グレナカートプレイドチェックとは?

グレナカートプレイドチェックは、経緯糸の2本ずつ、または4本ずつ(明るい色と暗い色)を一定間隔で交互に配列し、綾織りや斜子織りで織った格子柄。「グレンプレイド」「グレンチェック」と呼ばれることもある。
グレンとは、スコットランドやアイルランドの峡谷付近のこと。スコットランドのアークハート峡谷で、14世紀にキャロライン夫人によって織られたことからこの名称が付けられたとされる。
また、ウィンザー公(Edward VIII)が、大柄のグレンチェックを好んで服に用いていたことから「プリンス・オブ・ウェールズ・プレイド(Prince of Wales Plaid)」「プリンス・オブ・ウェールズ(Prince of Wales)」の別称もある。
メンズの梳毛スーツの代表的な柄。カジュアルジャケット地には、サマーツイードやハリスツイードジャケットなどにもよく使用される。

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