2021/5/14 宝石の海岸
初版 2021/05/17 09:25
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2021/05/17
富山県の宮崎・境海岸、新潟県の親不知海岸・ラベンダービーチ・ヒスイ海岸は翡翠の採取できる海岸です。100万円を超える価値のある原石があったとか?YouTubeで勉強「白くて・角ばった・重い石」を探す、にわかヒスイハンターはビギナーズラックで一攫千金を狙いますが、願い叶わず完敗です。
日本の遺跡から発見される翡翠はすべて糸魚川産と考えられています。ヒスイハンターは数g〜数百gの原石を海岸で拾います。お土産屋さんには糸魚川産アクセサリーが並びます。小滝川・青海川から旅立った翡翠の原石は日本海の荒波で磨かれて海岸に流れ着きます。然るに、ヒスイ峡の巨大なヒスイ岩塊を観ていると、細かい結晶が絡み合い、粘り強く強靭な性質のヒスイ輝石岩が細かく砕けて海岸に流れ着くイメージは私にはできません。広く深い海に旅立った比重の重い翡翠の礫が20kmを超える範囲の海岸に再び打ち上げられて採取される確率と量を考えると、感覚的に供給量にも疑問が生じます。
paperminehunter
2021/05/19 - 編集済みなかなかむつかしい 推測ですね
太古の 造山運動から現在の地形になるまでに どれだけの土壌が削られて流れたのか 想像もつかない
六厩の砂金堀で 柴金といわれる 河川よりも上のほうにある場所が掘られています
山の上のほうにあった脈が流されたことを考えると 河川よりかなり高い場所に砂金があってもおかしくなさそうです・・昔の河川は現在よりも高いところを流れていて だんだん河川が流れて底が下がっていって現状になっているので 高いところになぜ砂金があるのかという疑問になるのかな
かなり重たいヒスイが 上流から流されたのか 海中付近にも脈があるのか 推測は楽しいですね
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prin
2021/05/19paperminehunterさんコメントありがとうございます。
以前は海中に翡翠の岩体がある(あった)と考えられていたようです。青海川・小滝川の硬玉産地には、数えることのできるぐらいの数しか岩が残っていません。下流の河原で、海岸で採取される大きさの礫がゴロゴロしているかといえば否、産地で破砕されていた細かな礫は時代を経てもう海まで流れ着いたのでしょう。
都市伝説ですが、海岸で採取される翡翠の中には観光の集客のため、加工で出たクズ石を撒いている噂話も!どう見てもバレル研磨されたモノ・岩石カッターの跡のあるモノが有るとか無いとか?
軽い蛇紋岩が翡翠を抱いて地下深くから運んできたとか、そうではないとか、paperminehunterさん同様にアレコレ推測することは楽しいです。
新型コロナ対策は誰にも会わずに山を歩いて帰る分にはアリかと思うのですが、これからの梅雨時期はつまらんですね。
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