MUUSEO SQUARE
ゲージとは編み機の針の密度を表す単位のことで、1インチ間に編み機の針が何本あるかを数字で表すもの。この数値が高いものほど細かく編まれていて、同じ長さの生地によりたくさんの編み目がある。5ゲージ以下のものは「ローゲージ」、中間の6~10ゲージは「ミドルゲージ」、11ゲージ以上のものは「ハイゲージ」に分類される。ローゲージはざっくりと大きめの編み目のため、コーディネートにカジュアルさやナチュラルさをプラスしてくれる。それに対して、ハイゲージは編み目が分からないくらい密に編み込まれている。編み目が目立たず、すっきりした印象がある。厚みが少ないため、スッキリと着られるものが多い。
ガンジーとアラン、それにフェアアイル。今尚、英国ニットに惹かれる
学生時代から思い入れがあり、今また日常の相棒として頼りになっている英国ニット。しばらくスーツばかりの生活を送っていたが、ここ最近ニットの出番が多くなってきた。外出が減り家で作業することが増えたからか、ジャケットの代わりにカーディガンやニットベストを羽織っている。ジャケットほど肩に力が入らず、かといってスウェットやパーカーほどゆる過ぎず、今の生活にちょうどいい。
ウィンザー公
ローゲージ
春夏の革靴、再び惹かれはじめたのはスリッポン
あらゆるモノ・素材を愛するミューゼオスクエア編集長の成松が愛用している革靴の魅力を語ります。今回は、服飾ジャーナリストの飯野高広さんにより詳しい解説をもらいながら、春夏の足元にぴったりのスリッポンをご紹介。
デザインが目を引くイタリア製のアイロン。季節の変わり目に活躍する相棒
衣替えのシーズンに活躍する相棒、アイロン。今回はイタリアンデザインが目を引くアリエテ社の業務アイロンを紹介します。シーズンの礼を込めてスチームをふりかけると、洋服も喜んでいるように見えます。
色の持つパワーを実感する万年筆。PELIKAN(ペリカン)スーベレーンM320、M600。
身につける洋服や小物の色へのこだわりも強いという編集長。愛用する筆記具のカラーにも編集長なりのこだわりポイントがあるようで。今回は大人の筆記具、万年筆。愛用するペリカンの万年筆のスーベレーンM320(オレンジ)、M600(ピンク)。このカラーに込められたものとは?
コート解体新書:最終回「ダッフルコート」老若男女に似合う唯一のコート
ヴィンテージコートの定番品を例に、コートの源流をたどる飯野高広さんの連載。最終回はダッフルコートを取り上げる。防寒作業着として生まれたコートは、時を経てどのように変化してきたのだろう。ダッフルコートと一口にまとめず、それぞれのディテールを細かく見てみよう。