鬆とは?

鬆(す)とは、鋳造(ちゅうぞう)において鋳型に溶けた金属を流し込んだ際、それが冷却・凝固するときに、空気などのガスが内部に閉じ込められて生じる空間のこと。鬆ができると、本来は均質であるべきものの中に空間ができるため、強度が落ちる。
鬆ができる主な原因は、鋳造の際の熱収縮や空気の巻き込みによるもの。熱い金属が冷却され、固まる時に空気を巻き込んでしまっているため金属の粒子は粗くなり、細部まで調べるとスカスカの状態になる。一方で、金属を鍛え強度を向上させる鍛造において鬆が入ることはほとんどない。

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歴史の影に小石あり。降りかかるストレスを克服するための握り石  「観音笑窪」_image

歴史の影に小石あり。降りかかるストレスを克服するための握り石  「観音笑窪」

長く愛用できる自分にとっての一生モノは使ってこそ価値が出てくるもの。旅先でつけた傷が、経年変化してあせた色合いが、思い出を振り返る手助けをしてくれます。

この連載では、モノ雑誌の編集者として数多くの名品に触れてきた山縣基与志さんが「実際に使ってみて、本当に手元に置いておきたい」と感じた一品を紹介します。

第四回はカッターで有名なオルファが販売していた握り石「観音笑窪(かんのんえくぼ)」について。日々降りかかる緊張やストレスを振り払う、一つの解決策となるかもしれません。

これが令和の賢人の石!握り石Dharma(ダーマ)_image

これが令和の賢人の石!握り石Dharma(ダーマ)

モノ雑誌の編集者として数多くの名品に触れてきた山縣基与志さんによる連載。前回の記事では、ストレスから解放されるための握り石「観音笑窪」を紹介しました。

おかげさまで多くの方に読んでいただき、記事を読んだ方から「触ってみたいです」「もう売っていないんですね」と声をかけていただくことも。

そんな声を知ってか知らずか、山縣さんは……なんと銀無垢で作ってしまいました。

対談「究極の触り心地を求めて」山縣基与志×今井吾郎_image

対談「究極の触り心地を求めて」山縣基与志×今井吾郎

日本文化を世界にプロデュースしているジャパノロジー・ミュージアム代表の山縣基与志さんと、ジュエリーデザイナー集団ZORROで働く今井吾郎さん。二人のコラボレーションによって『握り石Dharma(ダーマ)』は生まれました。

ある作戦会議のこと。2時間の打ち合わせのうち、『握り石Dharma(ダーマ)』が机の上に置かれている時間は10分にも満たなかったんです。誰かが机の上に置くと他の人が手にとる。その繰り返し。

山縣さんはオーダーだからこそこの触り心地ができたと言います。「触り心地」という感覚的な目標に向かって、どのようにものづくりを進めたのでしょうか?山縣さんと今井さんがじっくり話します。

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ユニバーサルジュネーブ。耳に残るのはロービートの心地よい鼓動

長く愛用できる自分にとっての一生モノは使ってこそ価値が出てくるもの。旅先でつけた傷が、経年変化してあせた色合いが、思い出を振り返る手助けをしてくれます。

この連載では、モノ雑誌の編集者として数多くの名品に触れてきた山縣基与志さんが「実際に使ってみて、本当に手元に置いておきたい」と感じた一品を紹介します。第2回はUNIVERSAL GENEVE(ユニバーサルジュネーブ)の手巻きロービート。山縣さんは「手にとってから20年以上経つけれども、いまだに飽きが来ない」と語ります。

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ミクロン単位で調整される万年筆「研ぎ」の世界。-ペリカン スーべレーンM800 極太字BB 森山スペシャル-

長く愛用できる自分にとっての一生モノは使ってこそ価値が出てくるもの。旅先でつけた傷が、経年変化してあせた色合いが、思い出を振り返る手助けをしてくれます。

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第3回は万年筆愛好家ならご存知「フルハルター」森山さんが調整したペリカン(Pelikan)のスーべレーン M800について。ミクロン単位で調整されたペン先で文字を書くと、まるで万年筆が身体の一部のように感じられるそう。

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京都で数百年培われてきた木具師の技を、手で味わう | 「くらふとばんしょう」名刺入れ

この連載では、モノ雑誌の編集者として数多くの製品に触れてきた山縣基与志さんが「実際に使ってみて、本当に手元に置いておきたい」と感じた名品を取り上げます。

今回紹介するのは、前回の記事で取り上げた握り石ダーマと同様に手の中で転がせる逸品。木具師の橋村佳明さんが立ち上げた「くらふとばんしょう」の名刺入れです。

使われているのは二つの杉でできた部材だけ。たったその二つのパーツに、数百年前の粋人に愛された技が集約されています。

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鍛金工房 WESTSIDE33の銅製段付き鍋。使い込みたくなる調理道具。

繰り返す日々を、おいしいコーヒーからスタートする。お気に入りのお店の味を再現してみる。大好きな料理を極めてみる…そんな風に、小さい幸せをたくさん生み出す台所。思い入れのある道具なら、なおさらその喜びは大きく膨らんで、最良の隠し味になる。
WESTSIDE33の銅製段付き鍋は、そんな“隠し味”を求める人を満足させる、京都の台所道具のひとつ。