チューダー様式とは?

15世紀末頃から17世紀初頭までのイギリスで、チューダー王朝時代に興った美術・建築とその装飾様式。
伝統的なゴシック様式にイタリア・ルネサンスの装飾的要素を加えた後期ゴシックの様式で、垂直的効果が特徴的。聖堂建築とは別に木組みの梁や柱に漆喰や煉瓦の壁をもつ世俗建築も一般にチューダー様式と呼ばれる。チューダー前期には「リネンフォールド」と呼ばれる、布を折り返したひだのようなデザインの彫りが流行した。
代表的な建築物は、ケンブリッジのキングス・カレッジ礼拝堂、ウェストミンスターのヘンリー7世礼拝堂など。

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