2019/8/6 鳳来寺山の真珠岩

初版 2019/08/07 17:34

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2019/08/07

鳳来寺山自然科学博物館から鳳来寺方面に向かいます。参道と並行する音為川の河床は貝化石を含む頁岩です。この地層から採掘されるか定かで無いですが、名産の硯石は微細な黄鉄鉱を含むことから”金鳳石”の名があります。鳳来寺山は侵食されて硬い岩石部分だけが残った火山です。河原には、安山岩・流紋岩・溶結凝灰岩・松脂岩・真珠岩などが見られます。松脂岩は愛知県の岩石に指定されている石です。

肉眼で球状を確認するのは困難ですが、細かなヒビ割れが渦巻状や球状に発達することから割ると破片が球体になり、真珠岩の名前がついたそうです。松脂岩との違いは真珠光沢か樹脂光沢かの違いですか、はっきりと区別する表記は見つかりません。どちらもネットリした溶岩からできた岩石です。サンプル採取し”球状岩もどき”にアップしましょう。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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