でしたが、まあ無難な出来というところですかね。良かったのはアラン・アーキンを担当した阪脩氏の吹替で、流石ベテランの仕事でした。
https://www.youtube.com/watch?v=TtzbXW0_7yo
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