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徳間書店 ハイパーホビー 2004年3月号 Vol.66
平成16年3月1日発行
発行所/株式会社徳間書店
平成16年(2004年)に徳間書店より刊行された「ハイパーホビー 2004年3月号 Vol.66」です。同誌で毎号、ソフビ関連の情報を扱っていた「そふび道」というコーナーで、平成15年(2003年)に新たに見つかったブルマァクの金型についての「発見!幻のブルマァク金型!!後編」という検証記事が掲載されているので、参考資料としてアップします。
検証は座談会形式で行われ、M1号・西村祐次氏の企画コーディネイトのもと、鐏三郎氏、円谷プロ・船井宏氏、トイライター・くらじたかし氏、やまなや・山名昭久氏が出席。後編ではミドルサイズのウルトラ怪獣・キャプテンウルトラ怪獣・流星人間ゾーン恐獣、エンゼル製のオコゼルゲ&トゲナマズ、ミニサイズ・ゴア、ミニサイズ・アイアンキングシリーズなどについて諸氏が検証しています。
ブルマァクのみならずオレンジやアーク、はたまたエンゼルなんて名前も飛び出してきてますます興味津々の後編。エンゼルの『超人バロム・1』のオコゼルゲ、『変身忍者嵐』のトゲナマズには驚きましたが、それ以上に驚いたのがブルマァク刻印のミニサイズ・アイアンキングシリーズ。本放送当時、アイアンキング関連のソフビはミニがタカトク、スタンダードがバンダイから発売されていて、ブルマァクからは商品発売はありませんでした。'70年代後半の第三次怪獣ブームの頃にアークが独立幻野党編の怪獣3体を発売したこともありましたが、まさか本放送当時にブルマァクがアイアンキング関連の商品発売を計画していたとは思いませんでした。同じミニでもタカトクが発売したものより造形が良いし、しかも不知火ロボットが5体(バキュミラー・ダブルサタン・デビルタイガー・ブラックナイト・ブロンズデーモン)もラインナップされています。これ、今からでも商品化してくれないかなぁ...
ハイパーホビーで2か月に渡って掲載された検証記事「発見!幻のブルマァク金型!!」。平成12年(2000年)頃に発見されたエース超獣やタロウ怪獣のスタンダードサイズ11体に比べ、今回の金型はマイナー作品のキャラクター、しかもミニやミドルが多く、幻11体ほどのインパクトはありませんでしたが、記事で語られている内容は興味深いものばかりでした。個人的にはブルマァクとアーク、オレンジ、エンゼルといった会社との関係がハッキリしたのが収穫でした。
#徳間書店 #ハイパーホビー #ブルマァク #ソフビ #怪獣 #円谷プロ
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