皆川達夫とは?

みながわ・たつお

昭和2年東京都生まれ。日本の音楽学者・合唱指揮者であり、立教大学名誉教授。中世ルネサンス音楽の研究で知られる。
全日本合唱センター名誉館長、国際音楽学会名誉会員Ehrenmitglied。中世音楽合唱団主宰。
著作に『中世・ルネサンスの音楽』(講談社学術文庫)『キリシタン音楽入門: 洋楽渡来考への手引き』(日本基督教団出版局)などがある。

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【コート鼎談・前編】こだわりの一着からその着こなし、忘れられないあの人のコート姿まで。三者三様のコート愛を語り尽くす!_image

【コート鼎談・前編】こだわりの一着からその着こなし、忘れられないあの人のコート姿まで。三者三様のコート愛を語り尽くす!

ようやく寒くなってきた12月某日。生憎の雨だが、ビシッと決まったコート姿でオフィスに現れたのは、ミューゼオ・スクエアでもお馴染みの3名。ファッション業界で一目置かれる服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、そして我らが編集長・成松だ。

ジャケットに革靴、ビジネス鞄など、度々開かれる鼎談企画(新人の登竜門的らしい)だが、今回のテーマは「コート」(と言っても、秋冬用のアウター全般について話してもらいます)。

なぜコートかというと、昨年飯野さんに書いていただいた「コート解体新書」という連載記事が大好評で、クラシックウェアマスターの成松も「記事を読んで、ガーズコートを思わずオーダーしてしまった」と言うほど。コートの歴史からディテールの役割などが細かく解説されている、マニアックかつ初心者向けの入門記事なのだが、実際にはどう選んでどう着て、どんな風に楽しむことができるのか?などを聞いてみたく、連載の応用編として3人に集まってもらった。

【コート鼎談・後編】コートはもっと楽しめる!3人の愛用コートを参考に、素材や機能、デザインを語る_image

【コート鼎談・後編】コートはもっと楽しめる!3人の愛用コートを参考に、素材や機能、デザインを語る

クラシックファッション通3名によるコート鼎談・後編。服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、ミューゼオ・スクエア編集長の成松に、連載「コート解体新書」の応用編として、前編の記事ではコートの着こなしや学生時代からの変遷、憧れたあの人のコート姿などを語っていただいた。

意外なブランドからアパレルブランドが出ていたり、自分なりのコーディネートルールを考えさせられたり、驚きと発見があった。

後編では、3人に持参してもらったコートを参考に、素材や機能、デザインについて教えてもらいましょう。既製品、オーダーメイドのそれぞれの良さを知ることで、よりコートの楽しみ方がわかるはず!

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家具修理の専門家から学ぶ「リペア論2.0」。原状回復の先にある醍醐味

祖父母のところへ遊びに行くと、たいていどこの家にも一つは古いタンスがあって、「これは代々我が家に伝える桐タンスで〜」なんてウンチクが飛び出すこともしばしば……。

そんな時代をはるか昔に感じるほど世の中が進歩し、今では修理を重ねて愛用してきた和家具よりも、DIY気分で組み立てる北欧ブランドの家具の方が身近になった。

「家具は、洋服や革靴と同じように生活を豊かにする道具」。

そう考えれば、安価にオシャレな家具を手にいれて壊れたら売るというライフスタイルも自然なのかもしれない。

ところが、家具の楽しみ方にはまだまだその先があるらしい。品質の良いものを手にいれて修理を重ねて長く愛用するというのも一つの楽しみ方ではあるが、どうやらさらにその先の醍醐味があるようだ。

「家具は、もっと楽しむことができる」。

その想いを世に伝えるべく、自身の知識と経験をフル活用した家具のリペアサービスをスタートした西原弘貴さんは、家具の修理・修繕やワークショップを通じて、持ち主と家具の新たな関係性を提案し続けている。

そんな西原さんだからこそ、家具の楽しみ方を二倍にも三倍にも膨らませる術を持っている。言うなれば、「リペア論2.0」。今回は、私たちが想像する家具リペアの一歩先を行く楽しみ方を教えてもらった。

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世界に一つだけの一脚にカスタム! 椅子の生地張り替えのススメ

洋服の裾丈を直したり、革靴のソールを替える話はよく聞くが、椅子のシート生地をカスタムしたという話はなかなか聞かない。

ところが、意外にもカスタムのハードルはそこまで高くないのだという。

しかも、世界中の面白い生地や、自分で持ち込んだ生地まで使うことができるなんて……。これはモノ好き諸兄にとってたまらないはずだ!

そんな素敵なサービスを提供しているのは、リペアやワークショップを通じて家具の楽しさを発信する「Fizz Repair Works」。

代表の西原弘貴さんに、カスタムの魅力を教えていただきました。

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知る人ぞ知るエルメス文具の魅力|堤 信子さんが語る、受け継がれていくStationery

デスクに置かれたハサミやホッチキス、普段は気にもとめないただの道具だったとしても、実は何十年と前から受け継がれていた偉大なモノかもしれません。少し見方を変えるだけで奥深さを感じられる、そんな文房具があなたの手元にもきっとあるはずです。

「文房具って小さい頃は自分自身を自由に表現できた数少ないアイテムだったと思うんです。それが大人になるにつれ、時計やバッグなど興味を持つものが変わり段々と疎遠になっていく。大多数の人はそうなると思うのですが、私はいまも変わらず文房具にときめいています」と言うのは、エッセイストでありフリーアナウンサーの堤信子さん。

文房具好きは業界でも有名で、海外のアンティークから職人の技を感じられる逸品までさまざまな文房具を集めているそう。
当連載では、そんな堤さんが愛用・所有している貴重な文房具たちを、それぞれに繋がる文具愛ストーリーとともにご紹介していきます。

今回は「知る人ぞ知るエルメス文具の魅力」をテーマに、エルメスのこだわりが詰まった筆記具やプレゼントにも嬉しいグリーティングカード、今は販売されていない珍しい付箋ケースなどについてお聞きしました。

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手入れをしながら少年時代に想いを馳せる、ナイフのある生活。

バリスティクスの塚原さんは、「サバイバル」「冒険」「アドベンチャー」をテーマにしたこだわりの品々を集めている。本記事は、そんな彼のお宝を全4回のにわたって特別公開する連載で、3回目はナイフ。1、2回目のミリタリーファニチャーとテントは「目に留まるものを買っていくうちに自然に集まった」ものだが、このナイフだけは「意識的に集めようとしている」という。ここでは、手入れの行き届いたコレクションの一部をご紹介しよう。