2022/2/3 つぶつぶの赤い石

初版 2022/02/03 05:46

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2022/02/03

丸い石大好きな先輩直伝の海岸で採取した赤い石です。小さなつぶつぶが集まった石です。

直径0.25〜2mmの玉で構成される岩石をOolite(魚卵石)、2mmより大きい玉で構成される岩石をPisolite(豆石)と呼び、センチを越せばOrbicular rock(球状岩)?spherulite(球顆)?

orbicular /spheroidal /nodular (球状)・spherulitic(球顆状)・augen(眼球状)・oolitic(魚卵状・鮞状) ・pea(豆状) ・perlitic(真珠状) ・lenticular(レンズ状・莢状) ・corona(コロナ状)・nebulitic (星雲状 )・radiated(放射状)・zonal(累帯)・amygdaloidal(杏仁状) etc. 

まぁ、ハッキリとした定義は調べても出てきません。石の世界の組織や構造はある意味主観です。

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prin

球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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    paperminehunter

    2022/02/03 - 編集済み

    つぶつぶでも 丸いですね なんでしょうか  
    中龍鉱山で拾った 丸石 メール しました

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      prin

      2022/02/03

      paperminehunterさんコメントありがとうございます。
      この石が拾えるのは、海岸の狭い範囲に限定されていました。一見、魚卵状赤鉄鉱ではないかと思い、近海で座礁した鉱石運搬船の積荷ではないかと推理しました。
      否、どうも、流入河川の流域に露頭があるようで、四万十帯では珍しい石です。とっても遠いけど、調べてみたくなってしまいました。

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