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時計の科学 人と時間の5000年の歴史

著者:織田 一朗 出版社: 講談社 (2017/12/13)

時代の最先端技術がつぎ込まれた時計の歴史

時間という概念が発見されて約5000年。時間をどういうように活用していったのかという話から、機械式時計やクオーツ時計の誕生、さらには時間の概念を変えた原子時計についてと、時計の歴史を余すところなく解説している一冊。

広範な歴史を取り扱って新書サイズでページ数は224p。内容が薄いのかと言われると全くそんなことはない。

例えば、機械式時計の自動巻きの機構一つ取っても、ロレックス方式、シェフィールド方式、マジックレバー方式など8種類紹介文付きで取り上げられている。著者は服部時計店(現セイコー)で勤務したのち、独立した織田一朗氏。時計が動く仕組みや、「なぜその時計が開発されたのか」という時代背景まで丁寧に解説されているので、時計に詳しくない人でも読み進めていける。

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機械式時計をもっと楽しむための書籍まとめ

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登内時計記念博物館 時計修理師 唐澤さん インタビュー

長野県にある登内時計記念博物館。館内には第1から第4展示室まであり、館長の登内さんが長年収集してきた18世紀から19世紀のヨーロッパを中心とした機械時計から新しいものまでおよそ300点を展示しています。また博物館の庭には1,000本あまりのシャクナゲを植えてあり、花の見頃となる5月中旬から6月初旬は花を見ながら散歩することもできます。
今回は登内時計記念博物館 時計修理師 唐澤さんにお話しを聞かせていただきました。