2020/4/8 小矢部川で探石

初版 2020/04/11 18:06

改訂 2022/09/07 12:42

公開日:2020/04/11

臼中紋石(小矢部川梅林石)の産まれた場所を観に来ました。

小矢部川の源流から刀利ダムまでの上流部は、大門山、 猿ヶ山、大倉山などの標高1000m以上の山々が連なり、白山系の火山噴出物で構成されています。南砺市福光辺りの河川敷には上流部から流出した流紋岩や溶結凝灰岩などが散在しています。今日は時間の都合で探石の下見です。

高道万石堂さんには2年ぶりにお邪魔しました。常願寺川と真名川の球状岩(ナポレオン石)を見せていただき、産地のお話をお聞きしました。また寄らせていただきます。

Author
File

prin

球状岩は世界的にみても非常に珍しい石です。
その産地は大変な山奥や無人島であったり、産出範囲が極狭く採り尽くされたり、ただ1個体の報告であったり、転石で露頭が不明であったりと、実際に採取することの困難な石だったりします。
確認された露頭の多くは国や自治体の天然記念物に指定されている場合も多く、その成因は解明されていません。

Default