菅木志雄とは?

菅木志雄(すが きしお・1944年生まれ)は、岩手出身の美術家。
1968年の初個展から現在に至るまでの50年以上のキャリアの中で、幾多もの展覧会に出展してきた。
2017年の第57回ヴェネツィアビエンナーレ国際展「VIVA ARTE VIVA」では、水上でのインスタレーションとして代表作『状況律』を再制作して大きな注目を浴びた。同年、長谷川祐子(はせがわ ゆうこ)のキュレーションによるフランス・ポンピドゥセンターメッス(Centre Pompidou-Metz)で開催された「ジャパノラマ 1970年以降の新しい日本のアート」展にも出展した。
作品はポンピドゥ・センターやアメリカ・ニューヨークのディア:チェルシー(Dia: Chelsea)の他、イギリスのテート・モダン(Tate Modern)、東京都現代美術館などをはじめ国内外の多数の美術館に収蔵されている。

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100人コレクターがいれば、100通りのコレクションがある。これはコレクションの内容だけでなく、コレクターがコレクションと向き合う時のマインドにも言えることではないだろうか。

たとえば、現代アート・コレクターの小松隼也さん。作品を人知れず黙々と蒐集する愛好家を、仮に「内向的コレクター」と表現するなら、小松さんは「外向的」なコレクターだ。気に入った作品や作家を、積極的に友人知人に紹介する。コレクター仲間を増やしたいのだという。

コレクター仲間が増えるというのは反面、ライバルを増やしかねない行為ではないか。小松さんのオープンなスタイルには、どんな思いが込められているのか。ご自宅でお話をうかがった。