2020/12/1 ぎふ清流里山公園のメタセコイア

初版 2020/12/02 17:59

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2020/12/02

ぎふ清流里山公園は2003年に整備された平成記念公園、通称"日本昭和村"が前身です。高速道路を出ることなく利用できるハイウェイオアシスです。最近、世界最大のホテルチェーンであるマリオットインターナショナルがホテルをオープンしました。森の中のアドベンチャー、アクティビティでも話題です。

園入り口のメタセコイアと考えられている巨大な珪化木の株が圧巻です。メタセコイアは、ヒノキ科メタセコイア属の落葉樹、絶滅した植物と考えられていましたが、1946年に中国四川省で現存していることが確認され「生きた化石」の代表選手となりました。

この化石は火山噴出物を主とする蜂屋累層と呼ばれる約2,200万年前の地層から公園造成中に掘り出されたモノです。埋没した樹木が珪化するメカニズムは多くの研究者が論じていますが、常温の地下水に溶け込むケイ酸塩は多くはないとされており珪化には時間がかかる、否、時間がかかれば腐敗や炭化が進む理由から珪化に要する時間は比較的短期と"熱"を感じる説もあります。ケイ酸塩の供給源についても諸説あります。最近の論文にも「問題は残る」「可能性は否定できない」「考えられるにすぎない」といった文字がならび決定打はありません。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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