スコティッシュ・ボーダーズとは?

スコティッシュ・ボーダーズ(The Scottish Borders)は、英国スコットランド南東部の州名、または歴史的地方名。州都はニュータウン セント ボスウェルズ(Newtown Saint Boswells)。イングランドとの国境地帯にあり、戦争が繰り返し行われた地として知られる。
スコティッシュ・ボーダーズの人々は自分たちの地域と歴史に非常に誇りを持ち、しばしば自身を「ボーダラーズ(Borderers)」と呼ぶ。

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ようやく寒くなってきた12月某日。生憎の雨だが、ビシッと決まったコート姿でオフィスに現れたのは、ミューゼオ・スクエアでもお馴染みの3名。ファッション業界で一目置かれる服飾ジャーナリストの飯野高広さんと倉野路凡さん、そして我らが編集長・成松だ。

ジャケットに革靴、ビジネス鞄など、度々開かれる鼎談企画(新人の登竜門的らしい)だが、今回のテーマは「コート」(と言っても、秋冬用のアウター全般について話してもらいます)。

なぜコートかというと、昨年飯野さんに書いていただいた「コート解体新書」という連載記事が大好評で、クラシックウェアマスターの成松も「記事を読んで、ガーズコートを思わずオーダーしてしまった」と言うほど。コートの歴史からディテールの役割などが細かく解説されている、マニアックかつ初心者向けの入門記事なのだが、実際にはどう選んでどう着て、どんな風に楽しむことができるのか?などを聞いてみたく、連載の応用編として3人に集まってもらった。