月刊雑誌「レコード・コレクターズ 1994年9月号」

0

 1994年9月1日発行。表紙に「【特集】サウンドトラックを聞こう! 追悼ヘンリー・マンシーニ」とあるように、ヘンリー・マンシーニ逝去に合わせて、彼の音楽だけではなく、この際映画音楽を薄く、狭く特集するというものでした。2番目の画像にヘッドラインの一部を掲げておきましたが、やはりもっとも面白かったのは、柳生すみまろ氏による「マンシーニの仕事の全体像を見渡す」という記事で、40余のディスクの紹介、およびその寸評という内容は興味深いものでした。あと、今回読み返して隔世の感があったのは、座談会記事の最初の話題がいわゆる渋谷系、若しくはサバービア系に関してだったことで、この文章を作成している段階では、そんなブームがあったのかと思ってしまうほど、跡形もない感じです。とにかく全45ページ、カラーのレコードジャケットのページも含めれば50ページに及ぶ特集は、それなりに読み応えがありました。
 ヘンリー・マンシーニに関して言うと、彼自身はアメリカ出身ですが、両親はそのファミリー・ネームからも推察できるようにイタリアからの移民であり、そんな背景もあるせいか、アメリカの音楽が基本線ながら、作風の中にどこかイタリアテイストも込められている、というのが私見であり、魅力だとも思いこんでいます。
 ということで、主な執筆陣は下記のタグに表示しておきますが、その中に一人、実に意外な形で、現在私と交流のある方がおられることが確認できました。どのような形かというのは、その方のプライバシーに関わることなので詳らかにはしませんが、その方の現在の振舞いの理由の一端が伺えるものでした。
#レコード・コレクターズ #サウンドトラック #ヘンリー・マンシーニ #河原晶子 #牛木宏 #河合弘市 #瀬川昌久 #賀来卓人 #田原典久 #佐藤秀樹 #今野雄二 #コモエスタ八重樫 #橋本徹 #後藤幸浩 #寺田正典 #青木啓 #柳生すみまろ #渡辺亨 #オードリー・ヘプバーン #音楽雑誌

Default