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講談社 講談社のテレビ絵本① 正義を愛する者 月光仮面 ゆうえんちの大けっせん 当時物
昭和47年2月24日 第1刷発行 発行所 株式会社 講談社 講談社の「講談社のテレビ絵本① 正義を愛する者 月光仮面 ゆうえんちの大けっせん」です。 テレビ本編第3話「呪われた遊園地」を絵本向きに編集したもので、登場するサタンの爪の怪人は大魔術師・天風斎銀竜が化けていたサタンの爪です。この怪人、テレビ本編では青い肌に赤い眼の不気味な容姿でしたが、この絵本版の怪人は至って普通の人間のようです(笑) 正体の天風斎銀竜はテレビ本編でも短い顔見せでしたが、続く第4話「大魔術師・銀竜」では改心し、祝探偵たちに協力するという重要な役どころで再登場します。しかし、愛する妻に裏切られ、壮絶な最期を遂げるんですね。月光仮面の正体を知り、瀕死の銀竜が人間花火となって散ってゆくシーンは実に印象的でした。どうせなら、こちらのエピソードのほうで絵本化して欲しかったなぁ。 絵は「アド=コスモ 箕輪宗広」の表記がありますが、『ゼロテスター』のキャラクターデザインを担当された箕輪宗廣氏と同一人物ですかね? #正義を愛する者月光仮面 #月光仮面 #講談社 #愛プロ #川内康範 #テレビ絵本 #絵本
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秋田書店 「テレビ・変身」絵本➃ それゆけ! サンダーマスク 当時物
昭和48年2月20日 初版発行 発行所 株式会社秋田書店 秋田書店の「テレビ・変身」絵本➃「それゆけ! サンダーマスク」です。 雨後の筍の如く、特撮ヒーロー番組が次から次へと量産されていた第2次怪獣ブーム~変身ヒーローブーム過渡期に“二段変身”の設定を引っ提げて登場した『サンダーマスク』ですが、今となっては版権に絡む“大人の事情”で、ソフト化や再放送が非常に難しい作品とされています。個人的には成田マキホ氏による個性的な魔獣のデザインが大好きなので、一日も早く鮮明な画質で『サンダーマスク』を観たいと思っているのですが... そんな“幻の特撮ヒーロー番組”と化した『サンダーマスク』の、当時の息吹を今に伝える一冊です。 #サンダーマスク #秋田書店 #東洋エージェンシー #ひろみプロ #手塚治虫 #魔獣 #怪獣 #絵本
秋田書店dape_man
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講談社 「たのしい幼稚園」のテレビ絵本 宇宙猿人ゴリ① ゴーゴー スペクトルマン 当時物
昭和46年6月1日 第1刷発行 発行所 株式会社 講談社 講談社の「たのしい幼稚園」のテレビ絵本「宇宙猿人ゴリ① ゴーゴー スペクトルマン」です。 ヒーローではなく悪役の名を番組名に冠するという、一風変わった特撮テレビ番組としてスタートした『宇宙猿人ゴリ』。番組はその後、『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』(第21話~39話)、『スペクトルマン』(40話~63話)と、二度に渡り改題され、それに伴い、内容もスペクトルマンのヒーロー性を強調したものへと変化してしまいますが、個人的には、強烈な選民意識と地球征服の野望を剥き出しにしたゴリ博士が“悪の華”を咲かせていた『宇宙猿人ゴリ』の頃がやはり一番面白かったと思っています。“ダークヒーロー”ゴリ博士、スカムテイスト満点の公害怪獣。番組初期の息吹を今に伝える一冊です。 #宇宙猿人ゴリ #スペクトルマン #講談社 #たのしい幼稚園 #ピー・プロ #うしおそうじ #怪獣 #テレビ絵本 #絵本
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栄光社 風雲ライオン丸 当時物
株式会社 栄光社 発行 栄光社の「風雲ライオン丸」絵本です。 栄光社の絵本といえば、味のあるイラストと共に主題歌や副主題歌の歌詞と楽譜を掲載した「栄光社の(TV)うたのえほん」シリーズが知られていますが、こちらは物語形式の絵本になります。 何だか眼つきの悪い弾獅子丸のロケット変身のイラストが堪りません(笑) #風雲ライオン丸 #ライオン丸 #栄光社 #ピー・プロ #うしおそうじ #絵本
栄光社dape_man
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栄光社 快傑ライオン丸 うたのえほん 当時物
株式会社 栄光社 発行 栄光社の「快傑ライオン丸 うたのえほん」です。 味のあるイラストと共に主題歌や副主題歌の歌詞と楽譜を掲載した、昔懐かしい「栄光社の(TV)うたのえほん」シリーズの一冊です。 #快傑ライオン丸 #ライオン丸 #栄光社 #ピー・プロ #うしおそうじ #うたのえほん #絵本
栄光社dape_man
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株式会社ベストフィールド いとこ同志 Blu-ray
令和5年(2023年)に株式会社ベストフィールドより発売された『いとこ同志』のBlu-rayです。 『いとこ同志』は、昭和40年代に日本テレビ系列で放映されていたサスペンスドラマ枠「火曜日の女シリーズ」の一本として、昭和47年(1972年)8月~9月に全6回で放映された、横溝正史の「三つ首塔」を原作とするドラマです。同シリーズでは昭和45年(1970年)の『蒼いけものたち(犬神家の一族)』・昭和46年(1971年)『おんな友だち(悪魔の手毬唄)』に続く横溝作品3回目のドラマ化で、前2作と同じく脚本を佐々木守が手掛けています。原作には登場する名探偵・金田一耕助が出てこなかったり(これは前2作も同様)、“三つ首塔”が“首なし三つ地蔵”に改変されていたりとかなりアレンジされていますが、揺れる女心を主軸とした、ミステリー仕立てのメロドラマという基本線は外していないので、意外と原作のテイストは損なわれていないと思います。 ヒロイン・一條百合(原作の宮本音禰)は当時売り出し中の島田陽子で、その相手役・高杉次郎(原作の高頭五郎)が佐々木剛。2号ライダー期の『仮面ライダー』で共演していたこの二人の再共演はライダーファンも見逃せないところです。その他にも仲谷昇・悠木千帆(樹木希林)・春川ますみ・水谷豊・草野大悟・穂積隆信といった個性豊かな面々が脇を固め、巨額の財産相続を巡り、怪しく蠢く胡乱な人物たちをそれぞれ好演・怪演しています。 #島田陽子 #佐々木守 #横溝正史 #日本テレビ #火曜日の女シリーズ #ユニオン映画 #ベストフィールド
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東宝(株)出版・商品事業室 東宝映画 犬神家の一族 パンフレット
発行日:2006年12月16日 発行所:東宝(株)出版・商品事業室 平成18年(2006年)に公開された映画『犬神家の一族』のパンフレットです。 昭和51年(1976年)に公開され、日本映画界に新風を巻き起こした角川映画の第1作『犬神家の一族』のリメイク版で、監督・市川崑、主演・石坂浩二という、前作と同じ組み合わせは大いに話題になりましたね。ただ、個人的にはこれは作らなくてもよかった映画だと思いました。前作とほぼ同じ脚本・カット割りなんですが、それがことごとく前作よりも間延びしている印象しかなく、何だか豪華なセルフパロディを見せられているような感じでした。改めて市川崑の才気が神がかり的なまでに爆発していた'76年版『犬神家の一族』の凄さ・素晴らしさを再認識させられただけの映画、というのは何とも皮肉な結果でしたね。 市川・石坂コンビの金田一シリーズにおいてはまさに“蛇足”でしかなかった映画ですが、ただ一つ、金田一が我々観客に向かって頭を下げるラストシーン、あれだけは良かったと思っています。 #犬神家の一族 #市川崑 #石坂浩二 #横溝正史 #東宝 #パンフレット
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東京堂書店 杉本一文原画展 ポストカード
平成24年(2012年)6月1日~10日に東京・神田神保町にある東京堂書店で開催された「杉本一文原画展」のイベント案内ポストカードです。「杉本一文原画展」は、「横溝正史生誕百十周年記念」で角川文庫の横溝正史25作品が懐かしの杉本一文画伯の表紙画で期間限定復刻されたことを記念して行われたイベントで、このポストカードにはその際に復刻された25作品の表紙が掲載されています。 平成24年当時、角川文庫の横溝正史作品の表紙は漢字一文字だけの味も素っ気もないバージョンに差し替えられてからだいぶ経っていましたが、この期間限定復刻により久しぶりに杉本表紙画バージョンが本屋に並べられているのを見たときは昭和にタイムスリップしたかのようでした。(画像4枚目は「杉本一文原画展」のときの東京堂書店での販売風景) #杉本一文 #横溝正史 #金田一耕助 #角川文庫 #装画 #ポストカード
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角川書店 角川文庫 貸しボート十三号 第2期
昭和五十一年三月五日 初版発行 昭和五十八年十一月二十日 二十版発行 発行所 株式会社角川書店 画像は昭和58年(1983年)に角川書店より刊行された「角川文庫 貸しボート十三号 第2期」です。波間に漂う血まみれのボートと、水面に浮かぶ陰鬱な表情の女の顔。第1期の不穏さもなかなかのものでしたが、心霊写真を思わせる構図でより一層インパクトの強い表紙画となりました。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 魔女の暦 第2期
昭和五十年八月三十日 初版発行 昭和五十八年十一月二十日 二十四版発行 発行所 株式会社角川書店 画像は昭和58年(1983年)に角川書店より刊行された「角川文庫 魔女の暦 第2期」です。頭髪が無数の蛇と化した、奇怪な女。劇中に登場する紅薔薇座の出し物「メジューサの首」に合わせて、ギリシャ神話の化け物“メデューサ”を描いた表紙画ですね。なかなかインパクトのある題材ですが、個人的にはやや“妖気”が足りないような気がします。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 三つ首塔 第2期
昭和四十七年八月三十日 初版発行 昭和五十二年五月三十日 二十四版発行 発行所 株式会社角川書店 画像は昭和52年(1977年)に角川書店より刊行された「角川文庫 三つ首塔 第2期」です。どこか憂いを帯びた美女と、妖しくそびえ立つ蓮華供養塔。「三つ首塔」のヒロイン・宮本音禰と、三つの木像の首が祀られている“三つ首塔”を描いた表紙画ですね。「三つ首塔」の世界観を上手く具象化している素晴らしい画です。 『横溝正史シリーズ 三つ首塔』放映を告知する宣伝帯付きです。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 獄門島 第3期
昭和四十六年十月三十日 初版発行 昭和五十二年八月十日 三十七版発行 発行所 株式会社角川書店 画像は昭和52年(1977年)に角川書店より刊行された「角川文庫 獄門島 第3期」です。暗雲垂れ込め、雷鳴轟く孤島というところは第2期と同じですが、三姉妹と思しき女たちと怪しげな男という組み合わせが、逆さ吊りにされた振り袖姿の娘の死体と怪しげな女の組み合わせに変わりました。同年8月の東宝映画『獄門島』公開に併せてこのバージョンに変更されたようです。この画はポスターやパンフレット、サウンドトラックのジャケットにも使用され、世代人には馴染み深い表紙画ですが、個人的には第2期のほうが好きでした。 映画化を告知する宣伝帯付きです。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 悪魔の手毬唄 第1.5期
昭和四十六年七月十日 初版発行 昭和四十八年七月十日 十版発行 発行所 株式会社角川書店 昭和32年(1957年)から昭和34年(1959年)にかけて雑誌「宝石」に連載された横溝正史の長編小説「悪魔の手毬唄」。 岡山と兵庫の県境、四方を山に囲まれた鬼首村。古い因習が色濃く残るこの村で、若い娘が相次いで殺されるという事件が起きた。最初の被害者は村の旧家・由良家の娘・泰子、次いで新興勢力・仁礼家の娘・文子が。しかもその殺人は、村に古くから伝わる手毬唄の歌詞に則って行われたものであった。事件の裏で蠢く謎の老婆の正体は?そして、23年前に起きた迷宮入り事件との関連は?謎が謎を呼ぶ連続殺人に、旧知の磯川警部の紹介で村に逗留していた名探偵・金田一耕助が挑む。 岡山と兵庫の県境にある鬼首村で起こった奇怪な連続殺人を描いた、こちらも横溝正史を代表する一作ですね。古い旧家と新興勢力の家、二つの勢力が対立している閉鎖的な寒村が舞台の、如何にも横溝的なシチュエーションの作品ですが、村に伝わる手毬唄の歌詞通りに若い娘たちが次々と殺されるという“童謡殺人”の趣向が取り入れられ、独特のサスペンスが醸成されているのが特徴です。角川文庫には昭和46年(1971年)、「八つ墓村」に続いて収録されました。 画像は昭和48年(1973年)に角川書店より刊行された「角川文庫 悪魔の手毬唄 第1.5期」です。緑色の髪と紫色の髪の二人の裸婦。この二人は腰の辺りで繋がっているように見えて、尚且つ緑色の髪の裸婦が紫色の裸婦を絞め殺そうとしているなど、インモラルな気配が横溢している表紙画ですね。小説を読んだ後にこの表紙画をもう一度見直すと、緑のほうはあの人で、紫のほうはあの人かな、なんて想像が膨らみます。なお、このバージョンは当初は背表紙が白でしたが(白背)、途中から黒(黒背)に変更されました。なので当該バージョンを“1.5期”と呼称しています。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 八つ墓村 第2.5期
昭和四十六年四月三十日 初版発行 昭和四十八年二月二十五日 十一版発行 発行所 株式会社角川書店 昭和24年(1949年)から昭和25年(1950年)にかけて雑誌「新青年」に連載されるも、途中で作者の急病や「新青年」の休刊もあり、その後は雑誌「宝石」に掲載誌を変え、昭和26年(1951年)まで連載された横溝正史の長編小説「八つ墓村」。 鳥取と岡山の県境にある八つ墓村。戦国時代、この地に黄金三千両と共に逃げ延びてきた落武者8人を、欲に目が眩んだ村人たちが惨殺したという忌まわしい伝説が残るこの村で、大正×年、村の有力者・田治見家の当主・要蔵が狂気の果てに村人32人を虐殺するという事件が起きた。要蔵は落武者殺しの首謀者・庄左衛門の末裔であった。それから二十数年後、要蔵の子・辰弥が村に帰郷することになり、それと前後して奇怪な連続殺人が次々と起こる... 血塗られた落ち武者伝説が残る寒村を舞台に繰り広げられる奇怪な連続殺人を描いた、横溝正史の代表作の一つですね。本格ミステリーであり、伝奇ロマンであり、冒険譚でもある、まさに横溝正史のサービス精神が横溢するエンターテインメント巨編ですが、角川文庫には昭和46年(1971年)、横溝正史作品の第1号として収録され、昭和50年代初頭に日本中を席巻することになる横溝正史ブームの礎となりました。 そして、角川文庫の横溝正史作品といえば切っても切れない関係にあるのが名イラストレーター、杉本一文氏による表紙画です。第1期(初版のみ)こそ河野通泰氏の手掛けたものでしたが、第2期(再版~)からは杉本氏が手掛け、横溝正史の作品世界と見事に合致した氏の表紙画は引き続き他作品でも採用され、多くの読者の支持を集めました(ちなみに、杉本氏の起用を決めたのは若き日の角川春樹氏で、自費出版された杉本氏の画集を見て気に入ったからだそうです)。 画像は昭和48年(1973年)に角川書店より刊行された「角川文庫 八つ墓村 第2.5期」です。鬼火・狐火・人魂などの類いを連想させる怪火の群れ。記念すべき杉本表紙画の第一弾ですが、サイケでアーティスティックな雰囲気でのちの作風とはだいぶ趣が異なりますね。しかしこの怪火には、過去に落武者殺しや32人殺しが起きた血塗られた八つ墓村に渦巻く怨念や情念といったものが込められている印象もあり、そうした不穏な気配が満ち満ちている辺りに杉本氏らしさを感じます。なお、このバージョンは当初は背表紙が白でしたが(白背)、途中から黒(黒背)に変更されました。なので当該バージョンを“2.5期”と呼称しています。 #横溝正史 #杉本一文 #金田一耕助 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #小説 #装画
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角川書店 角川文庫 横溝正史読本 第1期
昭和五十四年一月五日 初版発行 発行所 株式会社角川書店 昭和50年(1975年)から昭和51年(1976年)にかけて雑誌「野性時代」「短歌」に4回に渡り掲載された横溝正史と小林信彦の対談「横溝正史の秘密」を中心に、昭和22年(1947年)に雑誌「真珠」「ロック」に掲載された横溝正史のエッセイ「探偵茶話」、そして、昭和22年(1947年)に雑誌「宝石」に掲載された江戸川乱歩の作品評「『本陣殺人事件』を評す」や昭和25年(1950年)に雑誌「新潮」に掲載された坂口安吾の作品評「『蝶々殺人事件』について(「推理小説論」)」、昭和24年(1949年)に雑誌「別冊宝石」に掲載された高木彬光の作品評「『獄門島』について」などを資料として併録した「横溝正史読本」。 様々な角度から“横溝正史”の魅力に迫った内容で、読み物としてはもちろん、日本探偵小説史の資料としても価値ある一冊ですね。とにかく日本のサブカルチャーの先駆者であり、ミステリーマニアの編者・小林氏の博識ぶりが遺憾なく発揮されている対談が良いです。氏に引っ張られる形で横溝正史がノリに乗って語っているのがやり取りから凄く伝わってきます。横溝作品、いや、海外も含めた古典ミステリーを読む際の副読本として、これからも読み継がれてゆく本だと思いますね。昭和51年に単行本が刊行されたのち、角川文庫には昭和54年(1979年)に収録されました。 画像は昭和54年(1979年)に角川書店より刊行された「角川文庫 横溝正史読本 第1期」です。横溝正史と黒猫を侍らせている妖しい女。おどろおどろしく陰影をつけて描かれている横溝正史が素晴らしいですね。写真と見間違わんばかりのリアルなタッチで、杉本画伯の技量の高さを改めて実感します。 第1期(初版)の装丁は表紙枠・背表紙が赤で、以降の版から黒に変更されました。 #横溝正史 #小林信彦 #杉本一文 #角川書店 #角川文庫 #ミステリー #対談集 #エッセイ #装画
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