コンサート・パンフレット「Screen Music Concert オリジナルサウンドトラックにこだわった!! オーケストラ名作シネマ館」

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 2007年3月11日(日)15:00に東京芸術劇場大ホールで開演された東京フィルハーモニー交響楽団演奏のコンサートのプログラムで、ネットオークションで何と10円という出品価格だったのを結局送料も含めて200円そこそこで入手したもので、つまりは実際にこのコンサートに行ったわけではありません。個人的には、自身で体験したものではないこともあり、普段ならば入手の「対象外」なのですが、商品説明の写真の中に故・野沢那智氏のインタビュー記事が掲載されているのが確認できましたので、安価でもあるし、軽い気持ちで購入しました。
 インタビューの内容自体は、これまでにどこかで見聞きしたようなもので特に目新しさはなかったのですが、このコンサートの約3年後に氏は逝去されたので、それなりに貴重な記録とも言えるでしょう。5~8番目の画像にあります。
 それ以外には戸田奈津子氏へのインタビュー記事もありますが、それよりも興味深かったのは東京テアトル会社顧問の寄稿記事、というよりもそれに付随して掲載された東京テアトル株式会社経営劇場の今昔写真でした(4番目の画像)。特にスーパーシネラマ上映シアターであったテアトル東京には個人的には思い入れもありますので、この3ページに亘る記事は望外のものでした。
 選曲は、一般のファンも知っている、若しくはイージーリスニングのファンならば馴染みというレベルのもので、いわゆる「知る人ぞ知る」という曲がなかったのは致し方ないところでしょう。マニアックに走るとお客さんは来てくれませんからね。もっとも、実際のプログラムで演奏された曲の中では『天地創造』『誰が為に鐘は鳴る』の映画音楽は比較的に一般的ではないのかな。
#映画音楽 #コンサート・パンフレット #東京フィルハーモニー交響楽団 #野沢那智 #東京テアトル株式会社 
https://www.youtube.com/watch?v=5pPUd0J768A

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    woodstein

    2023/01/30

     『誰が為に鐘は鳴る』の音楽も追加しておきます。https://www.youtube.com/watch?v=aEXkn6BdHQU

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    とーちゃん

    2023/01/30 - 編集済み

     ご紹介、ありがとうございます。
    これは、知っていたら 出掛けたかったです。

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      woodstein

      2023/01/30

       とーちゃんさん、コメント有難うございます。やはりフルオーケストラでの演奏を生で聴くのは、何物にも代えがたい体験ですからね。もっとも、私ならいずれ同じフロアで紹介するコンサートの方が好みですけれど、それは後日。

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