MUUSEO SQUARE
英語でマッド(mad)は「泥、ぬかるみ」、ガード(guard)は「守る」という意味から、マッドガード=「泥除け(madguard)」のこと。革靴ではアッパー(甲革)とソールの接合部分にぐるりと巻きつける、革やゴム素材でできているパーツで、横に厚みがあるソールのように見える。泥除けとしてだけでなく、装飾として用いられることもある。クレープソールの靴や、汚れの手入れがしにくいスウェード素材をアッパーに用いた靴に使用されることが多い。特にチャッカブーツ(くるぶし丈で複数の紐穴を持つ革靴)によく見られる。
【後編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが愛する至極の3足。
靴に興味を持ち始めたきっかけについて語った前編に続き、後編では3名の至極の靴について。更には素材の革へのこだわりにまで話は広がります。革のカラーと種類だけにとどまらず、製造元の指定まで! まさに歩く靴事典!と賞賛したくなる精通っぷり。ではでは、引き続き3名の靴談義に耳を傾けてみましょうか。
クレープソール
ブリティッシュコレクション
ジョンホワイト
チャーチ
内羽根式
パンチドキャップトウ
バークレー
ブックバインダー
ボックスカーフ
木型
ビジネスの場で真価を発揮。セミブローグの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はセミブローグを掘り下げます。労働靴としてのルーツを持ち、フルブローグほどカジュアルな印象を与えないセミブローグはビジネス用途として一つの最適解になりえる靴です。
本格革靴の原点。プレーントウの特徴と代表モデル
「お気に入りの革靴を履いている」満足感は、仕事や学業のパフォーマンスをあげてくれるもの。この連載では革靴のデザインごとに代表モデルやディテールについて解説します。愛せる革靴を探す旅。今回はプレーントウを掘り下げます。飾り気のない見た目だからこそ、フォルムやハトメの付け方、ソールなどにブランドごとの違いがよく表れます。
チャーチ、ジョンロブ、リーガル。ものづくりの哲学とヒストリーを携えた、著名革靴ブランド10選。
チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、リーガル……。英国や米国の名ブランドたちはどんな歴史と個性を持ち合わせているのか。ブランドごとの特徴を服飾ジャーナリスト・飯野高広氏の監修でわかりやすく解説。各革靴ブランドの愛好家たちのシューズフォトも豊富に掲載!
足元にはいつもオールドチャーチ。
ファッションライター倉野路凡さんが今気になるモノ、従来愛してやまないモノについて綴る連載第7回。「倉野さんにとって英国靴といえば?」「チャーチ!」と即答が返ってくるほど思い入れの強いブランド靴について。しかもオールドチャーチについてブランドの歴史を交えつつ語ってもらいました。