2021/2/22 菊花石に石の加工を視る
初版 2021/02/22 07:50
改訂 2022/09/07 12:42
公開日:2021/02/22
私はできるだけ自然の状態が好きなので採取した石は拾ったままの状態で保管しています。大きな標本は軒先を占領して家族からは良い顔はされていません。もちろん、組織・構造を観察するために新鮮な面を割り出したり、切断したり、研磨したり、標本箱に収めるためにトリミングもします。
菊化石は母岩に閉じ込められた花を如何に咲かせ(花出し)、整形し、綺麗に磨き、石に合った台座を合わせることにより価値が高まります。ある意味、工芸品といっても良いでしょう。否、オークションを見ていると加工しすぎでは?と思われる石が見られます。タタキという手法で母岩の一部も花にしたり、酸焼きという手法で人口的にキバを創ります。ニュウと呼ばれる白い方解石や石英の脈を上手に叩いて花を創作したり、花弁状に蝋を塗った石灰岩を塩酸に漬けて花を創作したり、母岩に溝を彫って樹脂や石灰で埋めた花を創作したり、母岩に直接花を描いたりは問題外です。
やっぱり、私は、谷磨れ・川磨れが好きです。花が綺麗に現れていなくても隠れた形状を想像します。これが好みです。
※オークション画像は記事とは関係しません
paperminehunter
2021/02/24綺麗な 菊がいいと思う人も少なくないので このような加工品が出回ると思います
私は そのままの石が好きです
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prin
2021/02/24paperminehunterさんコメントありがとうございます。
工芸品と割り切ればどれもニセモノとはいえないのでしょう。菊花石の希少性の証でしょうか、このような石が出回れば本物の価値が上がります。
緊急事態宣言下、2ヶ月ばかり冬眠しています。そろそろ解除、雪解け間近、ミツバチの先輩をお誘いしてご一緒お願いします。
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paperminehunter
2021/02/25お疲れ様です 今月は とあるニッケル鉱山・中宇利・吉川・峰の沢 大井鉱床などに単独遠征しました
PRINさん 蜂さんと一緒に どこかに行けるといいですね
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