クラシコイタリアとは?
元々は、1986年イタリア・フィレンツェに職人技を基本としたスーツ、シャツ、ネクタイのサルト(仕立て屋)が集まって創設した「クラシコ・イタリア協会」を指していたが、後にイタリアファッションの代名詞として使用されるようになった。イタリア語「クラシコ(Classico)」は、「(芸術などが)最高水準の」「模範的な」「高雅な」という意味になる。「クラシコ・イタリア協会」は「イタリアで最高水準のものづくりをする協会」と解釈される。
「ハイクオリティの製品づくりをすること」「ものづくりに必要な職人の技術を継承すること」「受け継がれてきたイタリアのクラシック・エレガンスを後世に残すこと」が、目的とされる。
全盛期にはイタリアンクラシコである最高峰のブランドが所属していたが、各ブランドが総合アパレル化やグローバル化などさまざまな変化により脱退していき、所属ブランドは随分と変わってしまった。