フィドルパターンとは?

スプーンの柄の部分がバイオリンの持ち手の先端と似ていることから、バイオリンを意味する英語で「フィドル(Fiddle)」という名が付いたスプーン。
1760年代ごろにフランスで誕生してから、イギリスをはじめとする各国で流行した。特に19世紀初頭に多く製造されていたが、1中期になると人気が衰え始めた。現代ではあまり見かけない形のため存在感があり、アンティーク愛好家から絶大な支持を得ている。

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最近日本でも目にするようになったトルコランプを連想する方も多いのではないでしょうか?
トルコではガラス産業が盛んに行われており、ランプ以外にもたくさんのガラス製品が存在します。
その中でも注目したのが、ティーカップ。
今回トルコのガラスを紹介してくださるのはトルコ雑貨専門店「セヴィンチエイト」の小坂さんとブルジュさん。
色も形もさまざまなカップが存在するのには、トルコのお茶にまつわる驚きの習慣に理由がありました。