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雑誌「キネマ旬報2000年7月上旬夏の特別号」
2000年7月1日発行。映画雑誌の『キネマ旬報』については一言では語り尽くせないほどの思い出はあるのですが、それについては別の機会に。で、本題ですが、表紙の画像で一目瞭然、映画音楽についての特集で、掲載内容については目次(2番目の画像)を見てもらうとして、ここでは項目を絞って触れてみたいと思います。
まず「サントラ*ショップ*ガイド」(3及び4番目の画像)ですが、東京及び大阪の各3店舗ずつが紹介されていますが、この文章を作成している段階(2023年2月)で、そのまま現存しているのはタワーレコード渋谷店のみ、ただ、大阪のディスクピア、JUNGLEは移転・業態の変更などして継続いるようですが、すみや渋谷店、えとせとらレコード蒲田アニメ・サントラ店、ミヤコ心斎橋店は存在していません。特にすみや渋谷店は往時には足繫く訪れましたから、今でも懐かしくかつ残念な思いが募ります。
次に「読者の選ぶ思い出の映画音楽ベスト57」(5、6及び7番目の画像)ですが、あまり順位とか選ばれた映画タイトルとかには興味はそそられず、むしろその選考理由の稿で挙げられていた映画タイトルが興味深かったですね。私の想像以上に武満徹や伊福部昭の音楽に人気があったのは、少し意外でした。
最後に「サントラ買いのチェックポイント」(8番目の画像)ですが、注目したいのは「バージョン違い」の項、いわゆる「デストロイドバージョン」のことに言及しています。まあ、世に出るのは実際に映画本編で使用された音楽のサントラ盤であり、使用されなかった音楽が世に出るのは、いわゆるブートレック、つまり海賊盤で、というのが殆どであり、大概に入手困難、というのは想像がつきますね。
それ以外にも様々な項目の記事がありましたが、20年以上経過した段階で読み返しても、「古い」と思うものはあまりない、こんなところから映画音楽は「エヴァ―グリーン」なのだと、音楽を聴いてではなく、文字面を眺めて実感してしまいました。
ということで、ここでは私が観たことがなく、ベスト57に入っていた『暗黒街の対決』の予告編の画像を貼り付けておきます。佐藤優の音楽と挿入歌の『夜を消しちゃえ』の片鱗が垣間見えるかな。
#キネマ旬報 #映画音楽 #すみや渋谷店 #暗黒街の対決
https://www.youtube.com/watch?v=r9KwJlGtEzw
とーちゃん
2023/02/03 - 編集済み素敵な冊子ですね!
洋楽の入り口は
映画音楽でしたので、
いろいろと 想いも深いです。
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woodstein
2023/02/06とーちゃんさん、コメント有難うございます。私の場合は洋楽の入り口は別でしたが、映画の主題歌では『サタデー・ナイト・フィーバー』の『ステイン・アライヴ』でした。
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