2021/10/15 化石の日

初版 2021/10/15 00:05

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/10/15

tatsutoy館長さんの二番煎じです。

2017年に国際古生物学協会が"国際化石の日"を10月第2週の土日として制定したことを受けて、日本古生物学会は毎年10月15日を"化石の日"と制定しました。1904(明治37)年10月15日は日本古生物学会のシンボルマークにもなっている異常巻きアンモナイトのNipponites mirabilisが矢部長克東北大学名誉教授によって新種記載された日です。

学生の頃、狂っていた化石も殆ど手元に残っていません。本棚のCalymene celebra、お気に入りです。名前も外見も美しい化石です。真っ白なドロマイトに精細に残されたご遺体は、ウィスコンシン州の化石として認定されています。此奴、近頃ショップやミネラルショーで見ることがありません。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    tatsutoy

    2021/10/15 - 編集済み

    本日15日が化石の日ですね。今週末は博物館イベントに留まらず、ウェビナーも企画されており、化石に関心がある方には楽しみな休日になる事でしょう。

    白い母岩に2体もカリメネが鎮座する、飾り映えのする標本ですね。光にあたるとキラキラする化石のイメージがあります。確かに、以前は比較的良く見かける種類でしたが、最近はさっぱりです。

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      prin

      2021/10/15

      tatsutoyさんコメントありがとうございます。
      化石は魅力的です。コレクションアイテムとしては種類は無限大・重くて・かさばり・収納スペース確保は大変、採取地は危険、クリーニングは難しく時間もかかり…でも、魅力的です。

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    paperminehunter

    2021/10/15 - 編集済み

    ド素人ですが ひょっとして 三葉虫ですか

    立派なものですね

    金生山でも 出たようなんですが ベレロフォンとかウミユリ フズリナ ぐらいしか拾ってないです 崩れた二枚貝・おきなえびすなども拾いました 木の化石(石灰岩)らしきものもあったがどこかに行ってしまいました

    化石の日があるのもいいですね

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      prin

      2021/10/15

      paperminehunterさんコメントありがとうございます。
      昔の金生山、懐かしいです。日曜日は化石採集に自由に入れました。paperminehunterさんにもお逢いしているかもしれません。現場の人も化石が出る地層を掘削した時は、広場に集めてくれていました。
      化石がお金になる!危険は自己責任でなくなった!今では考えられない大らかな時代でした。

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