みんなのコレクションが集まるミュージアム

宝石の赤い川

公開日:2021/7/19

橋の上からはイトミミズが蠢いているように見えます。

「ニイチャン運がいいわ!雨が降って金剛砂が集まっとる!」

ニイチャンという年齢ではないのですが比重選鉱された赤い川底を見れたのは幸運です。

香芝市の金剛砂は約1500万年前の火山活動で噴出した柘榴石を含む溶岩が風化し、低地に濃集沈積したモノが採掘されました。冬場に田んぼを掘り返したそうです。歴史は古く、奈良時代の"続日本紀"に記録があります。遡れば古墳時代の勾玉の研磨にも使われたのかもしれません。江戸時代には採掘が村の共同事業として行われ、戦時中は軍事物資として戦闘機の防弾ガラスを磨きます。サンドペーパーは香芝の地場産業となりました。

赤い砂には鉄礬石榴石のほか、サファイア・頑火輝石・紅柱石・ジルコンなどを含んでいます。

細かすぎて見えません。

根気がなくて分類できません。

#参考

#鉱物

#地質

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    2021/7/20 - 編集済み

    paperminehunter

    昔 二上に住んでいました
    3階建ての公団のようなアパート オーナーは研磨剤採掘の方でした
    年を取ったのでマンション賃貸オーナー 2棟建てておられました

    近くの田んぼの用水路には いっぱいあったのかもしれませんね

    当時は まったく気にしていなかったです

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      2021/7/20

      prin

      paperminehunterさんコメントありがとうございます。
      趣味の地質系天然記念物&博物館巡りで寄ってみました。集まって居られた農家さん達に「沢山の本に紹介された、全国的に有名な柘榴石の産地で、サファイアも採れるよ」と話すと「宝石が採れれば農業してない」と、ごもっともな返答でした。
      最近の研磨剤は、カーボランダム・アルミナ・人工ダイアなどの人工物がほとんどですが、昔は儲かったんでしょうね!

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prin

古来、“石”“岩”は人の寿命と比べれば永遠であり、不変であり、信仰の対象でした。巨石信仰は日本各所ばかりでなく世界中にあります。人類の奥底にある何かが引き付けるのかもしれません。丸い形は何かしら霊的なものを感じ、人を魅了する力があるように思います。石の中にも丸い形や模様の岩石があります。球状岩の産地では“菊目石”“貝がら石”“銭石”といった呼称で、古くから伝聞があります。未記載ですが広島県江田島市沖美町の球状花崗岩は岬の先にあるのですが、水軍の見張り場所と聞きました。球状の目玉が敵発見の力になると先人は感じていたのかもしれません。球状岩は、世界的にみても非常に珍しい石で、その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の採取であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因も解明されていません。もっぱらヤフオクやメルカリをチェックしていますがコレクションは伸びません。

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