KAKとは?
プロダクトデザイナーの河潤之介(かわ じゅんのすけ)、秋岡芳夫(あきおか よしお)、金子至(かねこ いたる)によって1953年に開設されたデザイン事務所。3人全員が代表取締役として持ち味を生かしながら主に中小企業の製品を開発。事務所名は3人の最初の文字を取ってKAK(カック)になった。
ラジオキャビネット、カメラ、照度計など、光学機器のデザインを得意とし、数々の名品を世に送り出した。放送開始から間もないNHKのテレビ番組「家庭の工作」に出演、今日のDIYムーブメントの源流となる「日曜大工」の概念を提案するなど、精力的に活動した。
急成長を遂げた日本の工業デザインの発展に大きく寄与している。