2021/10/15 石の里"滝ヶ原"

初版 2021/10/19 05:03

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/10/19

小松市の「石の文化」は文化庁の"日本遺産"に認定されています。

日本遺産は地域の有形無形の文化財資産を地域が主体で整備活用し、内外にアピールすることで地域活性化を図ることを目的としています。

滝ヶ原地区は滝ヶ原石・日華石と呼ばれる良質の凝灰岩石材の産地です。金沢城や小松城の石垣に利用され、北前船にのせられて北海道にまでも運ばれました。石切り場やアーチ型石橋は日本遺産「『珠玉と歩む物語』小松〜時の流れの中で磨き上げた石の文化〜」の構成文化財になっています。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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