2021/4/16 丸石神さま

初版 2021/04/22 06:48

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/04/22

丸い石を神様として信仰する風習は各地にありますが、山梨県は数のうえで群を抜いています。調査によれば、山梨県内で700箇所を超えると言われています。道路脇などに祀られることが多いことから道祖神ではないかと考えられています。ケルンのような物かもしれません。

見たところ花崗岩系の川石のようですが、真円に近いものが集められています。古くからの伝統的信仰でしょうが、今は由来を知る人はいないそうです。そのため、公園の片隅に転げていたり、石垣に二次利用された丸石神さまも多いといいます。一つ頂いて帰ろうとしましたが、良いことが起こっても、悪いことが怒っても悩みそうでやめました。

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prin

球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    TWIN−MILL

    2021/04/22

    この手の丸石。イサム・ノグチ氏の墓石を思い出します。。。
    確か日本にあるんですよね。一度、行ってみたいのです😅。

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      prin

      2021/04/22

      TWINMILLさんコメント有難うございます。
      香川県は花崗岩のダイアモンドと呼ばれる"庵治石"の産地です。私も一度「大丁場」を見に行きたいです。

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      TWIN−MILL

      2021/04/22

      彫刻家であるノグチ氏が綺麗過ぎて彫れ無かった石。死んだら、この石に入りたい。と、言う言葉が印象残ってます。

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