2021/10/5 掛川層群

初版 2021/10/08 06:50

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/10/08

日本地質学会が認定する静岡の石(化石)は"掛川層群(大日層)の貝化石"です。

掛川層群は約200万年前に温暖な海に堆積した地層で、第四紀前期更新世の保存の良い化石を豊富に含む模式地です。掛川市遊家には化石床の一部が保存され見学できます。宇刈里山公園は地質学的な観察ポイントの整備・ブロック標本の設置などの工夫から日本地質学会の表彰を受けています。

袋井市の"スズキ化石資料館"です。ネット情報では「開館日・営業時間はとくに決まっていない。鈴木さんが手が空いていれば対応してくれるので、必ず事前に電話を。あくまでも個人運営の資料館なので、人が良い鈴木さんに無理させぬよう」とあります。大人の秘密基地…羨ましい限りです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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