2021/6/5 延沢銀坑洞
初版 2021/06/14 04:59
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2021/06/14
憧れの銀山温泉です。"千と千尋の神隠し"の湯屋のモデルは道後温泉本館?四万温泉積善館?といわれていますが、私は銀山温泉能登屋に一票です。
島根の石見銀山、兵庫の生野銀山とともに三大銀山と呼ばれました。金属を溶かし込んだ熱水が岩の割れ目や断層に沿って沈澱した熱水鉱床で、鉱脈を炙って加熱し、水で冷却して剥ぎ取る「焼き掘り」と呼ばれる独特な採鉱法が特色のヤマです。
足利幕府時代に開かれ、江戸初期には大銀山として名をはせた国指定史跡の延沢銀坑洞は、正保元年(17世紀中期)から銀採掘が衰退し、1689年の大崩落により銀山が閉山した後は温泉湯治が盛んになりました。山奥の秘湯は「おしん」のヒットにより一躍全国区です。田中裕子さん…いいですね〜