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- JICC出版局 別冊宝島120 プロレスに捧げるバラード 神に選ばれし無頼漢たちの物語!
JICC出版局 別冊宝島120 プロレスに捧げるバラード 神に選ばれし無頼漢たちの物語!
1990年10月27日発行
1992年4月8日 第8刷
発行所 JICC(ジック)出版局
平成2年(1990年)にJICC出版局(現:宝島社)より刊行された「別冊宝島120 プロレスに捧げるバラード 神に選ばれし無頼漢たちの物語!」です。
「別冊宝島99 超プロレス主義! 格闘王たちのバトルロイヤル」から約1年後に刊行された「別冊宝島」のプロレス本第2弾。この号が刊行された平成2年は、新日と全日の歴史的な交流戦や、当時のプロレス界の中心的人物だった天龍源一郎の全日離脱→SWS移籍、デスマッチ路線を突き進む大仁田厚のFMWの人気に火が付くなど、久々にプロレスが“熱かった”という印象があります。そんなマット界の風潮を反映してか、この号でも天龍、大仁田を始め、上田馬之助やザ・グレート・ムタ(武藤敬司)、キラー・カーンといったプロレスラーらしいプロレスラーたちを取り上げた記事が多いのですが、そんな中で個人的に興味深かったのが“八百長”という、プロレスの極めてデリケートな部分に切り込んだPART4の記事群。「知的プロレス論のすすめ」の著者である岡村正史氏を中心に繰り広げられる八百長問題の論考は、従来のプロレス・ジャーナリズムでは考えられなかったものであり、非常に読み応えがありました。
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