2021/2/17 秩父帯の鍾乳洞"竜ヶ岩洞"

初版 2021/02/20 07:49

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2021/02/20

付加コンプレックスは、混濁流で海溝に堆積した砂泥と海洋プレート上の遠洋性の深海堆積物が海山や海山に形成された珊瑚礁と共に海溝に引き込まれる際に、大陸プレートに剥ぎ取られ陸側に貼り付いたものと説明されています。

秩父帯に位置する竜ヶ岩洞は1983年8月に観光鍾乳洞としてオープンしました。地主の戸田さん、洞窟愛好家の竹内さん・小野寺さんの苦労はマンガ「竜ヶ岩洞物語」に紹介されています。総延長約1000mは東海地方最大級の観光鍾乳洞とPRしています。

洞窟内には"黄金の大滝"と名付けられた落差30mの滝や地底湖があります。コウモリの餌付けショー、岩石園・洞窟資料館、パワースポット"無現の岩穴"、竜ヶ石山遊歩道と、どこか手作り感覚が好感持てます。

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球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

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