2020/6/8 巨石信仰

初版 2020/06/14 17:47

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2020/06/14

"巨石信仰"といわれる巨石・巨岩に対して信仰する行為は、古来から世界的に行われています。

花の窟神社は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、平成16年(2004年)7月には、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。

神々の母である伊弉冊尊が葬られた墓とされています。社殿はなく、流紋岩質凝灰岩の巨岩が神様です。年2回の例大祭では神々に舞を奉納し、日本一長いともいわれている約170mの大綱を岩窟上45m程の高さの御神体から境内の御神木にわたします。この"御綱掛け神事"は、太古の昔から行われており「三重県無形文化指定」されています。

古代には、岩窟は黄泉國、あの世への入口と解されていました。かつての熊野の自然崇拝の有り様を現在に伝えている場所のひとつです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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