kappaとは?

カッパ(Kappa)は、1916年にイタリア・トリノで設立されたMCT社(当時はSACT社)が取り扱うスポーツブランドの一つ。1950年代に生まれ、1970年代から本格的にスタートした。元々はフットボールウェアを中心とした展開を行っており、数々の強豪チームにフットボールウェアを提供している。現在はサッカーだけでなく、ゴルフウェアやランニングウェアなども展開している。
ブランド名は、「κ(読み方:カッパ)」という天にかざした手のひらの形を表したギリシャ文字が由来。勝利に打ち震え、喜びをあらわにした人の様子を想像させることから、勝利の意味を込めてこのブランド名が付けられたとされる。
また、ブランドのロゴマークは男女が背中合わせに座ったシルエットの「OMINI(オミニ)」が特徴的で、旧約聖書に登場する最初の人であるアダムとイブを表しているとされる。
現在では、スポーツブランドの枠を超えたライフスタイルやファッションの分野でも活躍しており、どの分野においても「勝利」をサポートし続けるという姿勢の象徴となっている。

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「その時はやってきた」。

これは、初代「Apple Watch」発売時のキャッチコピーだ。今や、老若男女がスマートフォンを握りしめ、何千何万の機能を持ち運ぶ時代が到来した。だが、そのはるか以前から腕に機能を集約するということは研究者たちの憧れであり夢だった。

もっとも象徴的なプロダクトは腕時計だろう。時を計るための機能に加え、どんな機能を搭載するかという競争にメーカーは技術の粋を尽くしてきた。

そんな作る側の熱量と偏愛とも呼ぶべきセンスが反映された腕時計を「ギーク・ウォッチ」と命名した男がいる。コレクターのドナルド・ムネアキ氏だ。

氏は南青山にあるワタリウム美術館の地下、「on Sundays」というミュージアムショップの一角に自作のアトリエを構え、そこにずらりと腕時計を並べて販売している。その数はなんと400本以上。

生産国やメーカーの垣根がなく、膨大な量のアーカイブ群から銘品を発掘するのは、並大抵の知識と労力ではできないはずだ。今回、「ギーク・ウォッチ」の背景や魅力について、ドナルド博士(敬意を込めて)に教鞭を振るっていただいた。

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