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人間革命 DVD
平成18年(2006年)にシナノ企画より発売された『人間革命』のDVDです。
『人間革命』は昭和48年(1973年)に創価学会系のシナノ企画と東宝映像によって製作された映画で、丹波哲郎演じる創価学会二代目会長・戸田城聖を主人公に、初代会長・牧口常三郎(演:芦田伸介)との出会い、そして、創価学会の創立から第二次世界大戦前後の苦難の時期を描いています。まぁ、学会員の大量動員を見込んで製作された“宗教映画”なんですが、同年の暮れに公開された『日本沈没』や、翌昭和49年(1974年)に公開された『ノストラダムスの大予言』、『砂の器』といった日本映画の“大作路線”の先陣を切った作品でもあり、そういった意味では学会員でなくとも普通に楽しめる映画です。
日蓮大聖人役の仲代達矢、戸田の妻役の新珠三千代、ヤクザのボス役の渡哲也といった豪華オールスターキャストが目を惹きますが、特撮ファン的には脇を固める平田昭彦・森次晃嗣・田島義文・伊豆肇・堺左千夫・佐原健二・勝部義夫といった面々、そして制作:田中友幸、監督:舛田利雄、脚本:橋本忍、音楽:伊福部昭、特撮:中野昭慶というスタッフ陣の名前にワクワクしますね。特撮で表現された荒れ狂う海の映像と共に荘厳な伊福部テーマ曲が流れるタイトルバックは、もはや「東宝特撮映画」の趣さえあります(笑)
本作の監督:舛田利雄、主演:丹波哲郎という組み合わせは翌年の『ノストラダムスの大予言』でも実現しますが、それに先駆ける丹波哲郎と青木義朗演じる検事との取調べシーンや、丹波哲郎のテンションの高い独演シーンが本作で既に見られるのも興味深いところです。
#丹波哲郎 #舛田利雄 #シナノ企画 #東宝 #DVD
Jason1208
2020/11/07確か、「大特撮」にも、特撮映画としての解説がありました。
伊福部先生は「八百万の神(の子孫が日本人)なので、この映画の仕事をしても特に問題は無い」と言われていたそうです。
私はS学会信者ではありませんが、S学会信者ではなくても、創価大学に行っていた人を知っています。
https://muuseo.com/jason1208/items/120
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dape_man
2020/11/07私も学会員ではありませんが、この映画は特撮ファン・'70年代邦画好きの視点から観ても非常に面白かったのでこのカテゴリーで紹介させて頂きました。
DVDが発売される前はなかなか観ることが出来ない映画でしたが、最近はCSでも放映されているようですね。
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