2022/5/6 金生山の赤鉄鉱

初版 2022/05/06 17:55

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2022/05/06

美濃赤坂金生山といえば世界的に有名な化石産地です。学生の頃から"きんしょうざん"と呼んでいましたが、最近になり"かなぶやま"が正式な名称と知りました。「金になる石灰石を産む山」という意味合いも思い込み!

金生山の赤鉄鉱床はFe₂O₃(第二酸化鉄)91%という分析結果が残る極めて良質な鉄鉱石です。古くは4世紀ごろから採掘・製錬されていたと考えられ「鉄=金を産む山」が金生山の名の由来のようです。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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