2022/5/4 天竜川河口
初版 2022/05/05 16:46
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2022/05/05
生まれた場所を探るのも良し!集めた種類を競うのも良し!
"日本の石ころ標本箱"に登場する「天竜川浜松市の川原」です。多彩な礫種にビックリです。
諏訪湖の釜口水門から発した流れは伊那谷を流れ遠州灘に注ぎます。中央構造線や糸静線といった大断層が走るもろい地質は、山間地では大規模な崩壊や地すべりを起し、平野部では氾濫を繰り返し"暴れ天竜"と呼ばれていました。
明治の時代、金原明善は「川の氾濫を治めるためには、健全な森林を作る必要がある」と、日本三大人工美林の一つに数えらる天竜杉を育てました。緑のダムの水源かん養機能は永き年月の賜物なのです。