エボナイトとは?
ゴムの一種で、天然樹脂に分類される。かたく光沢を持ったゴムで、外観が黒檀(ebony)に似ていることからエボナイト(ebonite)と呼ばれている。歴史の古い樹脂で、一般に広まった最初の「合成樹脂」と言われる。
万年筆の軸やくし、電気の絶縁体などに使用される。黒い色をしている製品が多いが、マーブル柄などのカラーものも存在する。とても稀少な材質のため、現在はエボナイトのみで商品を制作する万年筆メーカーは少なく、一部のメーカーが軸などに使用する程度となっている。