2020/1/22 化石のトンネル

初版 2020/01/23 17:59

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2020/01/23

化石の先輩からのおさそいがありました。瑞浪化石博物館集合です。

明世の化石山(ヘソ山)にはトラックが走れるほどのトンネルが碁盤目状に走っています。このトンネルは世界大戦末期に川崎航空機の四式爆撃機"飛龍"を製造する地下工場を建設するために掘られた総延長8kmを越える地下壕です。化石を多量に含む1750万年前の瑞浪層群明世累層戸狩層をぶち抜いており、忍び込んで化石を採取したものです。現在は化石博物館に隣接する一部は化石トンネルとして保存され、ヘソ山の地下壕の240m程は"地球回廊"として地球を考える施設になっています。「非道の証を消すのか?」との批判はありますが、戦争の負の遺産は平和的な利用がなされています。地下壕の建設は捕虜や強制連行された間組御嶽事務所の中国人が従事し、過酷な労働と栄養失調により事故や病気で330人中39名が命を落としました。二度と繰り返してはいけない、ヘソ山には"日中不再戦誓い碑"がたてられています。

博物館では柄沢学芸員と昔話、哺乳類や魚類の化石を多産した産地の現状を見学し、楽しい一日が過ぎました。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    2020/12/06 - 編集済み

    地球回廊閉鎖について施設の老朽化等の理由により令和3年3月31日閉鎖となります。入館は令和3年3月31日までです。4月1日以降は入館できません。

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